迫る締切!修士論文は自分のキャリアアップ・成長に直結する!修論執筆の意義と価値をお伝えします!

Summary

修士論文の締切は毎年12〜1月。締切が迫る中、大学院生は日夜、その完成に向けて奮闘しています。かくいう私もその1人。修士論文は学びの集大成であり、専門知識を体系化し、論理的思考力や課題解決能力を高める重要なプロセスです。大変だからこそ自分のキャリアアップに直結しますよ!

修士論文執筆、締切迫る!!

「いよいよ今月末が締め切りだ…!」

修士課程2年生になると、だいたい12〜1月に修士論文(リサーチペーパー)の提出締め切りが設定されています。

締切が目前に迫る中、多くの大学院生がその完成に向けて日夜取り組んでいます。

いま北大公共政策大学院の修士課程2年の私もその一人。

1月末の締め切りを目指していま最後の仕上げに取り組んでいます。

(私は長期履修なので在籍自体はあと2年なのですが、いまのタイミングでの提出を目指しています)

修士論文は単にこれまでの学習成果をまとめたものではなく、自分自身の研究を体系化・理論化する貴重な機会でもあります。

今回は修士論文執筆の意義について見ていきます。

修士論文とは何か?

修士論文は大学院での学びの集大成として位置付けられます

これらは単に授業で得た知識をまとめるだけではなく、自分でテーマを設定し、文献調査やデータ収集、分析を経て、自らの考えを論理的にまとめ上げるプロセスを含みます。

というよりも、「大学院修士課程は修士論文を一人で書くための力を身につける場所」ということもいえます。

つまり、大学院で専門分野の勉強をしたり調査法を学んだりゼミでディスカッションしたりするのも、結局は修士論文を自力で書くための力を身につけるためであると言えます。

修士論文を作る際、指導教員からのアドバイスを元に深めていくことが求められます。

大学院受験の際に指導教員選びが求められるのも、修士論文執筆を指導教員と一緒に進めていくことが卒業に不可欠だからです。


仕事をしながら大学院で学ぶ社会人にとって、修士論文執筆は多忙な中での挑戦となります。

ですが、修士論文執筆を通じて論理的思考力や課題解決能力が磨かれる点が大きな特徴です。

さらに、数十ページ(場合によっては100ページ以上)の文章を一人で構成し、推敲を重ねて完成させる経験は、他の場面では得がたい貴重なものとなります。

この修士論文は自分の専門性を示す「名刺」のようなものでもあります。

修士論文を仕上げることが自分自身のレベルを引き上げることに直結するのです。

公共政策大学院やMBA(経営管理修士)コースなどの専門職大学院では修士論文ではなく「リサーチペーパー」という名称が使われることがあります。
研究論文だけではなく企業のケーススタディやビジネスプランなど、専門分野に応じた形式での執筆が求められます。

修士論文執筆で高められるスキル!

修士論文を書くことで得られるスキルは多岐にわたります。

その中でも特に重要なものをいくつか挙げてみます。

1. 論理的思考力の向上

修士論文では、テーマ設定から文献レビュー、分析、結論に至るまで、一貫した論理性が求められます。

この一連のプロセスを通じて、情報を整理し、筋道立てて考える力が養われます。

このスキルは、研究分野に限らず、ビジネスの場面や日常生活においても役立つはずです。

2. 専門知識の体系化

修士論文を執筆することで、これまで学んできた専門知識を体系的に整理し、自分なりの理論や見解を築き上げることができます。

例えば、文献やデータの比較検討を通じて新たな視点を得ることは、学びを深めるだけでなく、今後のキャリアにおいても重要な武器となるでしょう。

3. プロジェクト管理能力の習得

論文執筆は、長期的なプロジェクトを管理する能力を養う場でもあります。

(一夜漬けで修士論文は書けないですし、インタビュー調査やアンケート調査をする場合も多くの段取りが求められます)

スケジュールを立て、計画的に進める力は、特に社会人にとって重要です。

この経験を通じて、自己管理能力やタスクの優先順位を見極める力が磨かれます。

修士論文執筆の重要性

修士論文執筆の意義は単なる学問的な価値にとどまりません。

それは、自らの知識やスキルを「形」に残すという点でも大きな意味を持つからです。

最近では、大学で卒業論文執筆を必須としないケースも増えています。

これ、就職活動などには有利かもしれませんが、すごくもったいないことだと思います。

それは、卒業論文を書くことで自分の思考を体系的にまとめる機会を逃してしまうことがあるからです。

なので私は大学生の方には「たとえ卒論が必須でなくても、卒論は書いたほうがいいよ」とお伝えしています。

現在は生成AI(たとえばChatGPT)の登場により文章を作成すること自体は容易になりました。

ですが、これらのツールを深く活用するには基礎的な論理力や言語能力のほか、研究を体系化する力・理解力も必要となります。

AIをほんとうの意味で活用するには、自分の力で論文を執筆する力が必要不可欠なのです。

実践を通じて得られる達成感

私は1回目の大学院在学中(早稲田大学大学院教育学研究科)に70ページを超える修士論文を書き上げました。

そのときは100ページ以上の内容を削りに削り、なんとかまとめ上げました。

このような経験を積むことで、自分が一つのプロジェクトを完遂できるという自信を得ることができました。

私がいま進めている修士論文も、その締め切りが迫る中で修正を繰り返しながら完成を目指しています。

このプロセスは決して楽ではありませんが、終わった後の達成感や自分の成長を実感できる瞬間を想像すると、努力の価値があると感じます。

修士論文を通じて未来を切り開く

なお、修士論文というものは単に形式的に書くものではありません。

修士論文を提出し修士号を取得することは研究者としてのスタート地点に立つことでもあります。

例えば「日本●●学会」などでの学術発表や論文投稿など、修士号を取得していれば研究者として活躍することができるのです。

それに、修士号を持つことはその分野の専門家であると公的に認められることでもあります。

また、修士論文執筆の中で学んだスキルは実際の仕事や日常においても大いに役立ちます。

例えば、ビジネスの場面では、大量の情報を整理し、的確にアウトプットする能力が求められますが、修士論文執筆はその能力を高めるのに最適な機会となります。

そのため、多少大変でも修士論文を執筆する経験は今後のキャリア形成においても有益であると言えるのです。

世の中で販売されている新書や専門書の中には、「修士論文を少し形を変えたもの」「修士論文をそのまま本にしたもの」がいくつもあります。

できの良い修士論文を仕上げることはそのまま出版につながることもあるのです。

修士論文執筆は大変。だからこそ役立つ!

修士論文執筆は大変です。

でも、だからこそ自分自身を成長させるための貴重な機会となります。

一つのテーマを深く掘り下げ、論理的にまとめ上げるプロセスは、人生における財産となるのです。

これから修士論文に取り組む皆さんには、ぜひその機会を活かし、自分だけの成果を形にしてみてくださいね!

私自身も、いま締め切りに向けて全力で取り組んでいるところです…!

頑張ります!

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