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教育産業以上!推し活市場、大拡大中!
突然ですが、あなたには「推し」がいますか?

「推し活」という言葉、すっかり私たちの日常に溶け込んでいます。
アニメのキャラクター、アイドル、俳優、YouTuber…。
さらには映画や漫画の世界観そのものまで、何かしら「推し」があるという人も多いのではないでしょうか。
映画に何度も足を運んだり、限定フィギュアやグッズを購入したり、ライブに通ったりするという活動は、まさに推し活の代表例といえます。

ある調査では推し活人口は【1,400万人】で市場規模【3兆5,000億円】にも広まっているようです。
(推し活に関する出典はこちら→https://note.com/oshikatsusoken/n/n3c4895c4e4bc)
塾などの教育産業は2.8兆円市場なので、推し活市場はそれより大きくなっているわけですね!
(教育産業の市場規模の出典はこちら→https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3633)
以前ブログでも取り上げましたが、推し活は今や「一部の人の趣味」ではなく、世代を超えて広がる“普遍的”な行動様式となりつつあります。
私自身、こうした推し活文化をとても面白いものだと感じています。
推し活=他者課金?
推し活の形でスマホゲームに課金したり、グッズ購入したり、チケットを買ったりする。
こういう形で自分の「好き」という気持ちをお金で表現し、誰かを応援しているわけです。
クラウドファウンディングのように、社会的に価値のある活動をしている人に対する支援も、ある意味で「推し活」であると言えなくもありません。
誰かを応援し推していく「推し活」、とても前向きな行為だと言えます。
ただ、こういう推し活って、よく考えてみると本質は「他者に対する課金」です。

課金をして自分の満足にはつながりますが、そのお金は結局他者に回るだけです。
なので私は「どうせお金を使うなら、自分にも課金してみたらどうだろう?」と思うのです。
もちろん、他人を応援することには満足感や達成感があります。
ですが、それが直接的に自分の未来にプラスの影響を与えるかというと、必ずしもそうとは限りません。
であれば推し活だけに満足するのではなく、自分自身の未来に対しても「推す」ことが必要なのでは、と思うのです。
自分の未来に課金するという発想
大事なのは「推しに課金」するのと同じように、「自分に課金」してみること。
たとえば、資格取得のための勉強をしたり、専門性を深めるため研修を受けたり、キャリアアップのために大学院進学をしたりするのが「自分課金」であると言えます。

こうした行為はすべて、自分の未来への“自己投資”です。
他者課金が「応援」なら、自己課金は「自分の未来への投資」なのです。
自分の未来や自分の可能性に対し、「自分には価値がある」と信じてお金と時間を投じていくこと。
これ、他者課金である「推し活」以上に価値があるのではと思うのです。

閉塞感のある今だからこそ「自己課金」を!
現代社会は、先が見えにくく不安定な要素が多くあります。
閉塞感がある社会だと感じている方も多いかも知れません。
そういう場合、推し活をすることは「誰かを応援することによる満足感」「応援することによる感謝」を手軽に得ることができます。
その意味で、経済の先行きが見えない現代に推し活が流行っているのには大きな理由があるように感じています。
推し活には誰かの夢を応援することで得られる充足感もあります。
でも、それが自分自身の人生の選択肢を広げてくれるかは別問題です。
むしろ、自分自身を信じ、自分自身に投資することでこそ、未来の可能性が開かれていくのではないかと感じています。

(よく、頑張っているアイドルを「推す」方がいますが、むしろ頑張るべきは自分自身です)
大学院通学も「自己課金」です。
私も今、仕事をしながら北海道大学の大学院に通っています。

修士課程を4年で卒業する「長期履修制度」を活用している関係もあり、今年で修士課程3年目となります。
大学院進学って、金銭的にも時間的にもなかなかの「課金」です(笑)
でも、この自己課金は、ただの“消費”ではありません。
学ぶことで、視野が広がったり、出会う人が変わったり、話す言葉が変わったりします。
学ぶ前には思っても見なかった未来の可能性が開かれていくこともあるのです。

実際、私はいま北大の公共政策大学院に通っていますけど、今年度はある自治体さんから「政策形成研修」のご依頼を頂いています。
これ、まさにいま大学院で学んでいるテーマなので、大学院で学んでいることがそのまま新たな仕事につながった事例であると言えます。

(過去の研修実施時の写真)
推し活による他者課金と違い、自己課金は結果が出るまでになかなか時間がかかります。
ですが、自己課金して学び続ける中でじわじわと自分の価値が高まっていくことになるのです。
「最強の推し」は自分自身
推し活のように、誰かを応援することも素晴らしい行為です。
ですが、それと同じくらい、自分自身を応援する「自分課金」も価値ある行動だと私は思います。
というより、他者を「推す」ヒマがあるなら、その一部でもいいので一生関わり続けないといけない自分自身を「推し」たほうが価値的なようにも思います。
(推し活を否定しているわけではありませんので念の為…)

資格の勉強を始めるのもいいですし、手っ取り早く本を買ってきてよんでみるのもいいですね。
また、思い切って大学院に進学するのもありだと私は考えます。
最強の推しは、自分自身。
自分自身をまず推していく。
そんな気持ちで、ぜひ自分の未来に課金するのもおすすめですよ!
自分の頭脳に課金する――それが、これからの時代を生き抜くための、最も確かな戦略になるはずです!

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いまや教育産業よりも大きくなった推し活市場。ただ、推し活って本質は他者課金です。推し活も大事ですけど、それ以上に自分の未来へ投資する「自己課金」も大事ではないでしょうか?資格取得や大学院進学など、自分の未来への投資、していきませんか?