目次
「今の職場が合わない…」あなたへ。
「今の職場、なんか合わないな…」
「もっと理想的な環境があるんじゃないか」
「大学院も、もっと雰囲気のいいところにすればよかったかも…」
あなたはそんなふうに思うことはありませんか?

職場の人間関係が悪い…。
毎日やりがいを感じない…。
そういう場合「いっそのこと辞めてしまおうか」「将来性もないから転職しよう…」と思うことも多いかも知れません。
こう考えることも意味はありますが、だからといって転職したり退職したりしたらそれだけでハッピーな毎日が待っているかと言うとそうとも言い切れません。
転職しても同じようなことで悩むこともあります。
転職して給料・待遇が一気に下がることもあります。
いちがいに転職・退職したらいいかというとそうとも言えないのです。
私自身、これまでいろんな職場や大学院、組織に関わってきました。
その経験からはっきり言えることがあります。
それは「完璧な職場・組織なんて存在しない」ということです。
どこかに自分にあった最適な職場・完璧な職場があるわけはありません。
そうではなく、自分のいる居場所を「それなりに快適にする」努力をしていくほうが長期的にハッピーになると言えるのです。
今回は「自分の居場所を居心地良いものにしていく」大事さをお伝えしていきます!
「理想の場所探し」は終わらない
私たちはつい、「もっと良い環境」「もっと理想的な人間関係」があるのではないか、と考えてしまいます。
就職活動のときも、転職のときも、あるいは大学院選びでも、そう感じる人は少なくありません。
たとえば、転職サイトを見ていると、どの会社もキラキラとしたイメージを打ち出しています。
「風通しのいい社風です」
「社員同士の仲が良いです」
「成長できる環境です」
プラスの表現が溢れています。
ですが。
実際に入ってみると、「あれ、思ってたのと違う…」ということも多いものです。

大学院も同じです。
「研究環境が整っている」「先生方が熱心」などの評判を見て入学しても、実際には課題の多い日々が続く。
ときには教員や同期との関係に悩むこともあるはずです。
自分が本当に行きたいと思っていた場所でも、実際に行ってみたら「こんなはずじゃなかった・・・」と実感することも多いもの。
結局、それが「現実」なのです。
夏目漱石も言っていた。「理想の場所はない」と。
このことを、文豪・夏目漱石も『道草』の中で語っています。
漱石は作品の冒頭でこう述べます。
「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。
情(じょう)に棹(さお)させば流される。
意地を通とおせば窮屈(きゅうくつ)だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る」
後半部分を意訳すると「どこに越しても理想的な場所はないとわかったときに、人生の本質が分かる」という意味にでもなるでしょうか。

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この言葉、とても深い意味を持っています。
結局はどこにも「自分にあった場所」「自分に最適の場所」なんて存在しないのです。
であれば我々がやるべきは「いまいる場所を居心地良くするための努力・工夫」です。
今いる場所で幸せを感じられるよう、努力・工夫するべきなのです。
これは結婚相手を探すのと同じです。
「運命の相手を探している間に、一生が終わる」
私はこう考えています。
だからこそ大事なのは「結婚した相手を自分にとって最高の相手にできるよう努力すること」だと思うのです。
(私はすでに結婚を1回「失敗」しているからこそ、この努力の大事さを痛感しています)
自分なりに良くする努力」を通して、創造的な生き方を見出せるということです。
ちなみに、夏目漱石は理想を追い求めること自体を否定しているわけではありません。
むしろ、理想が存在しないと理解したうえで、現実の中に理想を作り出すことの重要さを語っているのです。

