目次
人から聞いて腹落ちした名言。
最近、ある人から聞いて、
妙に胸にストンと落ちてきた言葉があります。
それはこういう言葉↓
「やりたいことと、やったと人に言いたいことは違う」
この一言、なかなか強烈でした。
「確かにそうだよな〜」と納得しました。
この言葉、
自分の今後の生き方やキャリアを考えるうえでも
重要な言葉だなと感じます。
今回は「やりたいことと、やったと人に言いたいことは違う」
という言葉をもとに
目標設定のポイントを見ていきましょう!

それ、本当に自分がやりたいことですか?
自分の目標を考えるのって
自分の「今後」を考えるうえで有益です。
イベント・セミナーに参加した際に
自分のやりたいことや夢を書き出すワークを
することがあります。
逆に自分のセミナーや講義の中で
受講生の方に
「自分がやりたいことを書き出しましょう!」
というワークを行うこともあります。
やりたいことを書き出す。
これ、やってみるとけっこう楽しいです。
ワクワクします。

…ただ、この時注意すべきは
「本当に自分がやりたいこと」と
「やったと人に言いたいこと」が
結構な確率で混ざってくるということです。
あなたは世界一周旅行、「本当に」行きたいですか?
これからの目標や夢を書き出す時、
よく書く人がいるのが
「世界一周旅行」です。
(私もよく書いています…)

世界一周旅行。
言葉的に楽しそうですし、
ワクワクしてきます。
ですが。
これ、心の底からやりたいという人って
どれくらいいるのか私は少し疑問に思っています。
居酒屋のトイレの壁によく
「ピースボートで世界一周」というポスターが出ていますが、
見てみると100日以上掛けて世界一周にいくツアーとなっています。
費用も百~数百万円かかります。
安いプランだと相部屋です。
暑い国も寒い国も行くので荷物も多い上、
船の上だと酔いやすく、
現地の食事も必ずしも口に合うとは限りません。

…こういう想像をすると
「そこまで行きたくないな…」
と私なんかは思ってしまいます。
(100日もの間 仕事を空けるのも大変そうですし…)
船旅でなく飛行機で行く場合も、
エコノミークラスだと長時間拘束されますし
こちらも「乗り物酔い」のリスクがあります。
感動する体験ができたとしても
時間的・金銭的にかなりな出費になります。

こうやって具体的に考えていくと
世界一周旅行って「本当にやりたい!」ことというよりは
「実は世界一周をしたことがあるんだ!」
と人に言いたい・自慢したいことなのかも知れないと思うのです。
(あくまで私にとって、ですが)
もし「世界一周旅行をした」と
人に言いたいだけであれば
無理して時間とお金をかけて
世界一周旅行に行かなくてもいい、ということになります。
むしろもっと優先すべきものがあるようにも思うのです。
同様に、
「仕事をやめてバックパッカーとして世界を回りたい」
という夢を語る人もいますが、
この場合も「本当にやりたい」ケースと
「やったと人に言いたい」ケースとで話が変わってくるように思います。
本当にやりたいなら別ですが、
もしそうでないなら
仮にバックパッカーとして世界を回ったとしても
それほど楽しくないのではないか…、と思うのです。
(世界一周旅行の時のイメージ以上に
過酷でストレスフルな経験になるのが
容易に想像できてしまいます…)
「やった」と人に言いたいことを優先していませんか?
ここから言えることは
自分が本当に「やってみたい!」ことと、
人に「やった」と言いたいこと・自慢したいことは
別物であるという事実です。

自分の夢や目標としていることが
本当に「やってみたい!」ことであるならば幸せですけど、
そうでなく単に「やった」と言いたいだけであれば
それを目指すと逆に不幸になるケースもあります。
でも、目標や夢を考える時
ついつい人に「やった」と言いたいことを
掲げてしまうことってあるんですよね…。
自分の苦い経験から気づいたこと
私自身、「やりたい」ことと「やった」と人に言いたいことを
混在して考えていたなあ、と反省しています。
高校教員をやめて独立した数年後。
仕事がある程度うまく回り始め、
金銭的にも余裕が出てきた頃のこと。
当時、自分に自信がなく、
常に不安を感じていました。
「仕事がうまくいかなくなったらどうしよう…」
「人にナメられたくない…」
そういう思いがありました。
そこで自分が取ったのは
「高級品志向」でした。
高い万年筆を買って日常使いしたり、
やたらと良いスーツを見に行ったり、
ブランド物のカバンを買ったりするのに
エネルギーを使っていました。

