実用的価値はゼロ!でも、アカデミックガウンと角帽の価値は変わらない…!

summary

毎週ブログのアクセス解析、今週は意外にもアカデミックガウンと角帽の記事が1位となりました。ガウンは中世ヨーロッパの防寒着が起源で、「苦学の象徴」という意味を持ちます。いまでは実用性はゼロ、でも卒業という通過儀礼において大きな価値があります。大学院を目指す方は、ガウンを着る自分をイメージするとモチベーション向上につながりますよ!

意外な記事のアクセスが1位でした!

あまりお伝えしていないのですが、
私は毎週自社ブログのアクセス解析を行っています。

どの記事を読んでいただいているのか。
どんなテーマを検索してくださっているのか。

これを毎週確認しているわけです。

実はうちのブログって
一番人気がある記事はたいてい
「敬語」関係の内容です(笑)

そのうえで大学院の「小ネタ」系の話を検索で調べていただくことが
多いです。

☆大学院ネタで毎週アクセスが多いのはこの2つの記事ですね↓

…肝心な「どうやったら大学院に受かるのか」
「どういう対策をしたら良いか」という記事は
意外とアクセスが低いのが毎回の困りごとです(苦笑)

この傾向、今週に関しては全く違いました。

それは
アカデミックガウンと角帽に関する記事の
アクセスが一番多かったんです。

☆この記事です↓

なので今回はこのネタを「深堀り」していく記事となります!

アカデミックガウンとは何か?

大学や大学院の入学式や卒業式の時。

大学の学長や教授陣がいつも着ていないにも関わらず
大きなガウンを羽織り、四角い帽子を被っている事があります。

それがアカデミックガウンと学帽です。

アカデミック・ガウンと学帽に込められた意味とは?

このアカデミックガウン、
もともとはヨーロッパ中世の大学に由来しています。

当時の大学は暖房も整っておらず、
寒さの中で学問に励む必要がありました。

そのため、防寒着としての役割を持っていたのが
ガウンの起源とされています。

つまり、

「厳しい環境の中で学び抜いた証」

として、この装いが残っているのです。

これ、「蛍雪の功」と似た発想と言えます。

「蛍雪の功」とは東晋時代の中国で蛍の光や
雪の反射光を照明代わりにして
勉強したという故事から来た言葉です。

要するにアカデミックガウンも「蛍雪の功」も、
「苦学」したことを示す象徴的意味があるわけですね。

なお、角帽はその四角い形は本をイメージしたものであると言われています。

寒い中、ガウンを羽織ってひたすら読書に取り組んだ姿が
アカデミックガウンと角帽に示されているわけです。

スティーブ・ジョブズがタートルネックを着なかった日

ところで、
アップル創業者スティーブ・ジョブズの「伝説のスピーチ」と言われている
スタンフォード大学卒業式のスピーチ映像を見たことがある方も
多いかも知れません。

このスピーチ、
大学卒業式ということもあり
アカデミックガウンを着てスティーブ・ジョブズが
スピーチをしています。

(学帽はしていないようですが)

スティーブ・ジョブズって、
いつもイッセイミヤケのタートルネックとデニムを身に着けている印象がありますが、

「さすがにこういう場面では
 アカデミックガウンという「正装」をするんだな〜」

というのが個人的に印象に残っています。

(下はタートルネックかも知れませんけど)

角帽のタッセルが意味するもの

角帽の四角さが「本」をイメージしていることを見てきましたが、
この角帽には「タッセル(房)」がついています。

学校によっては卒業式のなかで
このタッセルを右から左へ移す動作を行う事があります。

これは、学業を成し遂げて
卒業したということを示す動作となっています。

…ちなみに私、
卒業式のときにこのアカデミックガウンと角帽を
身につけたことが実際にあります。

角帽を被って歩いていると
タッセルが非常に邪魔でした(笑)

なのであのタッセル、
実用的価値はゼロ
だと自信を持って言えます。

タッセルが毎回視野に入ってきて邪魔なうえ、
少し動くとタッセルが勝手に右から左、
左から右に移動します。

それでも卒業式の中で
「タッセルを右から左に」
移動させたことだけは誇らしい気持ちで
いっぱいになりました。

(もっというと、
 アカデミックガウンって地味に暑いんですね…。
 下がスーツだと意外と蒸れます。
 なので実用的価値はホントゼロです…

実用的価値はゼロですが…

実際に私も着用したからわかるのですが、
アカデミックガウンも学帽も
まったく実用的価値はありません。

ですが、にも関わらずこの文化が残っているのは
通過儀礼
としての意味が大きいからだと思われます。

大学・大学院でともに学んだことを称え、
それを象徴するものがアカデミックガウンや学帽なのだと
言えるわけですね。

アカデミックガウンと角帽の実用的価値はゼロである!

ところで、大学院という場を
完全に「客観性」「合理性」に基づいて考える場合、
入学式・卒業式という式典は一切不要
といえます。

大人数を集めて式典をすると
人件費も場所代も空調代も相当かかります。

ましてアカデミックガウンと角帽という
「それにしか使えない衣装」を用意するのは
完全に非合理です。

さらには欧米では卒業式は基本的に夏なので
卒業式にアカデミックガウンと角帽を羽織るのは
単に暑いだけです(笑)

つまり、
あの服装、まったく意味がないのです!

ですけど、にも関わらず
「客観性」「合理性」を追求する大学・大学院において
アカデミックガウンや角帽の文化が存在するのは

通過儀礼として・
節目としての価値が
卒業式に存在するからだといえます。

人間、完全な客観性・合理性に基づいてだけ行動すると
どうも味気ない感じになります。

若干ムダがあったとしても
卒業式でわざわざアカデミックガウンを着、
学帽を被るからこそ

「ついに卒業したんだな」

「自分はやりきったんだな」

という思いが高まってくるのです。

むしろ、アカデミックガウンや角帽という
実用的価値ゼロであり
他の場面で使えない衣装があるからこそ、

卒業式の特別感がより高まり、
「卒業できた喜び」「やりきった達成感」を味わえるわけですね。

(このあたりは宗教社会学における
 儀礼の研究が参考になります)

アカデミックガウンには象徴的意味がある!

かくいう私も
実用性ゼロのアカデミックガウンと学帽を身に着けることを通して
「ああ、自分はついに卒業できたんだな」
という実感を味わうことができました。

実用的価値はゼロでも
儀礼的価値や
「ここで勉強した!」
という達成感が持つ価値は大きな物があるのです。


むしろほかで着る機会がないからこその
特別感も大きいですね…!

また私がコツコツ続けている
「社会人大学院生インタビュー」のなかで
インタビューをさせていただいた方の中にも、

大学院修了時にアカデミックガウンをレンタルして
着用したという方がいらっしゃいました。

いまもFacebookなどのアカウント写真に
その画像を使っていらっしゃるのを見ると
達成感の大きさが伺えますね・・・!

せっかくなら大学院でアカデミックガウンを!

ともあれ、
せっかく大学院に行くのであれば
アカデミックガウンや学帽、
卒業式の日に身に着けてみるのもいいのではないでしょうか?

2年間(長期履修の場合は3〜4年間)やりきった自分を称える意味でも
特別な装いで当日を迎えるのもいいですね!

これから大学院を目指す方は
ぜひアカデミックガウンや角帽を身に着けた自分の姿を
イメージしてみるとやる気が高まるのでおすすめですよ!

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