キャリア形成はカードゲームと同じだ!レアカード(スキル)入手と、カードの組み合わせに留意する!

藤本研一
Digest!
キャリア形成はカードゲームに似ています。
 
レアカードを手に入れるため
スキル開発に取り組む必要がありますし、
手に入れたスキルや職務経験を
適切に組み合わせていくことが求められるからです。
 
なかでも健康カードについては
途中で失わないよう注意が必要です。
 
 
こうやって適切に自分のスキルを活かす発想が
キャリア形成の秘訣ですよ!

キャリア形成とカードゲームは似ている!


キャリア形成はカードゲームに似ている。

これ、私の率直な実感です。

カードゲームといっても
トランプではなく
トレーディングカードゲームに近いです。

カードゲームというのは
マジックザギャザリング
ポケモンカードです。

小さい時、私はこの2つのカードゲームを
しょっちゅうやっていました。



弟と毎日のようにバトルしていたのが
懐かしいです。



マジックザギャザリングは
当時「世界中で大人気のカードゲーム」と
聞いていたのですが、

兵庫の片田舎に住む私のまわりでは
全く流行っていませんでした(笑)


当時は「遊戯王カード」の方が流行っていて
マジックザギャザリングやポケモンカードをやっているのは
私と弟くらいでした。

レアカードを入手して、自分のデッキを強化する!

こういったカードゲームがトランプと違うのは、
カードを交換や購入して
自分の手持ちデッキ(カードの束・山札)を
レベルアップできる所です。

トランプだと使うカードの種類はすべて同じですが、
カードゲームだと使うカードを組み合わせて
自分の山札(デッキ)を作ることが求められます。

戦略を立ててカードを組み合わせ
自分だけのデッキを作り上げる。

そのデッキからゲーム時に順次カードを引いていき、
引いたカードを使って
相手とバトルしていく。


これがなかなか楽しいのです。



自分だけのデッキを作るということは
キャリア形成でいうところの
資格取得やセミナー受講など
学習が当てはまるでしょう。



学習することでデッキに入れられるカードの
レベルを高めていくのです。

レアカード(スキル)は入手困難…。

ただ、このカードのレベルを上げるのは
なかなか大変です。



カードゲームの切ないところは
レアカードは入手困難、
というところにあります。


「あのカードをデッキに入れられたら
 間違いなく強くなるんだけど
 お金がないから買えない…」

小学生の私は
こういう悩みを常に持っていました。


カードゲームで使うカードは
10~15枚が袋に入って販売されています。

こんなちょっとしか入っていないのに
500円くらいします。
(小学生には大金です…)



中に何のカードが入っているか
買うまではわかりません。

なので欲しいカードがある場合
それこそ何セットも袋を買い続けることが
求められるのです。

あるいはカードゲーム専門店に行って
店頭で販売しているカードを1枚数千円で
買ってくる必要があります。


「欲しいカードがあるのに
 高くて買えない…」

小さい頃の私は
カードゲームを通して
資本主義の厳しさを実感したわけです。

お金があれば欲しいカードを手に入れられますが、
ないなら友人と交換して
手に入れるしかありません。

ですが、なにせ私は田舎の小学校にいたので
マジックザギャザリングをやっている友人は
皆無でした。


イヤでも自分でカードを買って
欲しいカードを手に入れる必要があったのです。

キャリア形成にもこれが当てはまります。


レアな資格や本当に役立つスキルは
手に入れるのに手間とお金がかかります。

(逆にしょぼい資格はすぐ手に入ります)

だからこそ、
それなりの投資をし続けることが
キャリア形成には必要なのです。

時間とお金をかけてレアなスキルを入手する!

私が社会人にオススメしている大学院進学も、
2年という時間と
150~200万円というお金がかかります。

これ、
レアカードを手に入れるコストと同じ、
と言えるでしょう。



コストがかかるからこそ
他の人が持っていない強みとして
キャリアを輝かせることができるのです。

(医師免許や弁護士・公認会計士といった難関資格は
 もっと手間とお金ががかかります・・・。
 だからこそ有益な資格と言えるわけです)

イマイチなカードも組み合わせ次第!