当時「ブランドカバンを買いたい」
「グランドセイコーがほしい」などというのが
自分の目標や夢でした。
もちろん、高いものは品質も良く、
使うと気分が上がります。
ただ、ある時ふと気づきました。
「これって、本当に自分が欲しいものなのか?」
「こういうものを買える自分を、認めてほしいだけではないか?」
振り返ってみると、
後者の要素がかなり大きかったように思います。
つまり高い万年筆やブランド物のカバンは
「持っていると人に言いたい」ものであり、
本当に「ほしいもの」「手に入れたいもの」ではなかったわけですね…。
…気づくためにまあまあな出費をしてしまい、
反省しているところです。
キャリアでも、同じことが起きている
「やりたいこと」と
「やったと人に言いたいこと」は違うという事実。
これ、自身のキャリアを考えるときにも同じことが言えます。
例えば転職活動をする時
ついつい「自分が働きたい」職場よりも
「人に自慢できそうな職場」を優先することがあります。
資格試験にしても、
本当に「やりたい」ことというよりは
「目指すとカッコいい」
「持っていたら自慢できる」資格を目指すことがあります。

講師業の世界でも、
「一流企業である〇〇で研修を行いたい」
「有名な会場で講演をしたい」
「業界で有名になりたい」
という夢を掲げることがあります。
これらについて
「自分はこういうことをやった!」
ということが出来ると周囲の反応もいいですし、
自慢もできます。
ですが、本当にそれを自分がやりたいかどうかは
また別問題です。
私は以前、
「北海道内だけでなく、
本州からも毎週研修依頼が来るようになりたい」
「研修講師として有名になりたい」
と思っていました。
ですが、
仮に本州から毎週研修依頼が来ると
移動だけで仕事時間が消えていきますし、
研修講師として有名になると
本業の大学院受験対策講義の時間がなくなってしまいます。
なのでこの目標は
「やりたい」目標ではなく
「やった」と人に言いたい目標だったのですね。
このズレに気づけると、
目標設定がより正確なものになります。
具体的に言えば
無理のない目標になっていくわけですね。
今、私が「やりたい」と思っていること
では、今の私が「やりたい」目標ってなんでしょうか?
研修講師としての目標ですと、
「北海道内各地から呼んでいただける講師になる」
ことです。
すでにこれまでも道内14総合振興局・振興局すべての地域で研修実績がありますが、
さらに道内のいろんな地域に行かせていただき、
参加者の方と関わりながら研修を行っていきたいと考えています。

研修業界で全国的に有名になれたらそれも「嬉しい」ですが、
それよりも道内の各地を回り、
一つひとつの会場で参加者の方のお役に立てるほうが
嬉しいと感じています。

この目標は
「やったと人に言いたいこと」ではなく、
自分が「やりたい」こと、
「やっている最中に満たされる」目標だと思うのです。
人に自慢するための努力は、楽しくない
「やったと人に言いたいこと」のために
時間とお金と努力を掛けていくのは
けっこう「しんどい」です。
それに、実現できたとしても
本当に楽しいか・幸福を感じられるかは
別問題だと思います。
人に自慢するためだけに頑張る努力は、
長続きしませんし、楽しくありません。
しかも、
「自慢するため」という動機だけであれば、
意外と近道があることもあります。
(「フェラーリに乗ったことがあると自慢したい」という目標であれば
無理してフェラーリを買わなくても
フェラーリを持っている人に頼んで運転させてもらえば目標が達成します)
せっかく自分の時間とエネルギーを使うなら、
心から納得できるものに使いたいですよね。
なのでぜひキャリアを考える目標設定をする際は
「やりたいこと」と
「やったと人に言いたいこと」を分けて考えてみるのがオススメですよ!

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「やりたいこと」と「やったと人に言いたいこと」は違う。最近この言葉が胸に刺さりました。目標設定では、この二つが混ざりがち。「世界一周したい」「ブランドカバンが欲しい」という目標も、実は「人に言いたい」目標に過ぎないかも知れません。本当にやりたいことは、やっている最中に満たされるもの。人に誇るためではなく、自分が納得できる目標を選ぶことでキャリアが豊かになります!