ドラッカーの名言「初職は賭けである」!初職経験でキャリア形成を!

藤本研一
Digest!
ドラッカーは「初職は賭け」といいました。
いくら自己分析をしていても、
初職が自分にあうかは働いてみないとわかりません。
諸職を通して自分に合った働き方がわかるのです。

その意味で初職は自分のキャリアの方向性を
教えてくれる重要な機会となりますね!
 

卒業式シーズン!



いま大学の卒業式シーズン。


うちの塾に通っている大学生の方で
今年 卒業式を迎える方も多くいらっしゃいます。



ご卒業なさる皆様、
本当におめでとうございます!



今年大学を卒業なさる
うちの塾の受講生の方は
旅行業界や官公庁など
ことし様々な進路先に進まれます。

新たな職場でのご活躍、応援しています!

ドラッカーの名言!初職は賭けである!



さて、今回は初めて仕事につくとき(初職)に
必要な考え方をお伝えしていきます。

それは、
これからの自分のキャリアを考える際に
初職での経験が大きくものをいう、
ということです。



経営学者・ドラッカーは
「初職は賭けである」
といっています。

学校を出て最初に就く仕事を初職といいますが、
初職が自分にあっているかどうかは
正直やってみないとわかりません。


仮に第一志望の職場に入ったとしても、
その職場が本当に自分に合うかはわからないのです。

もちろん、初職が自分にあっていて
そのまま活躍できる、
という人もいらっしゃいます。

ですが、結局のところ
初職が自分にあうかどうかは「賭け」なのだと
ドラッカーが言っているわけです。



初職によって自分にあった働き方がわかる!

初職を経験することで
自分にあった働き方はどういうものか
明確になります。


大組織で働くほうがいいか、
小組織で働くほうがいいいか。

チームワークを活かす職場がいいか、
個人で活躍できる職場がいいか。

ゼネラリストを目指すべきか
スペシャリストを目指すべきか。



これらは自分で仕事をしてみることで
初めて気付くことができます。

学生時代に
インターンシップやアルバイトをする人は多いですが、
それだけだと仕事のイメージは掴めないのです。

初職があっていたら万々歳、あっていなくても方向性がわかる!

初職が自分にあっていたら
その職で活躍すればいいのは当然ですが、

仮に初職が自分にあっていないときも
仕事をしながら
「どういう職が自分にあっているか」
を考える機会が得られるのです。

つまり、初職での経験を元に
次の仕事はどういうものがいいかを
考えていくことができるのです。


その意味で
初職が自分にあう・あわないを通して
今後の自分のキャリア形成の方向性が見えてくるわけです。


もちろん、
初職が自分にあっていたらいいのですが、
必ずしもそうでないこともあります。



ですが、初職を経験するからこそ
自分にあった働き方に気付くことができるのです。




ぜひ初職を前向きに
チャレンジしていってくださいね!

今回のポイント


初職は賭けである!
初職を通して自分に合った仕事の仕方を認識しよう!


私の初職は高校教員です。

私立高校の勤務は大変ながらも
学ぶことが多くありました。



実際に働いてみて気づいたのは
自分は大組織よりも
小さい組織の中で活躍するほうが向いている、
ということ。

大組織だと自分の持つ役割は
どうしても小さくなりますが、
小組織だと一人何役もこなす必要があります。

大変ではありますが、
自分が組織を動かしているという
やりがいを得ることができます。

また、多様な役割を担うので
成長の機会も多くあります。


そんな理由から
私にとっては小組織のほうが向いている、
と感じましたので
次の仕事を目指す際は小組織のものを
目指そうと思いました。

また、ゼネラリストよりは
スペシャリストになるほうが
自分に向いているのも気づきました。


結果的に独立して
自分の塾を開くことにしたのも、
初職での学びが元になっているわけです。

ぜひ「初職は賭け」を意識して
これからの新生活
前向きに捉えていってくださいね!


(「賭け」と思っていると
 仮に思っていたような職場でなかったときも
 失望せずに済むのがいいところです

ではまた!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください