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札幌商工会議所主催ビジネスセミナーで講師を務めました!
1/23(金)9:30-16:30、北海道経済センタービル8Fにて
札幌商工会議所様主催
「プレゼンテーション(説明)の基本セミナー
〜話し方からスライド作りまで〜」
が開催されました。
今回も講師としてこの研修を担当いたしました!

さて、
「プレゼンテーション」の研修というと、
多くの場合パワーポイントなどの
「スライドの作り方」
「資料の作り方」
に終止する場合があります。
でも、単にスライドを作るだけなら
いまや生成AIで事足りる時代となっています。
ですが、プレゼンテーションというのは
スライドを使うものが全てではありません。
人と自己紹介したり、
お客様と商談したり雑談したりすること自体
一つの説明(プレゼンテーション)です。
今回の研修では
単なる「プレゼンテーションソフトの使い方」や
「スライドづくり」ではなく
「人に説明する」スキル全般をお伝えする、
盛りだくさんの内容となりました!

朝から夕方まで、
「人前で話す際緊張しないポイント」や
「アリストテレスの弁証法」、
「1分間自己紹介の原稿作り」
「コミュニケーションの鉄則」など、
人と何かを説明したり
人とコミュニケーションをしたりする際に
必須のスキルと知識を学んでいただく1日。
最終的には
「プレゼンテーション資料作り」や
「スライドを用いたプレゼンテーションの演習」も
実施いたしました!
プレゼン資料をAIが作れる時代。
近年、生成AIが大進歩しました。
プレゼンテーション(説明)をする際も
原稿どころかスライドまで
生成AIに丸投げして作れるようになりました。

ChatGPTをはじめとした生成AIに要点を入力すれば
構成案を出してくれます。
NotebookLMなどを使うと
無料であってもまとまったスライドを作ってくれるように
なっています。
かつてスライドを作ることが
一仕事だったことが嘘のようです。

(試みとして、今日の研修資料をNotebookLMに読ませ、
作成してもらったスライドの例です。
ちゃんと概要を理解しているのがすごいことだと思います)
でも。
プレゼンをするのって
多くの場合 生身の人間です。
いくらスライドが理路整然としていても、
プレゼンをする側に「思い」や「情熱」がなければ
相手に何も伝わりません。
また相手と信頼関係がなければ
理路整然とすればするほど
「なんか怪しい…」
「胡散臭い…」
と伝わってしまうこともあります。
(怪しい投資の話や
ネットワークビジネスの勧誘だと、
理路整然とすればするほど
「なんか胡散臭い…」と感じられてしまいますよね)
だからこそ今の時代、
「きれいなスライドを作る」ことや
「わかりやすいビジュアル資料を作る」こと以上に、
「どういう思いを込めてプレゼンするか」
「自分は何を相手に伝えたいか」
という部分が重要になってくるのです。
プレゼン(説明)の基本はアリストテレスに学べ!
プレゼンテーション(説明)について考える時、
参照すべき人物がいます。
それは古代ギリシャの大哲学者・アリストテレスです。

(アリストテレス)写真はwikipedia
アリストテレスは著書『弁論術』のなかで
弁論に必要な要素として次の3つを提示しています。
●ロゴス(論理)
●パトス(感情・情熱)
●エートス(話し手の人柄/人格)
この3つが揃うことで
相手の心に響き、
相手に動いてもらえるプレゼン(説明)が可能になるのです。
現在のプレゼンはロゴスに偏りすぎ。
ところが。
現在のプレゼン(説明)の場面では
ロゴスに偏りがちな傾向があります。
この傾向、以前からありました。
例えばプレゼンをする場合も
「スライドが完成したからプレゼンの準備が出来た」
と錯覚しているケースがこれまでも多くありました。
…実際にはスライドが完成しても
それはまだプレゼン準備の「50%」にすぎません。
実際に声に出したりジェスチャーを入れたり
相手の反応を想定しながら練習したりしないと
準備は完了しないのです。
この傾向は生成AIが普及したいま、
さらにひどくなっています。
つまり、生成AIに丸投げして作ってもらった資料を
初見でただ「読む」だけのプレゼンや
「あとは見ておいてください」
と生成AI作成の資料を渡して終わるプレゼンが
増えてきているのです。
生成AIが作る場合
たしかに「ロゴス」の部分は
きちんと説明しています。
「論理性」や「データ」「根拠」はしっかりしているのです。
ですが。
どれだけ論理的に正しくても、
どれだけ情報が正確でも、
「この人の話だから聞きたい」
「この人の言葉なら信じたい」と思ってもらえなければ
人は動いてくれないのです。
これはビジネスにおけるプレゼンも同様です。
「言っていることはもっともだけど、
なんかしっくりこない」
「たしかにデータはちゃんとしているけど、
うちは必要ない」
…そう言われてしまえば意味がないのです。
AIが作ったスライドを「読むだけ」のプレゼンの限界
最近、AIで作ったスライドをそのまま使い、
書いてあることを読み上げるだけのプレゼンも
見かける事が増えてきました。
これ、
極端に言えば「読み上げソフト」とあまり変わりません。
もちろん、情報伝達という意味では一定の役割を果たします。
ですが、それは単に読み上げているだけであって
人に響く「プレゼン」ではありません。
プレゼンテーションとは、本来、
なぜそれを伝えたいのか
なぜ今なのか
なぜ自分が伝えるのかという
背景や思いを含めて、相手に届ける行為なのです。
パトスとエトスが生み出す「伝わる力」
今回のセミナーでは、
ロゴスだけでなく
パトス(情熱)やエートス(人格)の重要性についてもお伝えしました。
パトスとは、「どうしても伝えたい」という思いです。
自分自身がそのテーマに対して、
どんな問題意識を持っているのか。
どんな経験や体験があったのか。
なぜそれが自分にとって重要なのか。
これらが語られたとき、聞き手は自然と話に引き込まれていきます。
一方、エトスとは、
「この人の話なら聞く価値がある」と思ってもらえる信頼です。
その人の生きざまや人柄、経験を知り、
相手に対する信頼性などがあるからこそ
相手に伝わるのです。
どんなにスライドや言っている内容が論理的でも、
話し手の「想い」がなければ、
また話し手に信頼がなければ説得力は生まれないのです。

だからこそ今回の研修では
パトスやエートスについても
その重要性を演習などを通じて学んでいただきました。
受講してくださった方々の声。
おかげさまで、
参加してくださった方々から
「実践的内容で仕事で役立つものばかりでした」
「説明がわかりやすく、腑に落ちました」
「説明が苦手なのですが、今日の内容を使っていきたいです」
などと好評の声をいただけました!
自社にとって今年初となる
外部会場での研修。
好評のうちに終えることが出来てホッとしています。
ご参加、本当にありがとうございます!
今回の内容を元に、
自己紹介や日常の説明、
スライドを使ったプレゼンテーションまで
ぜひフル活用してくださいね!
そして単なるロゴス偏重のプレゼンではなく、
「自分はこれをなんとしても伝えたい」
「自分だからこそこれをお伝えしたい」
という想い(パトス)や人柄(エートス)のこもったプレゼンを
ぜひやっていってくださいね!

☆2026年度も「プレゼンテーションの基本セミナー」開催予定です!
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1/23、札幌商工会議所主催「プレゼンテーション(説明)の基本セミナー」で講師を務めました!生成AIで資料が作れる時代だからこそ、重要なのはスライド以前の「人に伝える力」。アリストテレスのロゴス・パトス・エートスを軸に、説明・自己紹介・実践演習まで学んでいただくセミナーになりました!