文学館に行き、作家の情熱を受け取ろう!旭川市・井上靖記念館訪問記。文学館でやる気をチャージ!

summary

地元出身の作家を知り、その文学館を訪れると、作品に込めた情熱や生き様に触れることができます。ちょうど先日 旭川で訪れた井上靖記念館もとても刺激的でした!こういう場所に行くと作家の情熱が自分にも伝染し、「自分もなにかやってみたい!」思いになります。やる気を引き出すためにも文学館にいくのがおすすめですよ!

地元の作家を知っていますか?

突然ですが、あなたの地元出身の有名作家をご存知でしょうか?

地元の地域には、たいてい有名な作家が何人かいるものです。

例えば北海道・札幌市では渡辺淳一さん(『リラ冷えの街』や『失楽園』の著者です)、旭川市だと三浦綾子さん(『氷点』や『塩狩峠』が有名です)、釧路市だと桜木紫乃さん(『ホテルローヤル』で有名です)などとあちこちに有名作家がいます。

こういう作家さんの場合、その作家を顕彰する文学館が作られていることも多いです。

「可能ならば、ぜひ文学館に行き、その作家の情熱や思いを学んでみよう!」というのが今日の記事のポイントとなります。

ぜひ最後まで記事を読んでみてください。

旭川出身の作家・井上靖記念館に行ってきました!

最近の記事、旅行系の内容が多いですが今回も旅行ネタを。


先日、北海道・旭川にある井上靖記念館を訪れてきました。

井上靖(いのうえ・やすし 1907-1991)は、『天平の甍(てんぴょうのいらか)』『敦煌(とんこう)』など、壮大なスケールの物語世界を描き出す文豪として知られています。

私は井上靖さんの作品は映画化もされた『蒼(あお)き狼』を読んだことがあります。

チンギス・ハーンの壮大な人生を描いた大作です。

☆『蒼き狼』の詳細とお求めはこちら→https://amzn.to/3FNgY2H

高校時代の「ダメ読書会」の思い出…

余談ですが、私がこの『蒼き狼』を初めて読んだのは高校生の頃。

高校の授業で「『蒼き狼』を読んでクラスの3人グループで読書の感想を共有しましょう」という課題が出たのでそのために読んだのです。

要するに「読書会」をする、という授業でした。

当日、「何を話そうか」と考えていたところ、私以外の参加者がみな『蒼き狼』を読んで来ていませんでした。

しかたないので、私が内容をただ紹介し、それを他の参加者がメモするだけという「ダメ読書会」に成り果ててしまいました…。

私はいま月に2回読書会を主催していますが、その時の「残念な思い」が開催の遠因になっているようにも思います…。

井上靖とは?

井上靖は昭和から平成初期にかけて活躍した作家です。

(写真はwikipedia

芥川賞や菊池寛賞をはじめ多くの文学賞を受賞しているだけでなく、文化勲章も授与されている人物です。

一方で、作家業にとどまらず、日本ペンクラブ会長として国際会議を成功に導くなど文化外交の担い手でもありました。

特に中国との文化交流を重視し、日中国交正常化にも一定の役割を果たしたことでも知られています。

(そもそも中国を舞台にした作品を数多く残しています)

実は、この井上靖の出身であり、井上靖の文学に大きな影響を与えた地が旭川なんですね。

井上靖記念館の中にも、ふるさとである旭川の街への井上靖の思いがあちこちに飾られていました。

(入場券にも旭川の思い出を描いた文章が描かれています↓)

作家の机に心惹かれる。

私は井上靖記念館以外にも、いろんな作家の文学館に訪れています。

すでに言及した渡辺淳一文学館や三浦綾子記念文学館にも行ったことがあります。

(桜木紫乃さんは残念ながら単独の文学館こそないのですが、釧路文学館内に桜木紫乃さんの作品をまとめたコーナーが設置されています)

他にも大学時代には新宿区立漱石山房記念館(夏目漱石の文学館です)や三沢市寺山修司記念館などにも出かけていました。

こういう場所に行き、注目しているのは作家の机を展示したスペース(あるいは再現したスペース)です。

今回訪れた井上靖記念館にも、井上靖が大作を作り出していった机が展示されていました。

こういう机を見ながら「作家はどんな思いでこの机に向かっていたのだろうか」「どういう情熱を持っていたのだろうか」と想像するのがなかなか楽しいのです。

思いや情熱が伝染する!

文学館では、その作家の生涯や作品に込めた思想や思いが展示されています。

井上靖文学館でも、旭川の街や中国文化に対する思いが多数展示されていました。

他にも直筆の原稿など作家の創作の一端を見ることもできました。

こういうものを見ていると、「自分もなにかやってみたい」「自分も挑戦してみたい」という思いが湧いてくるのです。

要するに、作家の思いや情熱が自分にも伝染してくるわけですね。

特に、作家の机を見ていると「ここの机から名作が世に出されたのだな…」と想像することで、自分のやる気も引き出されていくのです。

作家の情熱に触れるとやる気が出てくる!

文学館に行くメリットとして、作家の生き様や情熱に触れる事ができる点が挙げられます。

作家の生き様や情熱に触れる中で、自分のやる気も出てくるのです。

例えば「自分もなにか書いてみたい」という思いや「もっと勉強したい」「自分も何かを作り出したい」という思いが引き出されていくのです。

(記念館から見つめる中庭)

私も井上靖記念館で作品を見ていて、作品を作り出すために何度も中国を探索し構想を練り上げていった井上靖の情熱が伝わってきました。

なのでやる気を引き出す場所としても文学館って意味があると思うのです。

地元の作家の文学館に行こう!

ぜひ、あなたも地元の作家の文学館、行ってみてはいかがでしょうか?

全く知らない作家であっても構いません。

行ってみると、「あ、自分もなにかやってみたい…」という思いになれるかもしれません。

なので、ぜひ気軽に行ってみてくださいね!

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