ゴールデンウィーク明けからが本番!社会人が大学院生活を乗り切るための戦略とは?

summary

実は大学院ってゴールデンウィーク明けからが本番です。課題も授業も一気に本格化!なので予習や早めの課題対策で乗り切きっていきましょう!ときには大学祭期間も戦略的に活用し、課題を早めに着手していくのがあなたを救うことになりますよ!

大学院生活スタートから1ヶ月。あなたが迎える本当の現実とは?

さあ、新年度が始まって1ヶ月。

大学院生活を今年からスタートした方もいらっしゃることと思います。

4月に入学された方の中には、社会人として久々のキャンパスライフが始まり、期待に胸をふくらませた方も多いかもしれません。

新たな出会い、新鮮な授業、そして未知の学び。

大学院の4月は、いわば“序章”とも言える時期です。

しかし本当の意味での「大学院生活の現実」って、実はゴールデンウィーク明けから始まるのです。

なかにはウンザリしてしまい途端にモチベーションが下がってしまうこともあるのがこのゴールデンウィーク明けの期間…。

今回は「大学院生活本番はゴールデンウィーク明けから始まる!」をテーマにお伝えします!

GW後に訪れる“現実”

私自身の経験や、これまで多くの大学院生を見てきた中で気付いたことがあります。

それは大学院の授業って、「ゴールデンウィークを境に、授業の難易度も課題の重さも一気に本格化する」ということです。

4月はどちらかといえばオリエンテーション的な内容が多く、雰囲気も柔らか。

新鮮な気持ちで臨めるため、高揚感で日々過ごすことができます。

課題もまだ少なめで、「なんとかなるかも」と感じることもあるでしょう。

ですが、ゴールデンウィークの連休が明けると状態が一転します。

各授業で本格的な文献講読、ディスカッション、レポート提出などが始まります。

社会人の場合、ただでさえ仕事や家事などやることが多く、てんやわんや。

「これが大学院か…」と実感する瞬間が訪れます。

実際に、授業に出る人数がゴールデンウィーク明けから減ってくる…という話も珍しくありません(残念ながらこれは事実です…)。

大学院生に求められる「予習型」スタイル

だからこそ重要なのはゴールデンウィーク中に少しでも予習や課題を進めておくこと

これをやっておくかが非常に重要です。

せっかくのお休み、どこかに出かけて気分転換するのももちろん良いですが、休暇を使って文献を読んだり、提出課題に手をつけておくことで、連休明けの負担が格段に違ってきます。

中でもおすすめなのが私の提唱する「締め切り無視法」。

これは、締め切りをあえて“無視”して、課題が出された瞬間から取りかかり、可能な限り早く仕上げてしまうという手法です

【関連記事】締切に負けない時間法1)締切無視法で突っ走る!〜大学院乗り切り時間管理スキル〜
https://school-edu.net/archives/35306

「7月末の悪夢」を迎えないためには?