「自分の選んだ選択肢を正解にする」
私の好きな言葉に、
「自分の選んだ選択肢を正解にする」
というものがあります。
自分のキャリアを考える時、「どの選択肢が良いか」悩むことがあります。
それぞれの選択肢をどれだけ慎重に選んでも「この選択で本当に良かったのだろうか?」と悩むことがあります。
でも大事なことは「最良の選択肢を選ぶ」ことよりも「選んだ選択肢を正解にする」ことです。
つまり、選んだ後、「この選択で良かった」といえるよう最大限の努力をしていくことが大事なのです。
完璧な職場・理想の職場というものが存在しない以上、選んだ選択肢を正解にしていく覚悟が求められるのです。
「居心地の良さ」は自分で作れる
居心地の良い職場や研究室というのは、最初から用意されているわけではありません。
自分自身の関わり方、コミュニケーションの取り方、学び方によって、少しずつ形作られていくものです。
たとえば、同僚や先輩と良い関係を築くために、
・感謝を伝える
・相手の立場を理解する
・雑談のきっかけを作る
などの小さな工夫を重ねていくことで、環境は確実に変わっていきます。
また、大学院の場合も同じです。
研究室の雰囲気が合わない、指導教員と意見が食い違う、同期との関係がぎくしゃくする…。
そうしたことはどの大学院にもあります。
ですが、自分の研究テーマに誇りを持ち、周囲に敬意を持って接することで、次第に居心地が良くなっていくのです。

特に人間関係についてはある程度までは「勉強」することでコミュニケーションを改善することが出来ます。
人との関わり方の本やコミュニケーションに関する研修を受けることで関係性を改善することも十分可能。
だからこそ、「こんな職場、嫌だな…」というときほどコミュニケーションスキルの学習をしてみることが役立つのです。
「他人を変える」より「自分を変える」
もちろん、中には組織そのものに問題があるケースもあります。
上司が理不尽だったり、制度が古かったり、誰が見ても「それはおかしい」と感じる職場も存在します。
そういうときに我慢し続ける必要はありません。
限界を感じたら、転職や進学など「環境を変える」という選択も立派な行動です。
ですが、どこかに「完璧な職場」「完全な正解」が存在しないのだとしたら、他人や環境を変える前に、自分の関わり方を見直すことも重要です。
自分の中の「見方」や「意味づけ」を変えるだけで、世界の見え方が変わることがあります。
たとえば、
- 「あの人は厳しい人」→「私の成長を促してくれている人」
- 「仕事が多すぎる」→「任せてもらえている」
- 「雑務ばかりだ」→「全体像を知るチャンスだ」
このように「解釈」を少し変えるだけで、日常のストレスが軽減することも多いのです。
もちろん、ポジティブシンキングだけでは解決できない問題もあります。
ですが、「自分のとらえ方を柔軟にする」ことは、確実に生きやすさを高めてくれるのです。

「理想」を持つのは悪くない。ただし、現実と結びつけよう
ここまで「完璧な職場・大学院はない」と述べてきましたが、だからといって「理想を持つな」という話ではありません。
むしろ、理想を持つことは大切です。
問題は、「理想を追いかけるだけで、現実を見ない」こと。
理想と現実のギャップに苦しみ、「こんなはずじゃなかった」と嘆くのはもったいないことです。
理想は目標として持ちながら、現実の中でできることを積み重ねる――。
その両立こそが「成熟した生き方」なのだと思います。
結局のところ、人生のどの段階でも「完璧な環境」は存在しません。
転職しても、進学しても、どこかに課題や不満はあるものです。
しかし、その中で「いまいる場所を少しでも良くする工夫」を重ねていく人こそが、どんな環境でも成長し、幸せを感じられる人です。
だからこそ、どんな場所にいても、「ここを自分の居心地の良い場所にしてやろう」と決めて行くことがオススメですよ!
選んだ選択肢を正解にできるよう、まずは自分自身の工夫・努力を大事にしてみてくださいね!

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「今の職場が合わない」と感じたとき、すぐに転職や退職を考えるのではなく、「今いる場所を居心地良くする工夫」を大切にしましょう!選んだ道を正解にする努力が、長期的な幸福につながりますよ!