目次
センター試験申し込み、締切迫る!
9月半ばです。
受験生の方にとっても
「もうすぐ試験!」という
感じが高まってきていますね!
受験生にとっては
今の時期は
推薦試験やAO入試の出願時期。
中学生の方も
今の時期は
三者面談などで
志望校を決める時期です。
あせりますね!
塾をやっている私としても
応援したい気持ちで
いっぱいです。
実は今の時期、
センター試験の
出願締切でもあるのです。
日程はこちら。
出願締め切り日は
10月7日(金)。
それまでにすることがあります。
浪人生は母校に行こう!
浪人生は母校の高校に
行く必要があるのです。
そして
「高校卒業証明書」を
もらってくる必要があります。
母校に行くのが気まずい・・・。
そうです。
センター試験で私が一番イヤなのは
ここです。
たかが受験するためだけに、
いちいち母校の高校に
「伺い」を立てないといけないのです。
どうでもいいことです。
しかもこの
「卒業証明書」がないと、
センター試験は受験できません。
社会人の方で
もう何年も前に高校を出ていても、
やはり母校に戻って
「〜〜年前の卒業生なのですが、
卒業証明書、もらえますか」
・・・頭を下げる必要があるのです。
バカバカしい!!!
センター試験の点数開示サービスほど無意味なものはない。申し込むのは損!
ちなみにですが、
申込時に
「成績開示を希望する」
欄があります。
開示を希望する場合、
別途費用がかかるのです。
費用は800円。
おいしいラーメンが食べられる金額です。
「点数も知りたいから、
申し込んじゃえ!」
「そんなに高くないし」
・・・っていうのは
大きな間違いです!!!
これほど
役立たないサービスって
ありません!!!
点数なんて、
問題冊子に
自分でエンピツで
丸を付けるので
自己採点できちゃいます。
そして自己採点をもとに、
国公立大学の最終的な
受験先を決めるのです。
ハッキリ言って、
点数開示なんて意味がない!
だって
成績が分かるのって
試験が終わった4月16日以降。
証拠です↓
合格者なら
大学生活を楽しんでいる頃です。
不合格者なら
みじめな思いでいるころです。
そんなとき届く
センター試験の点数表。
受かった人は
受験時の
イヤな思いがよみがえります。
不合格者なら
破り捨てたくなります。
つまり、
何の役にも立たないのです!!!
こんなサービス、
やめればいいのに!!!
センター試験受験者を苦しめる数学ⅠA
さて、センター試験で
もっとも
0点
の多い教科を知っていますか???
それが数学です。
なかでも数学ⅠAです。
(同時に、一番満点の多い教科でもあります)
国公立大学志望の学生を苦しめる
数学。
そんな高校数学の
基礎を占めているのが
数学ⅠAです。
要は高校1年生
(学校によっては2年生まで)
で学ぶ数学です。
ここが出来ないと、
数学ⅡBや数学ⅢCなんて、
出来ません。
それでいて、
数式や図が多発。
「場合分け」をする
問題が出るなど
かなり難しい教科です。
大学で理系学部や経済学部に
進学した場合、
高校数学を土台に
「線形代数」などの
高度な数学を学んでいきます。
そもそも
センター試験にあるので
文系の方にも「試練」となります。
数学のコツをつかもう!
数学は
コツをつかむと伸びます。
ですが
授業についていけず、
かといって自習もできない場合
コツをつかむことはそもそも
無理です。
では、どうやったら数学の
成績はあがるの?
どうしたらいいの?
北海道学習塾ゆう(作文教室ゆう)にも
よくご相談があります。
現在、
一人で学ぶには難しい数学ⅠAを
はじめからわかりやすく、丁寧に
マンツーマンで授業しています。
また、前の職場(高校)勤務時代も、
数学の学習法について聞かれていました。
だから、
ここではこのあと、
数学の効率的学習法について書きますね!
数学の効率的学習方法とは?