おまけに、
カードゲームとキャリア形成が似ているのは、
手に入れたスキルがどんなによくても
時代状況や環境が悪いと役立たないところ。

電卓やコンピュータが普及する以前、
「珠算(そろばん)有段者」は
会計事務所への就職に必須のスキルでしたが、
いまはそろばんのスキルは(ほぼ)役立ちません。

それでいて
珠算の資格を取るために必要な
勉強時間は以前と全く変わっていません。


努力量が必要な難関スキルでありながら、
時代状況の変化で役立たないスキルになってしまっているのです。


(もちろん、珠算で集中力や計算スキルを高めることが
 他のことに役立つ点も大きいので念のため)

これはレアカードをデッキに詰め込んでも
ゲームの際に全くそのカードを引けない状況に
近いです。


こういうふうにレアカードを引けない状況、
あるいは手持ちのカードにレアカードがなく
「イマイチ」カードしかない状況も
よくあります。

カードのシナジー効果で道をひらく!

こういう場合でも諦める必要はありません。


カードゲーム最大の醍醐味は
カード同士のシナジー効果です。


私は小さい頃「コンボ」と言っていましたが、
カードの性能を高めるカードを使うことで
効果が倍増するのです。

「マジックザギャザリング」においては
カード同士のシナジー効果で
カードを使うためのエネルギーを
無限に湧き立たせることが行うことができます。

あるいは体力を無限回復するコンボもあります。


これらを発動させることができると
ほぼ負けなくなります。

1枚いちまいのカードは弱くても
組み合わせれば大きな敵をも倒せる。

それがカードゲームの醍醐味なのです。




キャリア形成においてもこれは
あてはまります。


しょぼいスキル・資格であっても
組み合わせることで
希少価値を発揮させることができるのです。

たとえば行政書士という資格は
持っている人も多いので
これだけで独立するのはなかなか難しい、
と言われています。

ですが、例えば
介護士資格や社会福祉士の資格も持っていて
介護施設での勤務経験がある場合、

【福祉施設の設立専門の行政書士】として
設立相談から運営のアドバイスまで
トータルにサポートできるコンサルタントとして
仕事ができるかもしれません。

資格やスキル・職務経験の組み合わせが
新たなキャリアを形作ってくれる
1つの例であるといえるでしょう。


私も元高校教員という肩書と
大学院修士課程修了という経歴をもとに
大学院受験の塾を経営していますが、

これも単独ではしょぼいスキルを組み合わせたコラボ、
といえなくもありません。


カードゲームからキャリア形成の秘訣が見える!

カードゲームをすると
キャリア形成の秘訣があれこれ見えてきます。


キャリア形成も
カードゲームのように
レアカードを集める(=スキルを高める)努力と、
カードのシナジーを発揮する

(=スキルを組み合わせる)工夫をするのが
ポイントとなるのです。


今回のポイント


キャリア形成はカードゲームと同じ!
自分の手持ちカードのレベルを上げ、
適切に組み合わせていく!

健康カードにも留意を!

変化する今の時代、
自分の手持ちのカードをいかに使っていくか、
いかに組み合わせていくかを
重視するのがおすすめです。


今の時点でそんなに強いカード(スキル)を持っていないなら
今のうちから勉強・準備して
高めていくのが必要でしょう。


このカードには「健康」というものも入ります。


体を壊したり
ストレスで心がやられたりすると
このカードを失ってしまうので
大変キケンです。

今回の記事をヒントに、
ぜひトータルなキャリア形成を
心がけていきましょう!


(この記事を書いていて
 カードゲームをやりたくなってきました…。

 たまにはカードゲーム、
 やってみようかな…)

ではまた!


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