最近、過去の自分のブログを読み返しています。
別ブログ「日本ノマド・エジュケーション協会ブログ」にも書いた、「自分史」を書いている関係上です。
読み返すと思うこと。
それは私が「作文」に救われていたことです。
私のどん底時代。
それは先行きの見えない大学院生時代です。
同世代は大卒でバリバリ働いている。
そんな横で、仕事もせず、
日々大学の図書館に通い、
たまに読書会をやっている。
「この研究でいいのだろうか・・・」
「これで博士課程に行けるんだろうか・・・」
日々、悩み多き日々を送っていました。
いまも「悩み多き日々」ですが、
当時は「それ以上」でした。
「研究」か「仕事」か。
修士課程で終えるか、博士課程も行くか。
悩みばかりでした。
そんな私を救ってくれたのが「作文」なのです。
私は悩み多き日々のモヤモヤを、
ブログやPCに書きなぐっていました。
不安も、絶望も、
かすかな希望も、何もかも。
書くことによって、感情が浄化されたのか、
いまだにこうして生きています。
「書く」ことがなければ、
私は「絶望」の闇で死んでいたかもしれません。
(そして、これは多くの大学院生、
特に博士課程の院生に共通する要素です)
ABBAの名曲「Thank you for the music」。
私の手元にあるABBAベストでは一番最後に入っている曲です。
So I say
Thank you for the music
The songs I’m singing
Thanks for all the joy that’s bringing
Who can live without it?
I ask it all honestly
What would life be?
Without a song or a dance
What are we?
So I say
Thank you for the music
For giving it to me
だから言わせて
音楽をありがとう
わたしの歌う歌を ありがとう
もたらされる喜びを ありがとう
それなしで生きられる人などいるの?
本気で聞いてみたい
そんな人生だったら どうなってしまう?
歌やダンスがなければ
わたしたちは どうなっていた?
だから言わせて
音楽をありがとう
わたしに音楽をくれて ありがとう
(http://einzelzelle.blogspot.jp/2013/11/thank-you-for-music_11.htmlより)
正直、訳が微妙なところもありますが、
感じが伝わるのではないでしょうか。
あまり言っていませんが、
私が「作文教室ゆう」をやっている理由でもあります。
私は「作文」、なかんずく「書く」ことによって救われました。
だからこそ、「作文」に感謝しているんです。
Thank you for the writingです。
「作文」によって救われた以上、
「作文」によって救われる人を増やしたい。
そして「作文」に恩返ししたい。
「作文」が楽しい、という人を増やしたい。
なぜなら、「作文」によって救われる人もいるはずだから・・・。
これは何も「作文」でなくてもいいのです。
知り合いで、言葉ではあまり思いを表現できないけれど、
「音楽」で表現できる、という人がいます。
プロのアーティストにも
「トークが残念」な人もいますが、
それは「語り」が残念な分、
音楽によって救われていると言えるのです(ABBAもそうでしょう)。
「写真」で表現しているという人もいます。
「絵」で表現している人もいます。
究極、「作文」でも「絵」でも「写真」でも「音楽」でもいいです。
自分を表現し、
自分の感情を表し、
「救われた」感覚を持てるもの。
それを持つ人生は手堅いです。
それがない人生は、ある意味辛いです。
私は「書く」ことによって救われました。
だからこそ、「書く」ことによってしか救われない人の苦悩を、少しでも軽減していきたいのです。
そんなわけで、「作文教室ゆう」をやっているわけです。
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