細切れ時間の活用は大事だけれど…。
よく社会人の方から伺うことがあります。
それは
「大学に受かるためにはちょっとした時間を
いかに有効に活用するかが大事ですよね」
という話です。
実際、15分の待ち時間や信号待ちの時間など、
こま切れ時間に何か専門の用語を読んだり、
参考書を1ページでも読んだりすることはプラスになるかもしれません。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2024/03/dokusyo_read.jpg)
ですが、ここには
大きな落とし穴があります。
細々した時間をいかに活用しても
それは「自己満」にしかならない、ということです。
細切れ時間の活用は自己満?
ちょっとした待ち時間に勉強すると
「こういう間でも勉強する私ってすごい」
と自己陶酔に至れます。
ですが、そういう人に限って
時間を割いて勉強をしないものです。
(私もそうですので反省…)
細々した時間に勉強するのも効果は無いわけではないですが、
本当は机に向かって
集中して勉強できる時間を確保したほうが
有益なのですね。
細切れ時間で大成した人はいない事実。
経営学者ピーター・ドラッカーも言っていますが、
細々した時間で
偉大な業績をあげた人物はいないのです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2024/02/240223time_money.jpg)
細切れ時間をいかに活用しても合格には通じません。
それは細切れ時間でできることは
しょせん断片的なことばかりだからです。
大学に受かるためには、
小論文を書く練習や専門の論文を読み込む時間が必要です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/07/read-1024x683.jpg)
これらは細切れ時間ではなかなか対策できないのです。
なので、大学院に合格するには
まとまった時間をいかに作るかがポイントになります。
いかにまとまった時間を作るか?
では、どうやったらまとまった時間を
作れるのでしょうか?
私がオススメしているのは
カフェや図書館の活用です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2019/09/beverage-breakfast-cafe-2642842-1024x768.jpg)
仕事が終わった後、
カフェや図書館に必ず立ち寄り
1時間だけ勉強するなど
自宅と職場以外の場所をうまく活用するのがいいでしょう。
そうやって30分や1時間単位での学習を
いかに増やすかが必要なのです。
ドラッカー自身も
集中できる時間をいかに確保できるかが重要である、
と指摘しています。
やらないことを決める!
ポイントは
やらないことを決めることです。
やらないことを決めて
やるべきことに力を注げるよう
タイムマネジメントをしていきましょう!
私の場合でみてみます。
私は365日まいにちのブログ更新を7年半以上
毎日おこなっています。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/03/blog-1024x576.jpg)
ブログ執筆には細切れの時間も使いますが、
それだけではまとまった形でブログを書くことは不可能です。
なので、何としても30分や1時間という時間を
1日の中に作り出しブログを書くようにしています。
そうしないと人様に読んでもらえるような文章にならないのです。
(本当にそうなっているかはわかりませんが…)
ほかにも私自身専門分野の論文や書籍を読む際は
電車の移動時間だけではなく
自宅に帰った後や帰宅途中のカフェでも読むようにしています。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/03/read-1024x683.jpg)
そうすると内容を体系的に理解できるようになるのです。
まとまった時間をいかに作るかが
自分のキャリアアップにつながっていくのです。
今日のポイント
細切れ時間の活用だけでなく、まとまった時間をいかに作るか。
まとまった時間を作るために何ができるかを考え、実行を!
まとまった時間を作れるよう、努力を!
いかにまとまった時間を作れるか。
それが社会人のキャリアアップにとって必要不可欠です。
細切れ時間を活用するのも大事ですが、
それだけでは合格につながらないことを念頭に置きましょう。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2024/03/sukima.jpg)
この教訓は私も多くの失敗から学んだものです。
まとまった時間をいかに作れるかを考え、
まとまった時間を作れるよう、
積極的に取り組んでみてくださいね!
ではまた!
よく「合格のためにはスキマ時間を
いかに活用するかが大事ですね!」
という方がいらっしゃいます。
たしかに用事の合間のスキマ時間の活用は大事ですが、
それだけで大学院に合格することはできません。
大事なのは30分や1時間といった
まとまった時間をいかにつくれるか、です。
仕事後カフェに行くなど、
まとまった時間を作る努力が合格に直結しますよ!