その1『小論文を学ぶ』(長尾達也)。
なんのひねりもないタイトル。
中身は延々と文字ばかり。
でも。
この本は役立ちます。
小論文をただ学ぶだけでなく、「知の体系」を知れてしまうハイテク本なのです。
例えば。
「近代的〈知〉のマトリックス」(59)。
物心二元論・原子論・機械論など、世界観についての説明がこと細か。
対象は高校生向きですが、大学に入ってからも役立ってしまうものです。
その上、
学問の香りを感じることのできる良書。
読むだけでも役立ちます。
【使うタイミング】小論文の練習を行い、「なんとなく書けるようになってきた」際に「もうプラスアルファ」として活用するといい。
【対象】高校3年生〜(中身は結構、難しいです)。でも高校時代にやっておくと、大学の勉強(特に文科)に役立ちます。
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