「お〜いお茶」がヒットした理由の背景に、「文章表現」がある。お客様目線の書き方、してますか?





今回のポイント
売れないのは名称のせいかも?
お客さんに価値を呼びかけている
書き方をしていますか?

累計300億本売れている!伊藤園の「お〜いお茶」のヒミツ

「お〜いお茶」
という飲み物があります。

 

世界初の
缶入り緑茶飲料です。

 

 

1985年に販売開始。

もう35年近くの歴史があります。

 

 

お弁当と一緒に
「お〜いお茶」が配られる。

 

そんな会議やイベント、
そういえば昔からありましたね。

 

 

お茶を買うなら
「お〜いお茶」。

 

 

そう決めている人も多いでしょう。

 

 

2017年時点でなんと
累計売上
【300億本】突破
だそうです!!!

 

 

300億本って、
地球上の全人口が
【1人あたり4.3本飲んでいる】
計算です。

 

途方も無い数ですね!

 

「お〜いお茶」が売れるようになった理由とは?

 

伊藤園が開発したこの「おーいお茶」。

 

発売当初は
全く売れなかったそうです。

 

 

ところが、
あることをするだけで
売れるようになりました。

 

 

 

何をしたと思います?

 

 

それが
「ネーミングを変えた」
ということです。

 

 

当初、「お〜いお茶」は
「缶入り煎茶(せんちゃ)」という
名称でした。

 

 

スチール缶に煎茶を入れてあるので
「缶入り煎茶」。

 

 

まんまですね 笑

 

(当たり前ですけど、
当時はペットボトル飲料は
あまり普及していませんでした)

 

あんまり売れなかったときに
外部からのアドバイスで
名称を変えることにしました。

 

それが
「お〜いお茶」
なのですね。

 

 

ここから爆発的に売れるように
なったそうです。

 

 

直感的に言っても、
「缶入り煎茶」より
「お〜いお茶」のほうが
美味しそうですよね。

 

 

ちなみにこの
「お〜いお茶」という言葉。

2015年に
音の「商標」として認められました。

 

日本で初めてのことだそうです。

名称変更で売れるようになった理由とは?

 

なぜ、「お〜いお茶」という
名称で売れるようになったのでしょうか?

 

おそらく、これ
『伝え方が9割』に出てくる
「サプライズ法」を使っているから、ですね。

 

 

『伝え方が9割』という本があります。

 

売れっ子コピーライターの
佐々木圭一さんが書いた
「伝え方」に関する技術書です。

 

 

そこには
「『強いコトバ』をつくる5つの技術」が
出てきます。

 

私も講座の際、
この内容を参考にお話することがあります。

 

 

この5つだけで
「文章力が高まる」
という便利な技術です。

 

そのうちの1つ目が
「サプライズ法」です。

 

 

「サプライズ法」とはなにかというと、
人間が無意識的に口に出す言葉を
文章に盛り込む、という方法です。

 

例えば、
「ああ!」とか「おお!」とか
「ねえ」とか「では」とか、
こういう言葉は無意識的に口から出ますよね。

 

こういう言葉を
「サプライズワード」
と佐々木さんは呼んでいます。

 

 

この「サプライズワード」を
積極的に文章に盛り込むことで、
人を引きつける文章になるのです。

 

 

佐々木さんは例として
「そうだ 京都、行こう。」を
上げています。

 

 

JR東海(当時は国鉄)が
使い始めたこのキャッチコピー。

 

 

CMでも使われましたし、
いまだに東京駅の
京都方面ホームに
看板が飾られているといいます。

 

 

「そうだ 京都、行こう。」。

 

これを目にすると、
なぜか呼びかけられたような
気がするのですね。

 

単に
「京都に行きませんか」
というよりも
インパクトがあります。

 

 

その結果、
「そうだよね、
 なんか京都、行きたいよね」
という気分になるのですね。

 

おわかりかと思いますが
「そうだ」というのが
「サプライズワード」です。

 

 

思わず口から出ている感じですよね。

 

 

なおかつ
相手に呼びかけているように
感じます。

 

 

人間は普段誰かから
声掛けされて生きていますので、
「そうだ 京都、行こう。」というと
呼びかけられたように感じるのですね。

 

 

この、「呼びかけられたように」
というのがポイントです。

 

「お〜いお茶」というのも、
「呼びかけられたように感じる」
言葉です。

 

店で売っていてもインパクトがあります。
目を引きつけます。

 

だからこそ
「お〜いお茶」が売れるように
なったのですね。

 

男尊女卑の風潮が「お〜いお茶」を生んだ?