大学院って、前期の場合は期末レポートの提出時期はたいてい7月末になります。

1個や2個のレポートなら「なんとかなる」のですが、ほぼすべての授業で期末レポートがある場合「7/31締切のレポートが10個ある」という状態も現実に存在します。

「ああ、こんなことなら早くやっておくんだった…」

そういって後悔する人が毎年あとを絶ちません。

なので、たとえば5月の時点で7月末までのレポートが出題された場合、ちょっと大変でも出題されたその日から課題に手を付けておくのがオススメです。

そうでないと、ホントに7月末のレポートが何本も溜まることになりかねないからです。

おまけに7月が仕事の「繁忙期」と重なると本当に「最悪」です。

寝れなくなります。

そもそも先延ばしにするとストレスも増えますし、他の課題と重なることで負荷が跳ね上がります。

だからこそ、気力のあるうちに終わらせてしまうほうが、精神的にもずっと楽になります。

この「締め切り無視法」を身につけ実践することで、大学院生活のバタバタ感を和らげることができるのです。

よく、「大学院に入ると時間の使い方がうまくなる」と言われることがあります。

これは多くの課題や仕事とのやりくりをする関係上 イヤでも身につけることになる事が大きいです。

大学院生あるある。休みの日も勉強

「せっかくの休日くらい休みたい」と思うのは当然です。

ですが、大学院生の多くが、週末をレポート作成や論文読解に充てているのもまた事実です。

特に仕事と両立している方にとっては、平日に課題に取り組む時間を捻出するのは至難の業。

だからこそ、土日や祝日を有効に使う必要があるのです。

大学祭は戦略的に活用すべし

「とはいっても、ゴールデンウィークをなんとなく過ごしてしまった…」

そういう思いを持っている方にとってオススメなのが【大学祭】期間です。

大学によっては5月から6月にかけて大学祭が開催されることがあります。

たとえば、私が通っている北海道大学の場合 6月の初旬に3日間、金・土・日を使って大学祭が行われます。

(今年の北大祭は6/6(金)から6/8(日)に行われます)

https://hokudaisai.com

その期間中は授業が休講になっています(あくまで北大の場合です)。

もしあなたが金曜や土曜に授業を取っている場合、大学祭期間は予習や課題を進めるチャンスとも言えます。

この大学祭期間を「遊びの時間」と捉えるか、「課題に集中する貴重な中休み」と考えるかで、その後の大学院生活の流れも変わってきます。

もしもゴールデンウィーク明けの課題が多く、苦しい状況に陥った場合は、この大学祭期間を“挽回のチャンス”として戦略的に活用するのも一つの手です。

また、後期に大学祭がある大学もあります。

その場合は後期の授業課題を一気に片付ける調整ポイントとして活用できるのです。

大学院は「人生の中で最も勉強する2年間」

さあ、ここまで事前に予習や課題をするのが大事だとお伝えしてきました。

ただ、そもそも考えるべきは「大学院期間は勉強に専念する期間でも構わない」ということです。

つまり、土日や祝日にレジャー・飲み会を入れる生活から「勉強一本」の生活に切り替えるのも大いにアリ、ということなのです。

MBAや専門職大学院に進学された方の多くが口を揃えて言うことがあります。

それは「これほどまでに勉強したのは人生で初めてだった」ということ。

つまり、大学院はそれほどまでに学習の密度が高く、自分を追い込む時間でもあります。

だからこそ、「2年間だけは徹底的に学ぶ」と割り切って、人生の中で特別な期間として位置づけることも一つの考え方です。

もちろんすべてを犠牲にする必要はありませんが、「今だけは学びを最優先にする」と覚悟を決めることで、結果的に大きなリターンを得ることができます。

(「休みだからどこかにいかないと…」と強迫観念を持つ人もいますが、大学院在学中はそういう強迫観念は不要です)

いま大学院を目指す方へ

本記事を読んでいる方の中には、「これから大学院を目指したい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

そんな方にとっても、この“ゴールデンウィーク明けから本番”という感覚は、将来を見据える上で大きなヒントになるはずです。

「働きながら本当に大学院に通えるのか」「課題はどうやってこなしていけばよいのか」と不安に感じている方こそ、このタイミングでの学び方を意識してみてください。

予習をしておくこと。

課題を前倒しでこなすこと。

これらを意識することで、社会人としての生活と学業を無理なく両立することができるのです。

まとめ!大学院の“本番”を乗り切ろう!

大学院生活は、ゴールデンウィーク明けからがいよいよ本番です。

・課題の負荷が増える
・授業の難易度が上がる
・学びの密度が濃くなる

そんな時期だからこそ、少しでも予習をして備えておくことが重要です。

そして、休みの日を戦略的に使うことで、無理なく学びを深めていくことが可能になります。

これから大学院生活を送るみなさん、そして大学院を目指しているみなさん。

ぜひこの「ゴールデンウィーク明け」を、学びのギアを一段上げるターニングポイントとして捉え、一歩先を見据えた準備をしていきましょう!

「大学院のリアル」はこちら!

 

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