「無理をせよ、無茶するな」自分の可能性を切り開く“オーバーエクステンション戦略”とは?伊丹敬之先生の著書に学ぶ

 

summary

伊丹敬之先生の著書『経営は無理をせよ、無茶するな』では少し無理をした目標実現に取り組むオーバーエクステンション戦略の大事さが示されています。この発想、キャリアアップにも通じます。少し無理をする目標を設定し、成長を目指していきませんか?社会人の大学院進学はその機会として最適です!

『経営は無理をせよ、無茶するな』を読もう!

「なんだか最近、同じようなことを毎年繰り返しているだけで新鮮味がない…」

長年おなじ会社で過ごしていると、だんだんマンネリになってきます。

「ああ、来年もこの先も、ずっと同じことを繰り返すだけなのかな…」

そう思ってくるとツラくなってきますよね。

こういう思いになった方にぜひう読んでいただきたい本があります。

経営学者・伊丹敬之先生の著書『経営は無理をせよ、無茶するな』(日本経済新聞出版)です。

本書ではあえて高いハードルを自分に課して「無理をする」大事さが分かりやすく解説されています。

今回はあえて「無理をする」ことが自身のキャリアアップにつながることを解説します!

あえて無理をするオーバーエクステンション戦略とは?

伊丹先生の『経営は無理をせよ、無茶するな』。

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この本では「オーバーエクステンション戦略」が解説されています。

オーバーエクステンション戦略とは、少し無理をして成長を目指すアプローチのことです。

オーバーエクステンション戦略では、「今の自分には少し難しい」と感じるくらいの目標を掲げて、その達成に向けて全力で取り組むことが求められます。

もちろん、プレッシャーや苦労も伴いますが、それこそが成長の原動力になるのです。

トヨタ・プリウスの開発に見るオーバーエクステンション戦略

本書ではオーバーエクステンション戦略の実例として、トヨタのハイブリッドカー「プリウス」の開発事例が紹介されています。

プリウスの登場は1997年。

ちょうど京都議定書によって地球環境問題が世界的な関心を集めていた時期です。

トヨタはそれまでガソリン車に強みを持っていましたが、ハイブリッドカーの開発には、まったく異なる電動制御や電池技術が必要となり、未経験の領域への挑戦でした。

当時は社内にも不安の声がありましたが、それでも「やる」と決めたのです。

完成予定日の前倒しの指示など相当な「無理」を重ねることにありましたが、これによってハイブリッドカーは一気に普及することになりました。

トヨタが製造台数世界一の自動車メーカーとなったのもこのオーバーエクステンション戦略の賜物でしょう。

無理をしてでもやり遂げる。

これが、未来を切り開く力となったのです。

「無理をせよ、無茶するな」という発想

ただ、大事なのは「無理はしてもいいが、無茶はしてはいけない」ということです。

自分の実力では手が届かないかもしれない領域に、あえて挑戦することは重要なのですが、それによって破綻するほどの無謀な挑戦ではダメだということ。

計算されたチャレンジが必要なのですね。

キャリアアップにもオーバーエクステンション戦略を!

ここまで、企業におけるオーバーエクステンション戦略を見てきました。

この考え方は、企業経営だけではなく、個人のキャリア形成にも応用できます。

たとえば「大学院進学」は適切なオーバーエクステンション戦略と言えます。

仕事をしながら通うには、授業・課題・ディスカッションといった負担が増え、「無理」をしている状態になることも多いです。

でも、だからこそ大きな成長ができますし、「無理」をするからこその学び・気づきがたくさんあります。

私自身も現在働きながら大学院に通っています。

仕事がキツイ時期や出張が重なる時は心が折れそうになることもありますが、「ちょっとした無理」を続けるからこそ自分の時間の使い方が上手くなり、自己管理能力が身についたように感じます。

同じように無理をして頑張っている仲間との出会いもかけがえのない財産であると感じていまう。

(ついでにいうと、仕事と大学院通学をしながら365日まいにちブログを書くのも「無理」にあたります 笑)

無論、「無茶」まで行くと困りますが、現状に甘んじることなく「無理」を目指す姿勢が自分のキャリアアップにもつながるわけですね。

無理をするからこそ、自分が見えてくる

仕事や家庭がある中で、新しいことに挑戦するのは簡単ではありません。

ですが、挑戦を避けてばかりいては現状維持に終わってしまいます。

さらには衰退のリスクすらあります。

もちろん、「無茶」は禁物です。

資金面、健康面、家族の協力などを無視して突き進むのではなく、あくまで「持続可能な無理」を意識することがあなたの可能性を開いてくれるのです。

城山三郎『少しだけ、無理をして生きる』との共通点

このオーバーエクステンション戦略の発想は作家・城山三郎さんの『少しだけ、無理をして生きる』にも通じています。

大きな無理(無茶)は続かないからこそ、少しだけ自分に負荷をかけ「無理」をする。

そうやって生きていくことが人生においても重要なのです。

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伊丹敬之先生はMBA対策でも必須!

なお、『経営は無理をせよ、無茶はするな』の著者・伊丹敬之先生といえば、うちの塾の教材としておすすめすることがある『ゼミナール経営学入門』の著者としても有名です。

(『ゼミナール経営学入門』は以前からMBA受験の教科書として絶大な支持・人気がある教材です)

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最後に──あなたにとっての“オーバーエクステンション”とは?

今、あなたが「ちょっと無理かも」と思っていることはありませんか?

・英語の勉強を始めること
・副業にチャレンジすること
・資格取得を目指すこと
・大学院でMBAを取ること

それは、すべて“オーバーエクステンション”のチャンスです。

もし、それを今やらなければ、きっと1年後も同じ場所に立ち止まっているかもしれません。

少しだけ無理をして踏み出すこと。

それが、自分の可能性を大きく広げる第一歩になるのです。

無理をせよ、でも無茶はするな——。

そんな伊丹先生の言葉を胸に、あなたのオーバーエクステンション戦略を始めてみてはいかがでしょうか?

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