さて、
数学を勉強する際に
大事なことがあります。
それは、
「問題を解く」ことばかりに
重点を置かないことです。
数学が苦手な人に限って
全部自分で考えようとします。
計算がうまくいかない場合、
自力で「なんとか」しようとします。
その結果
数学が大嫌いになっていきます。
私が受験生の頃から
売れている「勉強法」の本があります。
それが和田秀樹さんの
『受験は要領』。
受験を効率的にクリアするコツを
まとめあげた本です。
読むと、
なぜか
「難関大学に受かりそう!」
な気がしてきます。
(私もこの本を読んで早稲田に行きたくなりました)
『受験は要領』にある数学の勉強法です。
(1)数学の問題集の問題を見て解いてみる。
(2)5分やっても解けないときは、
答えを見ながらノートに解いていく。
その際、途中式も省略せずにキチンと答えを出していく。(3)やり方が分かったら、
問題だけを見てやり方を思い出せるまで
じっくり読む。
要はこんなやり方です。
解き方を覚える、という意味で
「暗記数学」と呼ばれるやり方です。
そう。
これは数学の
解き方を「覚える」んです。
ただ、数学って
数字や文字があふれています。
どうやって覚えるの・・・?
そのために、
ノートに手で解答を写し、
きちんと計算をしながら
解いていくのです。
数学が苦手な人に限って、
「手で写す」プロセスを
めんどくさがります。
「見たら分かるよ」
「見るだけで解き方が分かる」
そんな「高飛車」な発言をします。
大きな誤解です!!!
実際に手で問題の答えを書く。
図表も、なるべく正確に手で書く。
途中の細かな計算もきちんと解く。
すると、数学の問題が
理解できるようになります。
人間、理解できないことを
覚えるのは不可能です。
意味が分かって、
はじめて頭に入るのです。
だから、数学の問題を
答えを見ながら解いていくことで
数学の問題の解き方が
頭に入っていくのです。
数式や図を手で写すことで、数学は出来るようになる!
数式や図をきちんと書くことで
数学は身につきます。
経済学も同じなのですが、
この「手で書く」一手間を
めんどくさがっていると
数学は永久に出来るようになりません!
この「暗記数学」、
数学が苦手な人はぜひやってみるのを
おすすめします。
このやり方の理想の問題集は
今の時代では『黄色チャート』でしょうね。
昔は『青チャート』だったのですが、
今はレベルを少し簡単にしても
大丈夫なようです。
(医学部を除く)
『黄色チャート』も難しい場合、
『ひとつひとつわかりやすく』シリーズを
オススメします。
教科書よりもわかりやすく、
教科書よりもやさしい解説で
説明してくれます。
問題数も少なめに
厳選されているので、
これ一冊で一通りの知識を
学べます。
なおかつ、
最後の章にはセンター試験の
問題もあり、
センター試験レベルまで
短時間で学力を高められるのです!
この問題集、
うちの塾でも
使うことがあります。
初歩の初歩から学べる いい問題集です。
さて、数学が苦手な人が多いのって
つらいことです。
実は日本人は
世界的に見ても数学が得意な人が多いのです。
数学のノーベル賞と呼ばれる
フィールズ賞では
日本人の受賞者は3人もいるのです。
実は日本語って、
数学を勉強する上で
有利なんです!
(厳密には日本語や中国語など
アジアの言語)
『天才!成功する人々の法則』にはこうあります。
数の数え方が規則的なために、アジアの子どもは、
足し算などの基礎的な計算をずっと簡単に
こなせる。
英語を話す七歳の子どもに、
37足す22を暗算させてみればいい。彼らはまず、サーティセブンとトゥエンティトゥーという
言葉を、37と22という数字に変換しなければならない。変換してはじめて足し算に取りかかれる。
2足す7は9。
30足す20は50。
だから答えは59。アジア人の子どもに同じ問題を出せば、
質問がそのまま等式になる。
言葉を数字に変換する必要がない。(261ページ)
日本語で数学ができる。
その「ありがたさ」に気付くほうがいいでしょう。
数学で人生を変えた人・・・秋山仁
一昔前、
よくテレビに出ていた
秋山仁(あきやま・じん}さんがいます。
秋山さんは高校時代、
本当に数学が苦手だったそう。
ですが、
自分で学ぶうちに数学の面白さに
気付いたそうです。
そして今では大学で数学の研究者。
数学が分かるようになることで、
大きく生き方が変わっていったんですね。
(この秋山さん、なんと
水戸黄門のマドンナ 由美かおると
事実婚関係でもあるのです。
数学で人生が変わった!!!)
数学が苦手な方、
ぜひ「暗記数学」を試してみてくださいね!
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