キャリア形成3つのポイント!「正解を探すこと」ではなく「選んだ道を正解にする」努力を!

summary

キャリア形成で大切なのは「正解を探すこと」ではなく、「選んだ道を正解にする努力」です。大学院進学や転職など、どんな選択にもメリット・デメリットがあります。冷静に書き出し、納得のいく判断をしましょう。選んだら集中し、迷わず行動する。その覚悟が、キャリアを前に進める原動力になります。

「今後のキャリア、どうしたら良いかわからない…」ときは?

「大学院に行ったほうがいいのか迷っています…」


社会人の方からこうした相談を受けることが多くあります。


大学院進学に限らず、転職や独立、副業、資格取得など──、社会人として今後のキャリアを考える時、多くの選択肢があります。

その中で「どれを選べばいいかわからない…」と迷ってしまうことも多いかも知れません。

今後のキャリアを考えるとき、「どれが正解なのか」悩む事が多くあります。

ですが、キャリア形成において本当に大事なのは「どれが正解か」を見つけることではありません。


むしろ、「選んだ選択肢を正解にする」努力こそが重要なのですね。

今回はそんな「キャリアにおける正解の選び方」と「選んだ後の行動」について、3つのポイントからお伝えしていきます。

ポイント1)キャリアのメリットとデメリットを書き出す!

キャリアを選ぶときにまず意識したいのが、「メリットとデメリットを冷静に書き出してみる」ことです。

たとえば「大学院進学」という選択を考えてみましょう。

大学院に進むメリットとしては、次のような点が挙げられます。

  • 研究テーマを通じて専門性を高められる
  • 同じ志を持つ人との新しい人脈ができる
  • キャリアアップやキャリアチェンジ、転職のチャンスが広がる
  • 学び直しが自信につながる

一方で、当然ながらデメリットもあります。

  • 忙しいため時間が制限される
  • 経済的な負担が増える
  • 精神的・体力的にハードになる
  • 学び続けるモチベーションを維持するのが大変
  • 費用がかかる(国立大でもトータル150万円〜)

そのため「大学院に行ってよかった」という声がある一方、「思った以上に大変だった」と語る人も少なくありません。


だからこそ、最初にメリット・デメリットを書き出しておくのが重要です。

両方考えるからこそ頑張れる!

人間が意思決定をする際、メリットなどプラスのことだけを考えるよりもメリット・デメリット両方考えて決定したほうが決断後の満足度向上につながりやすい、と言われています。

だからこそ、プラス面だけでなくマイナス面も考えるほうがいいのですね。

さらにはマイナス面を考えていると「これを克服するにはどうしたら良いか?」も考えやすくなります。

例えば「大学院に行くと忙しくて家事が疎かになる」と考えられるのであれば「食洗機やロボット掃除機など時短家電を新たに買う」や「家事代行サービスを活用する」ことが対策として考えられます。

「お金がかかる」という点であれば「日本学生支援機構の奨学金制度を使う」「教育訓練給付が使える大学院を選ぶ」ということも対策に挙げられます。

教育訓練給付が使える大学院だと2〜8割の学費の還付を受けることが出来ます。
企業で2年以上働いている人ですと対象になりますので要チェックです!
(雇用保険に入っていないアルバイトなどは除きます)

詳細はこちらの記事をご覧ください↓

ポイントは、メリット・デメリットを「見える化」した上で、感情ではなく全体を俯瞰して判断すること。


それによって、より納得度の高いキャリア選択がしやすくなります。

判断の保留も立派な選択肢。

メリット・デメリット両方を比較した時、現時点でデメリットの方が大きく感じる場合どうしたら良いでしょうか?

その場合、すぐに決断しなくてもまったく構いません。

「判断を保留する」のも立派な選択肢です。


例えば「1年間、今の仕事をしながら考えてみる」のも大事です。

時間が経つことで環境や自分の状況が変わることも多いからです。

科目等履修生としてお試し受講を。

あるいは「大学院の科目等履修生として【お試し】受講してみる」のも立派な戦略です。

科目等履修生とは大学院の授業を1コマ単位で履修できる制度のこと。

正規の入学をしていなくても可能ですし、費用は数万円程度なのでリーズナブル。

しかも大学院入学後は科目等履修生として履修した授業を卒業単位数に参入できますので学んだことがムダになりません!

