大学院受験に「偏差値」は存在しない!
だからこそ、多様な情報を手に入れよう!
自分が本当に受けたい大学院を受けてみよう!
☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。
目次
志望校決めって難しい…!
突然ですが、
あなたが高校受験や大学受験・看護学校受験した際を
思い出してみてください。
受験勉強をする際、
志望校を決めるのってなかなか大変では
なかったでしょうか?
「自分の実力だと、
どの学校に行けるのだろうか…?」「合格率はどれくらいだろうか…?」
これを見極めるのって
けっこう大変だったのではないでしょうか?
受験の必須アイテム。それが偏差値
そんなとき、
おそらく役立ったアイテムがあるはずです。
それが「偏差値」です。
模試などで出される偏差値を見て
一喜一憂なさった方も多いかも知れません。
(私もしょっちゅうでした…)
一時期は「偏差値は悪」と
言われた時期もありましたが、
これがないと「どの学校を受けるべきか」
という情報を得ることはできないのです。
私も高校教員、
しかも進路指導も担当していましたので
よくわかりますが、
「偏差値」を使わずに適切な志望校を
アドバイスするのはほぼ不可能なのです。
意外と知られていない事実。大学院受験に偏差値はない!
さて、私はなぜ今回 偏差値の話をしたのでしょうか?
実はあまり知られていませんが
「大学院受験には偏差値が出されていない」
ということをお伝えするため、です。
高校/大学などの受験では
予備校などが模試を元に
独自で「偏差値」を出しています。
大手予備校が全国の受験生の
模試データを活用し集計して作っているのが
偏差値という数値なのです。
あくまでも各予備校主体で行われているものです。
なので予備校によっては
大学の偏差値にズレが生じることもあります。
ただ、大学院の場合は
こういう全体的な「模試」は行われていない関係上
「偏差値」を出しているところは何処にもないのですね。
(誰か出してくれないかな…。
「じゃあ、お前が作れよ」、
って言われそうですが…)
大学院の本当の難易度は誰も知らない。
なので多くの人は
「大学」の偏差値イメージで
志望する大学院のレベルを判断することが
多いようです。
…でも、大学院の偏差値は出されていないので
実際のところの難易度はよくわかりません。
だからこそ、
大学院受験って
一筋縄ではいかないのですね〜。
大学受験の延長で考えて
失敗する人がいらっしゃるのは
こういう点にも理由があるるのです。
今回のポイント
今回のポイントです。
だからこそ、多様な情報を手に入れよう!
自分が本当に受けたい大学院を受けてみよう!
大学の偏差値と大学院のレベルは対応していない!
高校や大学などの受験において
志望校選択に「偏差値」はすごく役立ちます。
ですが、大学院にはそういったものが
一切ありません。
…ということは多くの場合
「なんとなく、この大学院なら行けそう!」
という「ノリ」と「勢い」で志望先を決める方が
多いのです。
(「学問」の総本山であるはずの大学院。
実はまったく科学的ではない方法で
出願先が決められています…)
言っておきますが、
大学の偏差値レベルと
同じ大学の大学院での偏差値レベルは
対応しているわけではありません。
もっと言えば
大学院だけしかない場所
(学部がない大学院)ですと
基準となる偏差値自体が存在しないのです。
大学院受験で知っておくべき3つのポイント!
ここから言えることが3つあります。
(1)志望する大学院について、できるだけ多様な情報を集めること
(2)可能なら複数校を併願すること
(3)世間的な知名度・偏差値イメージではなく、
自分が本当に行きたい大学院を受験すること
この3点です。
それぞれ見ていきましょう。
ポイント1)志望する大学院について、できるだけ多様な情報を集めること
大学院の難易度って
統一的な「偏差値」がない以上、
誰も厳密には知ることができません。
だからこそ、
いろんな人の声や情報を集め
自分なりに分析するしかないのですね。
(うちの塾もお力になれれば幸いです…!)
ポイント2)可能なら複数校を併願すること
可能なら「複数校」を併願することが
大学院合格のセオリーでもあります。
統一的な「偏差値」がない以上、
自分の実力も厳密にはわかりませんし、
受けたい大学院のレベルもなかなか知ることができません。
有名大学院が意外と「入りやすい」こともありますし、
そうではない大学院に「不合格」となることも多いです。
偏差値という指標がない以上、
複数校を併願することで
合格率を上げることができるのです。
ポイント3)世間的な知名度・偏差値イメージではなく、自分が本当に行きたい大学院を受験すること
これはポイント1・2からの
【結論】です。
どうせ「偏差値」という
統一的・客観的な指標がないなら、
「自分が本当に行きたい場所を受ける!」
というのが一番です。
「どうしよう、
自分なんかが○○大学の大学院なんて
受けていいのだろうか…」
こう遠慮する人もいますが、
どうせ客観的な指標がない以上
受けてみないと合格する・しないはわかりません。
だからこそ
教わりたい教授の研究実績を調べた上で
自分が本当に行きたい場所を探し、
チャレンジしてみるのが一番なのです。
ぜひヘンな遠慮はやめて
果敢にチャレンジなさってみてはいかがでしょうか?
私もお力になれれば幸いです!
ではまた!
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