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仕事「以外」で初めて行った富良野の魅力。
先日、北海道の富良野に行ってきました!
ドラマ「北の国から」の舞台となっただけでなく、スキーリゾートとしても有名な富良野。
観光地としてもたいへん栄えている場所です。

ですが、私にとって富良野とは「仕事で行く場所」でした。
実際、昨年・一昨年と団体職員向けの研修講師として何度も呼んでいただいています。
(「コミュニケーション能力向上研修」講師として呼んでいただきました!)
そんな私が今回 観光目的で初めて富良野に行った際、大変感銘を受けました。
今回はその内容をテーマにお届けします!
「研修講師はあちこち観光できる」という誤解。
私はありがたいことに北海道内を中心にあちこちで講師業をやらせていただいています。

「研修講師って、あれこれ観光できるんじゃないですか?」
時々そう言われますが、実際 研修講師って観光するヒマがないことがほとんどです。
研修ってわりあい同じような時期に固まって実施となるので、「札幌で研修を1日行ったあとそのまま富良野へ」などと連続して移動することが多いです。
そのため研修の前日入りをする場合も札幌発の最終ちかくのJRやバスで移動することになります。
この時間に到着すると「やっている店はコンビニだけ」ということも…。

なので研修「前」に観光するのはけっこう難しいです。
また研修後すぐ移動しないと札幌に戻れないことも多いので、研修「後」に観光するのはもっとシビアです。
要するに「研修をしてそのままどこにも寄らずに帰る」ことが多いのです。
また少し時間がある場合もその地にいる知人に会ったり研修担当の方と前日打ち合わせをしたりするのでやっぱり観光するタイミングはほぼありません。
そんなわけで、私にとって富良野は完全に「研修のためにだけ伺う場所」という位置づけになっていました。
(高校教員時代にも生徒の引率で富良野チーズ工房などに行ったことがありますが、このときも「仕事」なので観光感覚はありませんでした)
ですが今回の訪問は、完全にプライベート。
「観光目的」で富良野に来たわけです。
「観光地」として富良野にきたことで今回多くの発見がありました。
「観光」として訪れることで見えてきた富良野の魅力
今回訪れたのは、富良野の中でも人気のスポットファーム富田さん(ラベンダーパークで有名)やレストランのくまげらさんなど富良野で定番とされる場所です。
☆ファーム富田様 →https://www.farm-tomita.co.jp/
☆くまげら様 →https://www.furano.ne.jp/kumagera/

これまでも仕事で何度も富良野を訪れたことはありましたが、プライベートで観光したことはほぼありませんでした。
改めてゆっくり見て回ると、富良野の大自然や地域の文化を実感できます。
「ああ、富良野っていい場所だな…」としみじみ感じました。

特に印象的だったのは、「同じ北海道なのに、景色がまったく違う」ということ。
札幌を拠点に暮らしている私にとって、富良野の雄大な山々、広がる田畑、そしてどこまでも続く青空はまさに“別世界”のようでした。

(研修講師としてきた際は到着が夜になっていることも多い上、帰りもやっぱり夜となります。
なので景色を見る余裕はほぼありません。
そもそも研修中は気が張っているので、風景を見てもあまり頭に入ってこないのです…)
北海道に住んでいても「北海道観光気分」になる不思議
私は14年ちかく北海道に移住して生活していますが、今回 富良野観光に行ってみると「ああ、北海道を観光しているな…」という気分になりました。
地元・北海道で生活しているのに「観光客気分」になれるのがちょっと不思議な感じがあります。
そうなるのも、北海道がひたすら広大なことが理由でしょう。
札幌から富良野までは約120キロ、札幌から稚内までは約320キロもあります。
札幌から根室までは約430キロもあります。

それぞれで文化や景観、雰囲気もまったく異なります。
そのため、県をまたいで旅行しているような感覚になるのです。
(富良野だけでなく、稚内・根室でも研修を担当させていただきました)
実は「学びの場所」としても面白い、北海道
そんな多様性を持つ北海道ですが、実は大学の数は37校もあります。
都道府県別で見ると、東京・大阪・愛知についで全国第4位の数を誇ります。
意外と大学数が多いのが北海道の特徴でもあるのです。
札幌に北海道大学があるほか、小樽商科大学、帯広畜産大学など、各地に特色ある大学があります。
さらに大学院も各地に多数存在しています。
北海道で学ぶという提案。
北海道って観光で来る人が非常に多い場所です。
思うんですけど、観光で北海道で来る人が多いなら「学び目的で北海道に来る」人がもっと多くてもいいんじゃないでしょうか。

北海道ってそもそもが魅力的な場所なので、そこに「学び」を追加して自分を高める場所として北海道を活用するのもアリではないかと思うのです。
ちょうど「ワーケーション」のようなものがありますが、例えば人生の一時期を北海道に移住し、その期間 仕事をしながら北海道の大学・大学院で学ぶというライフスタイルがあっても良いのではないか、と思うのです。
あるいは授業期間だけ北海道に滞在するというかたちで学びと観光を満喫するのもありではないでしょうか。
実際、小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻(OBS)に通っている社会人院生のなかに「毎回東京から飛行機で出席している」という人がいた、と聴いたことがあります。
この方は入学後たまたま本州に引っ越したことでこういう通い方になったそうですが、この方の事例から「やろうと思えば授業のたびに飛行機で通うのも不可能ではない」と言えます。
いま、人によってはオンラインなどで場所にとらわれず仕事ができるようになっています。
そういう時代であれば、「思い切って北海道に引っ越して仕事をしながら北海道ぐらしを楽しみ、さらに北海道の大学院に通ってキャリアアップする」ことも可能なのではないかと思うのです。
私も本州(兵庫県)から北海道に移住した側です。
私は住むなかで北海道の良さを実感するようになりました。
北海道で新たに学んだことも多いですし、実際にいま社会人として仕事しながら北大大学院で学んでもいます。
そのため、今後北海道に一時的であれ移住し、仕事しながら大学院に通うというライフスタイルも今後もっと広まって良いのでは、と思うのです。
すでに北海道にはワーケーションの形で滞在している人も実際にいらっしゃいます。
そこにさらに「大学院進学」も組み合わせる形でより高度なキャリア形成を実現することも可能になるのではないかと思います。
欧米では社会人が仕事しながら、あるいは一時仕事を中断して別の地方の大学院で学ぶというケースが実際に存在しています。
たとえば、都市部に暮らす社会人が、短期で北海道に“国内留学”をし、自然に囲まれた環境でリフレッシュしながら学ぶというライフスタイルがあってもいいのでは、と思うのです。

観光だけでなく、学びにも北海道を活用してみては?
…今回の記事ではいろいろと「妄想」も行いましたが、富良野を観光として訪れて
「自分の住んでいる地域にも、まだまだ知らない魅力がたくさんある」ことを実感しました。
仕事で何度も訪れたことのある土地でも、視点を変えればまったく違う風景が見えてきます。
まして、北海道外から北海道に来ると、さらに多様な発見・気づきがあるはずです。
北海道という大地には、観光だけでなく学びという要素も詰まっています。
だからこそ、もっと自由な発想で、北海道を「楽しむ」「学ぶ」場として活用していくのもありではないでしょうか?

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仕事では何度も来ていましたが、観光目的で初めて今回 富良野を訪れました!同じ北海道に住んでいても、富良野はやっぱり魅力的だと実感していました。仕事で何度も来ていた場所でも、視点を変えると新たな魅力が見えてきました!