 

ちなみに、「お〜いお茶」ヒットには
もう一つ理由がありそうです。

 

誕生当初はまだ
「男尊女卑」の風潮でした。

 

旦那さんがが奥さんに

「おい、お茶」

というのが普通だった時代なのでしょうね。

 「おい、お茶」
「お〜い、お茶」

という夫婦の会話が
普通だった時代に成立した発想なのだと感じます。

 

 

あるいは職場でも

「おい、お茶!」

というセリフが聞かれた頃なのだろう
思います。

(いま思うと、
そろそろ名称を変えたほうがいいのでは、
思います。

いま職場でやると「お茶ハラ」に
なるんじゃないかと思うからです。

ですけど、「お〜いお茶」という名称、
もう定着してしまったので
変えられないんでしょうね)

 

価値を伝える表現、していますか?

 

「缶入り煎茶」では売れなかった商品が、
「お〜いお茶」という名称では
売れるようになる。

 

 

この背景には
「価値」を伝える、
ということの大事さがあります。

 

「缶入り煎茶」というのは
販売側の発想です。

 

お茶(煎茶)を
缶に入れて販売する、
という発想だからです。

 

 

ですけど、
「お〜いお茶」というのは
お客さん側の発想です。

 

のどが渇いた時、
お弁当を食べる時など
お茶が欲しいタイミンがあります。

 

そんなときに
「お〜い、お茶があるよ!」
とお茶をお渡し出来るというのが
「お〜いお茶」の発想なのです。

 

要は「提供側」の発想から
「お客さん側」の発想に変わったという意味が
「お〜いお茶」にはあります。

 

「名称」が変わったことで売れるようになった!

 

まとめをします。

 

「お〜いお茶」の成功には
「名称」が変わったことがあげられます。

 

その要因には

(1)「呼びかけ」(サプライズワード)を
活用しているから、

(2)販売側でなくお客さん側の
価値を示すようになったから、

という2点の理由があるのですね。

 

 

どちらにしても
「名称」や「キャッチコピー」が
いかに大事かを
「お〜いお茶」は教えてくれます。

 

今日のポイント

 

今日のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・
売れないのは名称のせいかも?
お客さんに価値を呼びかけている
書き方をしていますか?
・・・・・・・・・・・・・・・  

 

作り手側の視点のみで書いてませんか?

 

私、文章のアドバイスを
日々行っています。

 

企業さんや個人の方の
ブログ・サイトのアドバイスも
差し上げています。

 

 

企業のブログやサイトを拝見すると
「作り手」の意図だけで書いたものが
あまりに多いことに気づきます。

 

まさに「缶入り煎茶」と同じく、
作り手側の発想なのですね。

 

例えば、

「心理カウンセリングを行います」
「コーチングをします」

こういう書き方ばっかりです。

 

これ、「作り手」や「会社側」の発想ですね。

 

 

それよりも大事なのは
お客さん側の発想を書くことが
必要です。

 

「悩みを誰かに相談したいけど、
誰に相談したらいいかわからない、
と悩んでいませんか?」

同じことを言っていても
「お客さん側」の視点で書くと
そちらのほうが相手に響きやすくなります。

 

 

だからこそ、
自分が書く文章、
「読み手」や「お客さん」側の発想で
書いているか
確認をしてみましょう!

 

 

「缶入り煎茶」で売れなかったものが
「お〜いお茶」と変えた瞬間売れるようになったように、
書き方が変わると結果も変わってくるかもしれませんよ!

 

ではまた!


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