目次
帯広出張!友人のもとに行ってきました!
先日、私は札幌を離れ190キロ離れた帯広に出張へ行ってきました!

目的は帯広の団体職員研修のため。
ですが、せっかくなので研修前日、帯広時代からの友人・大橋紘一郎さんのもとに行ってきました!

私はいまから10年近く前に帯広で高校教員を2年やっていました。
その当時から大橋さんとつながりがありました。
大橋さんはご自分で家庭教師派遣の仕事をしながら現在 星槎国際高等学校帯広学習センターで講師として教鞭をとっています。
さらに並行してご自身で「十勝eスポーツ教育センター」を運営なさっています。
高校教員時代からつながりがある仲間が、今も教育の現場で新しい挑戦を続けている。
その姿に触れ、大きな刺激と学びを得る訪問となりました。
今回はこの十勝eスポーツ教育センターについて記事をお送りします!
自由な学びと安心できる「居場所」としての場
十勝eスポーツ教育センターは、いま重視されているeスポーツを子どもたちが楽しく学び実践できる場所です。

eスポーツとは「Electronic Sports」の略で、コンピューターゲームやテレビゲームの総称となっています。
主に格闘ゲームなどを指すことが多いです。
いまはeスポーツの大会の賞金が高額となり、実際にプロとして生きている人がいます。
こういうeスポーツを楽しく実践し学べる場所がこの十勝eスポーツ教育センターです。
といっても、ここは単にゲームをする場所ではありません。
ここは、子どもたちが自由に過ごし、自分の「好き」を追求できる場。
そして、学校に通いにくい子どもたちにとっては、いわばフリースクール的な「居場所」としても機能しています。
他にもマイクラをはじめとしたプログラミング的学習も行える場所となっています。

eスポーツやプログラミングを通じて自己表現をしながら、仲間と共に学び合い、成長できる環境がこの十勝eスポーツ教育センターなのです。
ここがすごいのは、運営や管理に子どもたち自身も積極的に関わっている点です。
実際、私が伺った際も「大橋先生と待ち合わせですか?」などと利用している子どもたちが私に声掛けをしてくれました。
こういう主体者意識が育っているところ、素晴らしいなと思います。
十勝eスポーツ教育センターで自分たちの場所を自分たちで作っていくという経験は、今後の人生においても大きな財産となっていくことでしょう。
リノベーションから生まれた学びの空間
ちなみに教育センターの建物自体にも、非常にユニークな背景があります。
もともとはこの建物、実は金融機関だったのです。
そこをリノベーションして活用しているのです。
館内には、今ではなかなかお目にかかれない「2階建ての金庫」が残されていました。

物々しい扉。
中を子どもたちと掃除し、活動に使えるようになっています。
金庫の内部。
ちゃんと金庫の2階部分に行く階段が残っていました。

こうしてみると、空間そのものが金融機関や街の歴史について学べる「教材」になっているような印象を受けました。
なお、十勝eスポーツ教育センターは帯広市の令和4年度の「帯広市元気な中心市街地づくり促進事業」の採択を受け、現在運営なさっているといいます。
変わらぬ志と、継続する力
大橋さんとは、今から十年近く前、私が高校教員として勤務していた時期に知り合い、その時から仲良くさせていただいています。
当時から広い視野で教育やまちづくりに取り組み、「こうしたらもっと良くなるんじゃないか」と常にアイディアを出していた姿が思い出されます。
あれから年月が経ちましたが、大橋さんの姿勢はいまもまったく変わっていないのがすごいなあ、と思います。
当時から話していた子どもたちの「居場所」づくり。
それより強化して取り組まれているのが印象的でした。

どんな仕事でもそうですが、最初に「こんなことがしたい」という想いを持つのは簡単です。
ですが、この想いを何年も持続し、形にしていくのは非常に困難です。
教育という分野で実践し続けている大橋さんの姿から私も学ばせてもらっています。
思いを持って「続ける」ことが、未来につながる。
私自身は、高校教員を辞めて帯広から札幌に移ったあと、大学院進学塾や社会人向けの研修事業 などを立ち上げていまも活動しています。
十勝で教員として過ごしていた時期、大橋さんをはじめいろんな人とイベントや活動をしてきました。
その経験が、今の私の仕事の土台にもなっています。
今回、帯広で大橋さんと再会し、「思いを持ち続けること」「その思いを言葉や行動で発信し続けること」の大切さを改めて感じました。
長く続けるのが難しい教育事業。続いていることに感謝…。
「子どもたちの居場所を作りたい」
「塾を作りたい」
時折こういう声を聞きますが、これを実際に実現するだけでなく「継続する」のはホント大変です。
まして少子化が進む中、教育事業で収益を出し経営を続けていくのはなかなか困難です。
私も大橋さんも、ありがたいことに教育事業を10年近く(大橋さんは10年以上ですが)続けることができています。
思いを持ち、それを持続し続けていく大事さを改めて実感しています。
ちなみに、個人事業の廃業率は5年で約74.5%、10年で88.4%となっています。
お互い廃業もせず教育の事業を長年続けられていることがありがたいことだと思います。
最後になりますが、大橋さん、今回の見学、ありがとうございます!
また機会があれば、小論文指導や研修などでお手伝いできればと思います。
お気軽にお声がけくださいね!
また近いうちにお会いしましょう!

「大学院受験の対策方法をもっと詳しく知りたい…」
そういうあなたのために、
「本当に知りたかった!社会人が大学院進学をめざす際、知っておくべき25の原則」という小冊子を無料プレゼントしています!
こちらからメルマガをご登録いただけますともれなく無料でプレゼントが届きます。
データ入手後、メルマガを解除いただいても構いませんのでお気軽にお申し込みください。
なお、私ども1対1大学院合格塾は東京大学大学院・早稲田大学大学院・明治大学大学院・北海道大学大学院など有名大学院・難関大学院への合格実績を豊富に持っています。
体験授業を随時実施していますのでまずはお気軽にご相談ください。
(出願書類の書き方や面接対策のやり方のほか、どの大学院を選べばいいのかというご相談にも対応しています!)
お問い合わせはこちらからどうぞ!
帯広出張時、高校教員時代からの友人・大橋紘一郎さんの運営する十勝eスポーツ教育センターの見学に行ってきました!当時から10年近く経っていますが、お互い教育分野で事業を続けられていることがありがたいなと思います。大橋さんが子どもの居場所づくりに取り組む姿勢から、思いを持って活動を継続し続ける重要性を再確認しました。