情熱が惰性になる前に。仕事の辞め時、キャリアチェンジのタイミングをお伝えします!

藤本研一
Digest!
3月は卒業式シーズン。
 
この時期、卒業式準備だけでなく
卒業生への贈り物・手紙などの準備で
忙殺されます…。
 
最初は情熱を持って取り組めても、
次第に惰性で取り組んでしまうケースもあります。
 
情熱が惰性になる前にキャリアチェンジをする。
それが大事なのでは、と実感しています。

卒業シーズンが憂鬱な理由



3月は卒業式シーズンです。

3/1にあちこちの高校で卒業式があるほか
順次 小中学校や大学の卒業式が行われます。


私の前職は高校教員ですが、
3月の時期ってけっこう憂鬱でした。



年度末で成績付や片付けなど
やるべきことがたくさんある上に、
卒業する生徒への贈り物・サプライズなどを
考えていく必要があるからです。


卒業生を担任している場合、
高校3年間を終えるからこそ
「餞(はなむけ)の言葉」や卒業生への手紙を
贈りたい思いになります。


全員分手紙を書く大変さ。


これは純粋な思いなのですけど、
ふと担任するクラスの人数を見て

「全員分手紙を書くってツラいな…」

と思ってしまう自分がいました。

自分としては卒業する生徒に
「これからも頑張って!」
というメッセージを伝えたいのですが、
かといってみなに手紙を書くことにすると
だんだんつらくなります。



3月は期末試験の採点・成績付けや
通知表作成などやるべき作業が多いです。

さらには指導要録(通知表のさらに詳しい版)の作成や
卒業式の準備なども行うことになります。




それと並行して手紙を書くのは
本当に至難の業。



教員によっては
卒業式前に
徹夜して作業する人もいるほどです。



情熱が惰性になる前に。

私は高校教員時代
かれこれ2回
卒業生を担任しました。



その度に
卒業生への準備をするのは
大変だった反面 楽しかったですね。


でも、これを
このあと定年までの30数年
定期的に続けていくことを考えて
憂鬱になったのも事実です。

だからこそ、
卒業生への贈り物準備などを
惰性や義務でやるようになる「前」に
教員をやめて正解だったと思います。

仕事を辞めたり
キャリアチェンジをしたりするのって
こういう「情熱」が「惰性」に変わる前に
行うほうが楽しいように思います。

つまり、
卒業生へのメッセージ書きを
情熱を持ってできている間に退職したほうが、
「惰性」でイヤイヤやるよりも価値的だと思うのです。


情熱が惰性になっていないか。


仕事の辞め時を考える際、
参考にしてみてください。

今回のポイント


情熱が惰性になっていませんか?

キャリア形成のキーワード 情熱と惰性。

今後のキャリアを考える際、
情熱と惰性がキーワードになります。



自分はこの先も
情熱をもってこの仕事をできるかどうか、

惰性になってしまっていないかどうかを切り口に
自分の仕事やキャリア形成を考えていくほうが
毎日楽しくなってくるのです。



教員の仕事、3年すると慣れてくる。


正直言いますと、
高校教員って3年くらいやっていると
担任する生徒も一巡しますし、

教える内容も毎年ほぼ一緒なので
慣れてきます。


行事運営や生徒指導・進路指導などの
分掌業務も
3年やれば一通り身につきます。

私が高校教員を4年で辞めたのは
3年で一通り学んだ以上、
このあとを「惰性」で過ごしそうな気がしてしまったから、
なのですね。

惰性になる前にキャリアチェンジを!

長い人生、
仕事を情熱的にやるか
惰性でやるかで
日々の充実度が大きく変わります。

情熱と惰性を考えたうえで
キャリア形成を考えてみてくださいね!



ではまた!


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