「何のために大学院に行きたいか」。目的意識で勝負は決まる!〜社会人が大学院進学をめざすなら?②〜

今回のポイント

「何のために大学院に行くか」。
【目的意識】を常に深め続けましょう!

 

志望理由書の書き方②「目的意識」の大事さ

「大学院進学って、
 どう進めたらいいかわからない…」

そういう声にお応えする記事を
いまシリーズで書いています。

昨日は「志望理由書の書き方」の
ポイントについて見てきました。

2回めとなる今回は
その【続き】になります。

前回の復習

前回の記事では
志望理由書を書く際には
「過去-現在-未来1(入学後)-未来2(修了後)」という
時間軸を意識して書く必要がある、

ということを見てきました。

この4つの時間軸が
一直線上に並ぶように書けるとベスト、
ということもお話しました。

  

 

志望理由を考えるポイントは「目的意識」を持つこと!

この志望理由書を書く際には
ポイントがあります。

それは
【「目的意識」を持つ】、
ということです。

「目的意識」とは言い換えるならば
「何のために大学院へ進学するのか」

ということになります。

 

安易に考えるともったいない!

たまにいらっしゃるのが
「なんとなく○○大学の大学院に行ってみたい」
「MBA/CNSを取ったらなんとかなるかも」
と安易に考えているケースです。

 

 

気軽に大学院をめざすこと自体
私は素晴らしいことだと思います。


まさに「向学心」の現れであるからです。

 

ですが、大学院進学対策の
スタート時点ではこれでよくても、
志望理由書を書く際や面接試験を受ける際にも
こういった安易な思いで受験していてはもったいないのです。

  

大学院中退率は5%

…実は大学院って、
けっこう中退率が高いです。

ある調査によりますと
大学4年間(学部生)の中退率は2.5%ですが、
大学院の中退率は5.0%となっています。

もちろん、大学院の中退には
「就職までのつなぎ」で進学する学生もいるので
一概には言えませんが、
途中でやめる人がけっこう多いのも
大学院の特徴です。

 

大学院は「辞めなそうな人」「修了できそうな人」を求めている!

大学院としては
せっかく合格した人が
どんどん辞めていってしまうと
運営的にも困ってしまうかも知れません。

 

特に社会人の方の場合
仕事や家庭で忙しい方も多いです。

 

そのため大学院としては
「辞めなそうな人」「きちんと修了できる人」を
合格させる側面もあるのです。

 

 

「辞めなそうな人」「きちんと修了できる人」というのは
ある意味「目的意識がハッキリしている人」とも言えます。

 

なぜ自分は大学院に学びたいかという
目的意識が明確であると、
辞めずに最後まで通学出来る傾向が高いからです。

だからこそ、
「何のために大学院に行くか」という部分、
真剣に考え続ける必要があるのですね。

目的意識は常に考え続ける必要がある!

「…とはいうものの、
 【何のために大学院に行くか】って、
 意外と答えにくい…」

そういう人も多いかも知れません。

「何のために大学院に行くか」という問いは
大学院進学対策を行う間、
ずっと考え続けるべき問題です。

私は講義の中では
「大学院進学への【目的意識】は
 面接当日まで考え続けるべきもの」
という言い方をしています。

 

志望理由書を大学院に出したあとも、
常に考え続けるべき内容なのです。
 

社会人の方が大学院に進学する場合、
けっこうハードな日々が待ち受けているとも聞きます。 

そのハードさを耐え抜き、
卒業の栄冠を勝ち取るためには
「何のために大学院に行くか」という
目的意識を明確に定めることが必要なのですね。

 

 

今回のポイント

「何のために大学院に行くか」。
【目的意識】を常に深め続けましょう!

 

「目的意識」を見つけるためにはノートを。

 

「何のため」(What for?)という質問って
意外と答えにくいです。

私がオススメするのは
大学院進学対策用のノートを1冊用意し、

「なぜ大学院に行きたいのか」

という一文を書いたページを用意しておくことです。

そして、折に触れて
そのページに自分なりの回答を書いていくのです。

すると書き綴った内容を読み返すうちに
「なぜ大学院に行きたいか」という
自分なりの目的意識が浮かんでくるはずです。

最初は単に

「MBA(経営管理修士)を取りたい」
「CNS(専門看護師)を取りたい」
「研究者になりたい」

と書いていた内容も、
だんだんと深まっていくはずなのです。

(ポイントとして、
 「大学院を出た後、
  大学院の学びをどう活かしていくか」
 ということも書いていくと
 自分なりの【目的意識】が見つかっていきます)

「何のために大学院に行くか」。

この質問、シンプルですけど大事な問いなので
ぜひ考えてみてくださいね!

自分でじっくり考えるからこそ、自分なりの答えが見つかる。

ちなみにこればっかりは
他人に教えてもらうわけにはいきません。

自分の中であれこれ考え抜く必要があるのです。

なかなか答えは見つけにくいかもしれませんが、
じっくり考えるからこそ
明瞭な目的意識も見つけられるはずです。

ぜひ今回の内容、参考にしていただければ幸いです!

ではまた!

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