昔の夢、思い切って手放しませんか?目標を捨てると、心が軽くなる!そんな夢なら捨てちゃえば?

藤本研一

Digest!
昔目指していた目標や夢。
それが時折「重荷」になることがあります。

私の場合はフルマラソン完走。
以前は毎朝のように走っていたのですが、
コロナで走る習慣が消えました。

でも目標として「フルマラソン完走」を掲げていると
なにもやっていない自分がキツくなってくるのです。

であれば思い切って過去の夢を捨てたほうが
いまやるべきことに集中できますし、
心もスッキリ軽くなるのです。

 


あなたの夢を100個書き出そう!

以前、なにかのセミナーに出た際、

「あなたが今後やりたいこと・
 自分の夢を100個書き出そう」

というワークをやったことがあります。



A3の紙を横に広げ、
自分のやりたいことや夢を
片っ端から書いていくのです。


「世界一周旅行に行きたい」や
「テレビに出たい」
「本を出したい」などを
どんどん書いていくわけです。


このワークは宿題となり、
宿泊先のホテルで書き続けることになりました。

「あれ、意外と夢がない…?」

やっていて気づいたのは、
「勢い」で書けるのは30個くらいまで
ということです。

31個目以降は
無理矢理ひねり出す形となります。


例えば
「アメリカに行く」と書いたら
「カナダに行く」
「イギリスに行く」
「フランスに行く」などと
似たようなものを書いていく形となります。


書いていると、

「自分って、意外とやりたいことや夢が
 ないんだな…」

と思ってきます。


(ぜひあなたもやってみてください。
 意外と書けなくて愕然とするはずです

最後の方は買い物リスト。

それでも
以前からなんとなく思っていた
夢や目標をどんどん書いていき
なんとか100個揃えました。

最後の方は
「新しいシャツを買う」
「新しいパソコンを買う」
「新しいiPhoneを買う」などと
買い物リストになっていましたが…(笑)



夢や目標を計画に落とし込むと。


さて、このセミナーでは
書いた夢や目標をもとに
自分が今後実現したいビジョンを
考えていくことになりました。


その上で、
自分がやりたいことを計画に落とし込む
作業もしていきました。



具体的には
1年以内に達成する短期目標
3〜5年以内に達成する中期目標
10年以内に達成する長期目標などを
考えていったのです。


自分が書いた夢を
短期目標・中期目標・長期目標に落とし込むだけなので
そんなに負担ではありません。


計画に落とし込めると
なんだかワクワクしてきます。


「世界一周旅行を3〜5年以内にいくには
 ◯◯万円必要だから
 月◯円ずつ貯金していけばいけそう…」


こういう計算もできるので
なんだか楽しくなってきたのです。


やりたいことリストを作ると、なぜかやる気が下がる件

ところが。


しばらく経つと
なぜかワクワクが消えました。


やる気も下がってきました。

「やりたいこと」「夢」を書き出してはいるものの、

「これ、本当にやりたいのかな…」

と疑問を感じてきたのです。


世界一周旅行やフルマラソン完走、本当にやりたいか?

さきほどの「世界一周旅行」にしても、
「お金を貯め、
 仕事で休みを取ってまで
 本当に行きたいのかな…」
と疑問になってきました。

特に、私がいちばん引っかかりを感じたのは
「フルマラソン完走」という目標です。



私は中学時代 陸上部だったこともあり
走るのが好きでした。


以前はほぼ毎朝走っていましたし、
札幌の各種マラソン大会もあれこれ出ていました。


ハーフマラソンは完走できていたので
「そろそろ42.195kmの
 フルマラソンも完走したい…」
と思っていたのです。



そのため「やりたいこと」100個の中にも
フルマラソン完走を書きましたし、
1年以内に達成したい短期目標のなかにも
フルマラソン完走と書きました。




ですが、よく考えると
私はコロナ以来ほぼ走る習慣がなくなっています。

代わりに、
筋トレをするため
週1でジムにいく習慣ができました。


筋トレ自体は楽しいものの、
筋トレをいくらやっても
フルマラソン完走という目標には近づきません。

「いつか走らないとな…」

そういう思いがずっと自分の中にありました。


フルマラソン完走という目標が
「重荷」になっていたのです。



目標や計画表を私は毎日見るようにしていますが、
見るたびになんだか気が重くなっていったのです。


「いつか走らないとな…」

見るたびに重い気持ちを感じていました。

過去の夢、重荷になっていませんか?

ある時、いつものように目標を観ていて
ふと気づきました。

「あれ、自分はフルマラソン完走、
 実はやりたくないんじゃないかな…」

そう思ったのです。



確かに以前の私は走るのが好きでしたし
フルマラソン完走を真剣に考えていました。


ですが、いまの私は
走るのがそんなに好きではないし、
フルマラソン完走という目標は
そんなにやりたい目標ではありません。

であれば、目標や計画から削除したほうが
気持ちがスッキリするのじゃないかと
気づいたのです。

目標を消すとスッキリする!

その場で「フルマラソン完走」という目標を
二重線で消すと、
なんだか心が軽くなった気がしました。

「やりたいこと」や夢であっても
昔から「惰性」で立てている目標なら
消したほうがいいのではないか。



この経験から気づいたのです。


今回のポイント


昔やりたかったこと・昔の夢に縛られていませんか?
思い切って捨ててしまえば
心も軽くなる!

その夢、本当にいまも実現したいですか?


むかし立てていて
いま達成しないままになっている目標や夢って
けっこうあります。

「英語で講演ができるようになりたい」という夢や
「行政書士の資格を取る」という目標など、
私も色々あります。


これ、達成できたら
たしかに嬉しいです。


ですが、
今の時点で本気で達成するつもりがないなら
目標や夢から外してしまったほうがいいですね。



夢や目標って
たくさんあると
エネルギーが分散してしまうのです。

であれば、
イマイチな夢や目標、
思い切って減らしてしまったほうがいいのです。

昔目指していた資格のテキスト、本棚に残っていませんか?

たとえば
本棚を見ると
昔 勉強しようと決意して挫折した
資格試験のテキストや英会話の資料が
置いてあることがあります。

すると本棚を見るたびに
「ああ、いつかやらないと…」と
重荷になってしまうのです。


であれば思い切って捨ててしまったほうが
気持ちが軽くなります。


結果、
自分が目指したい夢や目標に向け
エネルギーを集中できるようになります。


「絶対達成したい夢や目標」を目指すためにも、
「できれば達成したい夢や目標」や
「昔 目指していた夢や目標」、
消してみるのがおすすめですよ!


ではまた!


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