ぜひ積極的に活用してみましょう!


ポイント2)選んだら「一気に」動く!1つに絞る!

次のポイントは、「じっくり選んだ後は、一気に動くこと」です。

可能であれば決めたキャリア以外の選択肢を「捨てる」思いで1つに集中するのがポイントです。

(いわゆる「選択と集中」です)


キャリア形成の際2つの目標を同時に目指すと失敗しやすいです。

それは両方を同時にやるとエネルギーが分散してしまうからです。

たとえば「大学院進学」と「転職」を同時に進めようとする方もいます。

社会人の場合はすでに「仕事」と「家庭」という2つの大きな要素を抱えていることが多いもの。

そこに大学院受験だけでなく転職活動も同時に進めると意識が散漫になります。

結果としてどれも中途半端になってしまう危険があります。

もちろん、学生時代であれば「部活と勉強の両立」といったように、複数のことを同時に進めることも可能かも知れません。

ですが社会人になると、時間も体力も限られています。

同時に複数の大きな課題を抱えると、精神的な負担が急激に増えるのです。

ですから、「選択肢を絞る」勇気も必要です。


大学院に行くと決めたら、その期間だけはほかの活動を最小限に抑える。

たとえば仕事において残業をしない工夫をしたり、地域活動の役員やボランティアを一時的に他の人にお願いしたりするのも大事かもしれません。

(フリーランスの場合は仕事量の調整もしやすいですよね)

こうした“引き算”の決断もまた、成功のための大切なステップです。

限られたリソースを、最も集中すべきところに注ぐ。


これが、社会人のキャリア形成を成功させる大原則です。

ポイント3)「どれが正解か」ではなく「選んだ道を正解にする」

最後のポイントは「どれが正解だろうか」と正解の選択肢を探すことよりも「選んだ道を正解にする」という覚悟を持つことです。


多くの方がキャリア選択で悩むのは、「どの選択肢が正しいかわからない」からではないでしょうか。

ですが実際のところ、「最初から正解のキャリア」なんて存在しません。

私たちは生きていく中で、無数の選択を繰り返しながら、その都度「正解にしていく」しかないのです。

大学院を選んだのであれば、その道を正解にするために努力するが重要です。


転職を選んだのであれば、その道を正解にするため新しい職場で成果を出すことが重要です。


つまり、「どの選択をするか」よりも、「選んだ後にどんな姿勢で臨むか」がすべてを決めるのです。

私自身、1つ目の大学院(早稲田大学大学院)に進学したとき精神的に落ち込んでしまい、一時期本当に苦しい時期がありました。

研究が思うように進まず、精神的にも疲弊して「もう辞めようか」と思ったこともあります。

ですが、「せっかく選んだこの道を、なんとしても正解にしたい」という気持ちが支えになりました。

結果的に、あの経験が今の仕事(社会人の大学院進学を支援する「1対1大学院合格塾)を立ち上げる原点になりました。


つまり、「選んだ道を正解にする努力」を続けることで、キャリアは必ず意味を持つようになるのです。

キャリア選択の本質は「自分で納得できるか」

キャリア選択は、他人の評価ではなく「自分の納得感」がすべてです。

たとえば周囲が「大学院に行った方がいい」と言っても、自分の中に納得がなければ続きません。

逆に、「今はまだタイミングではない」と判断して保留にするのも立派な決断です。

重要なのは、他人の価値観ではなく、自分の人生の軸に基づいて選ぶこと。

そして、一度選んだら「この道を正解にしてみせる」と覚悟を持つことです。

その覚悟が、どんな環境でも成長の力に変わります。

ぜひ、今回の記事をもとにあなたにとって最適なキャリアを考えてみてくださいね!


「正解のキャリア」を探すよりも、「自分で正解をつくる」。

変化するこれからの時代を生き抜くためにも重要ですよ!

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