大学院に行きたいけど不安な時は「社会人向け履修証明プログラム」から始めてみませんか?

 

summary

「大学院に行きたいけど自分はついていけるだろうか…」そんなときは大学院の「履修証明プログラム」を受講するのがオススメです!社会人向けに設置されている授業を実際に受けることで大学院の「お試し」履修ができます。実際の学びを体験することで自信を持って進学を決められるのでオススメですよ!

こんなお悩み、ありませんか?

「大学院に行ってみたい。でも、いきなり進学するのは不安…」

「自分に大学院の学びが合っているかわからない…」

「仕事をしながら通えるか、ついていけるか不安…」

そんなお悩み、お持ちではないでしょうか?

社会人のキャリアアップに有効なのは大学院進学ですが、「はたして自分はついていけるのだろうか」と不安を感じることも多いかもしれません。

こんな不安を持つ方にぜひおすすめしたい方法があります。

それが「社会人向けの履修証明プログラム」です。

大学・大学院では社会人向けの講義プログラムを用意しているところが多いです。

こちら、通常の学校のように大学教員の授業を履修したり自分でレポートを提出したりするなど通常の授業を履修することができます。

大学院卒などの学位には繋がらないものの、大学・大学院が定めたプログラムを履修したことを証明してくれます。

この経験を履歴書に書くこともできますし、そこでの学びを自分の仕事などに活かすこともできます。

さらには大学院の授業を実際に「お試し」することもできます。

今回は私の経験ももとに、社会人こそ大学・大学院の「履修証明プログラム」活用の魅力をお伝えします!

社会人向けプログラムとは? 履修証明プログラムのススメ

最近の大学や大学院では、社会人に向けた多彩な学びの機会が広がっています。

その代表格が「履修証明プログラム」です。

これは、大学が開設する一定の学習プログラムを履修することで、「この人はこのプログラムを修了しましたよ」という証明書が発行される仕組みです。

ポイントは以下の通りです:

  • 学位にはならないが、履歴書などで学習実績としてPRできる
  • 大学の教員による講義を受けられる
  • レポートや発表などもあり、大学院さながらの学習体験ができる
  • 専門知識や人脈も得られる
  • 受験のハードルが比較的低い(志望理由などはしっかり問われる)

科目等履修生もアリですが…。

もちろん、負担が大きいと感じる場合は、1科目単位で受講できる「科目等履修生制度」などから始めるのもアリです。

1科目数万円で履修できるのでリーズナブルですし、いざ大学院に入ってからも科目等履修生として履修した単位を卒業要件に参入することもできるのでムダになりません。

ただ、科目等履修生と違い、履修証明プログラムは体系的に学べることが特徴となっています。

「一つのテーマを深掘りしたい」「進学前に実際に自分が大学院に通えるか確認したい」という方に特におすすめです。

私が通ったCoSTEP(コーステップ)とは?

実は私も以前 北海道大学大学院が提供する履修証明プログラムを履修しました。

それが「CoSTEP(コーステップ)」というものです。

☆CoSTEP公式サイトはこちら→https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/

CoSTEPとは、北海道大学が開講している「サイエンスコミュニケーター養成プログラム」です。

現代社会には多くの科学技術が存在しています。

たとえば地震予知や原子力技術、遺伝子技術にAIなど様々な技術があります。

これらって重要性は高いものの、イマイチどういうものか分かりづらいです。

その上、ワクチン技術のようにリスクばかりが喧伝され、正しく意思決定ができていないケースも多くあります。

こういった科学技術についての正しい情報を一般市民に伝える「架け橋」のような役割を担うのがサイエンスコミュニケーターです。

CoSTEPでは、そうしたスキルを学ぶための講義や実践が行われており、今年で約20年続いている歴史あるプログラムとなっています。

私もCoSTEPの存在を知り「大学院の様子がわかるかも…」と思い2022年度に履修しました。

書類審査と面接の結果、めでたく受講できることとなりました。

2022年度、5月から毎週水曜の18:30からと土曜日10:00-14:30に授業がありました。

時間を調整して参加する中で科学技術についていろんな学びを深めることができました。

CoSTEPは社会人だけでなく、北大の現役大学院生と一緒に受講する事ができました。

良い刺激を受けたのを覚えています。

CoSTEPから大学院進学へ

このCoSTEPで学ぶ中で、私は「大学院って、面白い!」と感じました。

私は大学卒業後そのまま早稲田の大学院に進学していましたが、CoSTEPを経て「もう一度大学院を目指してみよう」と考えるようになったのです。

そしてCoSTEP修了と同時に、北海道大学の公共政策大学院を受験し無事進学することができました。

つまり、CoSTEPという北大の履修証明プログラムを履修したことが、大学院進学へのリハビリ的ステップになったのです。

進学前の「お試し」としての効果

大学院進学を考える社会人の方の多くは、「本当に通えるかな?」「研究テーマが決まらない」「周囲と馴染めるか不安」といった気持ちを抱えていらっしゃるかもしれません。

そんなとき、社会人向けの履修証明プログラムを“お試し”で受講することで、大学院に通えるかどうかを実際に体験することができます。

学びのペースを知ることができたり、時間管理できるかを試すことができたり、自分の興味関心をより明確にしたりすrることができます。

また、実際に学んでみることで進学モチベーションが高まるほか、大学院受験の志望理由をさらに深めていくこともできます。

仮にダメだったとしてもそんなにリスクはありません。

そのうえ、プログラムを修了した経験自体が自信につながります。

「やってみたら、意外と楽しかった」「意外とできた」と思えることが、次の一歩への背中を押してくれるのです。

北大・小樽商大など、各地で広がる履修証明プログラム

こうした社会人向けの履修証明プログラム、いろんなものがあります。

たとえば、北大には他にも「観光」をテーマにした「デスティネーション・マネージャー育成プログラム」というものもあります。

☆サイトはこちら→https://www.imc.hokudai.ac.jp/academics/destination_manager.html

また、小樽商科大学大学院でも、医療分野に特化した「病院経営アドミニストレーター育成拠点」という履修証明プログラムが実施されています。

☆サイトはこちら→https://obs-huhma.jp/

「履修証明プログラム」と「大学名」で検索すれば、全国各地の大学でさまざまなテーマのプログラムが見つかります。

文系・理系問わず、ビジネス・教育・医療・ICTなど多様な分野があるので、きっとあなたの興味に合ったものが見つかるはずです。

まずは一歩踏み出してみませんか?

大学院に進学するという選択ってキャリアアップに直結する反面、社会人にとっては躊躇することも多いかもしれません。

ですが「興味はあるけど不安」というときに社会人向け履修証明プログラムを活用することで、不安を“経験”によって取り除くことができます。

「大学院に通えるのか?」という疑問に対しては実際に授業を受けてみるのが一番です。

「なるほど、これならいけそう!」と感じられると自分のモチベーションも上がります。

また実際の大学院面接でも「履修証明プログラムを受講した」事実が意欲を示してくれるのです。

私自身も、CoSTEPというプログラムを通じて「仕事しながらでも大学院に行けそうだ」と気づくことができました。

だからこそ、今、公共政策大学院で学び続けられています。

もしあなたが大学院に興味を持っているなら、まずは「社会人向けプログラム」からスタートしてみませんか?


自分の近くの大学・大学院で「履修証明プログラム」や「科目等履修生」の制度を調べてみるのがオススメですよ!

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