目次
「大学院には行きたいけれどどうすればいいかわからない」と悩んでいませんか?
「大学院に行ってキャリアアップしたい。でも、どうやって何をしたらいいか分からない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
社会人として大学院に行きたいという強い思いとやる気がある。
目標も明確。
でも、「何から始めればいいのか」が分からない…。

実はこの「やる気はあるけど、やり方が分からない状態」が、もっともフラストレーションが溜まりやすいのです。
「大学院受験に向けて勉強しよう!」と意気込んでも、そのやり方が分からないままでは成果が出ません。
その結果、「これでいいのかな?」と不安になり、モチベーションも下がってしまいます。

今回は大学院受験にむけて何をしたらいいかわからない時こそ塾・予備校などの専門機関に行くべき理由についてをご説明します!
なお、大学院受験に向けての細かな勉強法をについてはこちらのシリーズをご覧ください。
独学の落とし穴。「当てずっぽう」の努力は危険!
勉強のやり方が分からない。
そんなとき「とりあえず、適当でもいいから勉強してみる」という方って時折います。

この気持ち、向上心にあふれて素晴らしいです。
ですが、やみくもに努力しても、必ずしも結果にはつながりません。
時には「努力が無駄になる」ことさえあるのです。
その一例が、作家・内館牧子(うちだて・まきこ)さんの体験談です。
努力が無駄になる?『養老院より大学院』に描かれた、ある悲劇
内館さんは、横綱審議委員も務めた著名な作家です。
相撲への興味から、相撲の精神性を研究するため東北大学大学院に進学された経験をお持ちです。
その受験体験と大学院生活を描いた著書『養老院より大学院』には、こんなエピソードがあります。

内館さんは大学院で宗教学の見地から相撲の精神性を研究したいと考えていました。
そのために東北大学大学院の宗教学のゼミに入ろうとしたのです。
〈宗教学というからには宗教について勉強したら大学院に受かるだろう〉
当初、この考えからイスラム教やキリスト教など、宗教そのものについて一生懸命に本で勉強したそうです。
ところが、いざ試験本番を迎えてみると、問われたのは宗教学の見地からの理論的考察が問われたそうです。
つまり、イスラム教やキリスト教の教義や歴史などは一切出題されず、かわりに宗教学の分野でこれまで研究されてきた理論についてが出題されたのです。
その結果、内館さんはこの受験に不合格となってしまいます。
翌年、リベンジした際に見事合格を勝ち取られたわけですが、1年余分に時間がかかってしまったことになります。
努力が無駄になるケース
ここから言えることは、闇雲に必死で勉強しても、試験ではなんの役にも立たないことがある、ということです。
これはまさに「やる気はあったのに、やり方が間違っていた」という典型例です。
結果的に大学院に合格なさったから良かったものの、「うわ、勉強しても意味がないからもう辞めてしまおう…」と考えてしまってもおかしくはなかった状況だといえます。
だからこそ、ムダな努力をしないのはモチベーション維持の点でも重要なのです。
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(大学院に向けた準備のエピソードがおもしろい上に、大学院生活の楽しさが詰まった1冊となっています)
経営学でもよくある“勘違い”。ドラッカーを読んでもMBAには受からない!
これは宗教学に限った話ではありません。
たとえば、MBA(経営学修士)を目指す方の中にも同じような勘違いをするケースがあります。
「経営学といえばドラッカーでしょ」と、ドラッカーの本ばかりを読み込んで受験対策をしてしまう人が時折いらっしゃいます(本当にいます)。

実は、これもまた“ズレた努力”の例なのです。
書籍『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(入山章栄)という本があります。
この本では世界中の経営学者は「ドラッカーなんて誰も読んでいない」という事実が語られます。
経営の実践的なヒントとしてドラッカーの理論は確かに有用ですが、大学院で求められるのは、学術的な経営理論への理解と考察です。
にも関わらず、MBA対策としてドラッカーの本ばかり読んでいたら受かる試験も受からなくなってしまうのです。
これも、間違った努力につながってしまうのです。

経営と経営学。これもまた、似て非なるもの。
ですから、いくらドラッカーを深く読んでいても、大学院の試験には直結しない可能性があるのです。
「思い込み」を手放す勇気が未来を変える
ここで大切なのは、「自分の努力の方向は正しいのか?」という視点を持つことです。
やる気はある。勉強もしている。
でもその努力のベクトルがズレていたら、合格にはなかなか近づけません。

一番不幸なのは間違った努力をしていたのに運よく受かってしまうケースです。
たとえば内館さんが、宗教の知識を学んだだけで宗教学の大学院に受かってしまっていた場合、授業にもついていけないでしょうし、研究もうまく出来なかった可能性があります。
ドラッカーだけ読んできた人がMBAに受かってしまうと、授業内容とのギャップで悩んでしまう可能性があります。
結果、入学後にミスマッチで苦しむことになるのです。
「こんなはずじゃなかった」と悩んでいたかもしれません。
だからこそ重要なのは、「正しいやり方」を知ることです。

では、どうやって“正しいやり方”を知ればいいのか?
ではどうやって正しいやり方を知ればいいのでしょうか?
おすすめの方法は2つあります。
① 専門機関のサポートを受ける
うちの1対1大学院合格塾のような塾・予備校を活用するのがおすすめです。
志望分野に応じた試験対策や、研究計画書の作成支援を行っています。
「この分野はこういう出題が多い」
「この大学院はこういう特色がある」
こういったリアルな情報に基づいて最短距離で合格を目指せるようになります。
特にうちの1対1大学院合格塾は社会人の大学院受験を専門としているため、社会人のあなたが最短距離で大学院に合格するためのアドバイスを行っています。

うちの塾では1時間5,500円で体験授業を随時実施しています。
「大学院に行きたいけど、何から始めればいいか分からない」
そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいね!
こちらからお気軽にご相談ください↓
② 大学院在学中の人から直接話を聞く
もし周囲に大学院に通っている知り合いがいるなら、その人に話を聞くのも非常に有効です。
現場のリアルな声は、ネットや本では得られない貴重な情報になります。
「どんな勉強をしていたのか」
「入学してから大変だったことは?」
「受験対策で役に立ったことは?」
そんな具体的な話が聞けることで、自分のイメージもぐっと具体化されます。
もちろん、近くにこういう人がいないケースも考えられます。
そういう場合も①のようにうちの塾までご相談ください。
正しい努力は、合格への最短距離
闇雲な努力をしていると、時間もエネルギーも消耗してしまいます。
それが長引けば、やる気を失ってしまうこともあります。
でも、正しい方向に努力を重ねれば、少ない労力でも大きな成果を得ることができます。
「大学院は難しそう…」
「自分にできるのだろうか…」
そんな不安を感じている方にこそ、正しい努力の道を知っていただきたいのです。
そうすると、目標に向かって最短距離で挑戦できるようになるのです。

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大学院進学を検討しているけれど、何から始めたらいいかわからない…。こういうとき、一番フラストレーションが溜まります。ダメなのは「とりあえず勉強してみる」ということ。これ、間違った努力で終わってしまいがちなのです。忙しい社会人こそ、大事なのは塾や予備校を利用し、専門的なアドバイスを受けること。うちの塾の体験授業がオススメです!