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今年はどんな1年でしたか?
12月に入ると、「もう今年も終わりだな…」という感じが強まります。
イヤでもこの一年を振り返りたくなりますね。

毎日ブログを書いていることもあり、「今年はどんな一年だったか」をまとめることは恒例行事のようになっています。
今年を振り返る際、重要なのは「キャリア形成」の上で今年どういう成果を出せたかを考えること。
その流れもあり、前回はキャリア形成において「毎年1つは新ネタを!」というテーマで、毎年何か1つでいいので新たな資格・知識・スキル形成に取り組む重要性をお伝えしました。
今回はそれを一歩進め「毎年職務経歴書を作り直す」重要性をお伝えします!
職務経歴書とは?
職務経歴書というもの、転職経験がある方にはおなじみだと思います。

いままでどういう職場でどういう取り組みをし、どういう成果を出してきたかをまとめた書類が職務経歴書です。
単なる履歴書では「どの会社でいつからいつまで働いたか」しか掲載できませんが、職務経歴書ではその内実も描くことが出来ます。
職務経歴書は転職活動のほか、社会人の場合は大学院進学の際にも提出が求められるケースが多い書類です。
転職を何度もやっている人は何度も書いていますが、人によっては「いままで1回も書いたことがない」という人も多いかも知れません。
この職務経歴書、書くのはけっこう大変です。
ですが書いてみることでこれまでの自分の職業上の取り組みを振り返ることが出来ますし、「自分はこれまで何をしてきたか」「これから何をしていきたいか」が明確になるというメリットがあります。
なかでもオススメなのはこの職務経歴書を「毎年書いていく」ということ。
今年1年の成果も見たうえで、自分のこれまでのキャリアを整理できるのです。

青田 努『図解「いいキャリア」の育て方』に学ぶ!
職務経歴書を毎年作り直す。
この重要性、青田 努さんの『図解「いいキャリア」の育て方』から私は学びました。

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青田さんは「転職活動をしなかったとしても「半年〜1年に1回くらいは職務経歴書を更新していく」」(Kindle版120頁/201頁)大事さを強調します。
そうすることで自分の今後のキャリアをより良いものにしていけるからです。
私自身もこの重要性を実感しています。
毎年 職務経歴書の形で書類に落とし込むと「自分の強みである〜〜の部分を来年努力していこう!」「〜〜に関するスキルをもっと高めよう」と戦略的にキャリアを形作っていけるからです。

なお、キャリア形成のために作るこの職務経歴書、「職業」に関すること以外を書いても構いません。
たとえば仲間と取り組んだイベントやボランティア活動、サークル活動なども書いておくほうが良いのです。
同様に、大学院に進学している場合はそこで学んだこと・研究していることを書いておくのもいいでしょう。
こういう自身の多様な取り組みをまとめていると、自分の取り組みを客観的に整理できます。
それが自己理解を高めることになるのです。
もちろん、職務経歴書を毎年作り直しているといざ転職活動する際にもスムーズに取り組めます。
多くの場合は転職活動時に会社に提出するためあわてて職務経歴書をつくりますが、実際は職務経歴書を作ったうえで「自分の強みを発揮できる職場はどこか」を考えていくほうが有意義に転職活動を行えます。
なお、本来の職務経歴書では「学校卒業からの職歴」をすべてまとめることになりますが、イキナリこれを仕上げるのは結構たいへん。
なので今年1年の振り返りが目的なら「今年1年のみの職務経歴書」を書いてみるのもオススメです!
職務経歴書はSTAR形式で書け!
さて、実際に職務経歴書を書く時、意識すべき書き方があります。
それはSTAR(スター)形式というものです。

先程の『図解「いいキャリア」の育て方』にはこのSTAR形式が解説されています。
STAR形式とは、Situation / Task / Action / Resultsの略。
具体的にいうと次のようになります。
- S:Situation(状況)「どういう状況で」
- T:Task(課題)「何の課題に対して」
- A:Action(行動)「どういう取り組みをして」
- R:Results(結果)「どういう成果だったか」
(実際には後で説明するようにSからでなくTから書き出すほうがわかりやすくなります)
自分がいた職場ごとにこの4つで経験を整理していくとSTAR形式で職務経歴書をまとめることが出来ます。
(何もなく自由に書こうとするよりも、STAR形式という枠がある方が書きやすくなりますね!)
STAR形式でまとめるメリット
STAR形式でまとめると、次の3点のメリットがあります。
・これまでの取り組みがストーリーとして伝わる!
・自身が取り組んだ課題と成果が明確になる!
・“何を成し遂げられる人か” がすぐ分かる!
だからこそまとめてみることで自分のキャリアを整理できるのです。

実際に私が今年の実績を STAR で書いてみると…
STARは実践してこそ価値があります。
例として、私の今年の取り組みの1つについてを書いてみます。
内容は私が「ChatGPTフル活用 Excel自動化プログラミング講習」という研修を新たにはじめたことについてまとめてみます(前回の記事に書いたことですね)。
【T:Task(課題)】「何の課題に対して」
・ChatGPTを活かした新たな研修の開発
・研修教材のアップデート
【S:Situation(状況)】「どういう状況で」
提供している研修の内容がChatGPTなど生成AIに対応できていない可能性があった。
他社の研修では生成AIの初歩的な使い方を扱うもの・生成AIの応用的な使い方を扱うものはあるが、ExcelマクロやGoogleスプレッドシートのApps Scriptの使用に特化したものが存在していなかった。
そのため、生成AIでExcelマクロなどのプログラミングを実行する研修の開発が求められていた。
【A:Action(行動)】「どういう取り組みをして」
- 自身が専門書籍を読みつつ試行錯誤することでChatGPTによるExcelマクロのプログラミング技術を習得した。
- その知見を教材に落とし込んだ。
- これまでの研修メニューであった「ロジカルシンキング入門講座」の内容も盛り込み、生成AI活用のためのロジカルシンキング力も同時に高められる研修に仕上げていった。
【R:Results(結果)】「どういう成果だったか」
- 2日間の研修に仕上げ、2025年4月・9月・11月に3回実施。
- 「Excelマクロを使えるようになった」「実習が多く実践的な内容で職場で役立った」という感想が寄せられる好評な研修となった。
今回は結果的に「良い結果」をまとめていますが、自身の棚卸しのためのSTAR形式での職務経歴書であれば「どういう失敗をしたか」「どうやったら良かったか」と「良くない結果」を書いてみても良いかと思います。
失敗は今後の改善のための「宝」であるため、 良いことも良くないこともまとめてみるのをオススメします!
整理をしてみると…!
さあ、今年の私の取り組みをSTAR形式でまとめてみました。
STAR形式でまとめると、課題・状況に対しどういう行動をし、どういう結果が出たかという一連の流れで取り組みを整理することができます。
ぜひあなたもまずは今年1年の取り組みの「職務経歴書」で構いませんので、STAR形式で職務経歴書を書いてみてはいかがでしょうか?
自身の成長などが明確になるはずですよ!

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12月は一年を振り返る時期。なかでも大切なのは「今年のキャリア形成で何を成し遂げたか」を整理することです。おすすめは職務経歴書を毎年書き直すこと。青田努『図解「いいキャリア」の育て方』にもあるように定期的に更新することは自己理解を深め、来年の戦略づくりに直結しますよ!