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「自分のため」のキャリアアップは頭打ちに!
キャリアアップを目指す人ってたくさんいらっしゃいます。
ここで確認したいのは「では誰のためにキャリアアップを目指すか」という視点です。
キャリアアップをするのは「自分のため」と答える方も多いかもしれませんが、これだとキャリアは頭打ちになります。
そうではなく「関わっているお客さんのため」「周囲のため」「社会のため」にキャリアアップを目指したほうがより成長していけるのです。

今回は「誰のためにキャリアアップをするか」というテーマでお届けします!
ドラッカーの言葉から考えるキャリアアップの本質。
経営学の父とも言えるピーター・ドラッカー。

ピーター・ドラッカーの著作を読むと、キャリアについて深く考えさせられる言葉がいくつも出てきます。
私が講座などでよく紹介しているのは次の言葉です。
「人に教えることほど勉強になることはない。
人の成長に助けになろうとすることほど自らの成長になることはない。
それどころか、人の成長のために動かない限り、自ら成長することはない」
(『現代の経営(上)』262ページ)

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これはキャリア論としても、人生論としても本質を突いた言葉です。
勉強って、自分が勉強したときよりも誰かに教えたときのほうが理解が深くなるもの。

自分のためだけに勉強するのではなく、誰かのために教えたときのほうが学習が進むのです。
自分のためではなく誰かの成長のため。
その視点を持った時、人は更に成長できることをドラッカーが教えてくれています。
自分中心のキャリアでは成長は頭打ちになる
ただ、多くの人はキャリアアップを考えるとき、つい次のように思いがちです。
- 自分がもっと稼げるようになりたい
- 自分の生活を良くしたい
- 自分だけは成功したい
もちろん、これらの気持ちは自然なものだと言えます。
キャリア形成には「生活の安定」という側面があるのですから、これは決して悪いことではありません。
ですが、ドラッカーの考えを用いるなら、自分のためだけに動いている間は成長はあまり起こらないと言えるのです。
実際、自分中心でキャリアを選ぶと、どうしても視野が狭くなり、「自分のメリット」「自分の損得」だけで判断するようになります。
すると、仕事で壁にぶつかったときに逃げやすくなりますし、努力を続ける理由を見失ってしまうのです。
重要なのは「自分のため」だけではなく「他者のため」「周囲のため」という視点を持つこと。
それが結果的に自分の成長にもつながるのですね。

大学院進学も「自分のためだけ」だとうまくいかない
ちなみに大学院受験においても、「自分のキャリアのため」だけを目的にしている方よりも「もっと患者さんに深く関わりたい」「学問の世界に貢献したい」と考えて進学を目指している方のほうが結果が出やすい傾向があります。
もちろん、どういう目的で大学院進学を目指しても良いのですが、「自分のキャリアのため」だけを考えているとどうしても伸び悩んでしまうのです。
それよりも「誰かの役に立ちたい」「自分の経験を大学教員として次の世代に伝えたい」と思っている方のほうが成長し続けられる傾向があるのです。
実際、大学院進学においても単に「もっと研究をしたい」という思いの方よりも「研究によって学問に貢献したい」という思いを持っている方のほうが合格しやすいとも言えます。
それは「もっと研究をしたい」という思いだけだと研究が行き詰まった際、心が折れやすくなるからです。
それよりは「何らかの形で学問に貢献したい」「学んだことを世の中に役立てたい」と思っている方のほうが折れずに研究を続けられるのです。

キャリアの本質とは「誰を幸せにするか」で決まる
「もっとキャリアアップしたい!」
そういう声をよく聞きますが、キャリアアップの本質は
「誰に貢献できるようになりたいか」
「誰を幸せにしたいか」
というところにあります。
単に「稼げるようになりたい」・「いい職場に入りたい」思いからキャリアアップを目指すのはちょっともったいないのです。
だからこそ、「関わっているお客さんにもっと価値を提供できるようになりたい」「人の役に立ちたい」という思いからキャリアアップを目指していける方が良いのだと私は思うのです。
「人の成長に助けになろうとすることほど自らの成長になることはない」
「人の成長のために動かない限り、自ら成長することはない」
というドラッカーの言葉をもとに、
誰かに貢献できるキャリアアップを目指していってはいかがでしょうか?

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キャリアアップは「自分のため」だけだと成長が頭打ちになります。ドラッカーも「人の成長のために動かない限り、自ら成長することはない」と述べています。お客さんや周囲、社会のために力を発揮しようとすると、視野が広がり努力も続けやすくなります。他者のためのキャリアアップこそ、自分の成長につながります!