大学院の提出書類に「社会人経験」を書く欄がない?そんなときはムリヤリでいいからこじつけを!

今回のポイント
「学生時代の取り組み」を社会人が聞かれたら、
「学生時代の取り組み→それがいかに仕事に役立ったか」を
セットで答える!

 

「本学では社会人も受け入れています」とは言うけれど。

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

「社会人も受け入れています」

 

最近の大学院って、
探してみると

 「社会人も受け入れています」

という文言を載せているところが
徐々に増えてきました。

 

 

社会人でも通いやすいように
夕方・夜間の講義を設定しているところも
出てきています。

 

これは社会人の方のキャリアアップにつながる点で
素晴らしいことだと思います。

 

 

 

エントリーシート/志望理由書に「社会人経験」をアピールできない悲劇

 

ですが。

 

表面上は「社会人も受け入れています」と書いていても、
内実はそうなっていないことが
時折あります。

 

 

 

進学希望の際に出す
「志望理由書」や「エントリーシート」は
その1つです。

どういうことかと言うと、
「志望理由書」「エントリーシート」の項目に

  「社会人としてこれまで取り組んできたこと」

を書く項目が一切ないケースも多いのです。

 

逆に
「学生生活で努力したこと」は
大きいスペースが用意されているのです。

 

…当たり前かもしれませんが、
社会人が大学院に入るケースって
(大学院によって違うこともありますが)かなり少数派です。

 

 

大学4年生からそのまま進学するケースが
大部分を占めます。

 

そのため、
学生を対象とした
「学生生活で努力したこと」という項目に
大きなスペースが用意されている反面、

「社会人としての取り組み」を
書くスペースがないことも多いのです。

 

 

ベテランのビジネスパーソンなのに、業績のアピールができない?!

 

これがどんな問題を引き起こしているのでしょう?

 

 

たとえば
いま40代後半で、
会社の売上に大きな貢献をしてきた
ビジネスパーソンの方がいたとしましょう。

 

それで「社長賞」を取るほか、

これまでの取り組みを
経営の学会で発表し、
評価を受けているとしましょう。

 

 

この方、社会人としての実績は
十分です。

 

しかしながら、大学院進学のエントリーシートでは
「学生生活で努力したこと」という項目があるものの、
「社会人としての取り組み」を書く欄がありません。

 

すると、

「会社に大きな貢献を果たしてきた」
「社長賞を取った」
「学会発表をした」

ことが全く書けないのです。

 

結果、

「学生時代は
 テニス部に所属し、
 勉学とサークル活動の両立に挑戦した」

という「ありきたり」なことしか
書けなくなるのですね。

 

 

 

…卒業「後」の20年間ではなく、
はるか昔の「卒業前」のことしか
エントリーシートで求められていないという「悲劇」。

 

 

 

これ、本当に社会人のことを
受け入れているのか、
疑問に感じてしまうのです。

 

 

むしろ
社会人の存在をほとんど想定されていない、
といえるでしょう。

 

こじつけてでもいいから社会人経験をアピールしよう!

 

どう考えても
大学院の用意する
「志望理由書」の枠の作り方に問題があるのですが、
こういった場合、どうすればいいのでしょうか?

 

 

私がオススメするのは
「ムリヤリでもいいから
 社会人経験にこじつける」
ことです。

 

 

具体的には
「学生時代の取り組み→社会人としての取り組み」を
両方一貫性をもたせて書くといいのです。

 

 

例えば
「学生生活で努力したこと」には

「大学在学中、テニス部に所属し、
部員をまとめ上げるため
リーダーシップを発揮した。

このリーダーシップを就職後も活かし、
 社内において○○社とのプロジェクトを成功に導くなどの
 実績を上げることが出来た」

などと書くと良いですね。

 

 

自分の強みが伝わるエントリーシートを!

 

口では「社会人も受け入れています」と言っている
大学院でも、

時折
「社会人の経験を書く場所がどこにもない」
エントリーシートや履歴書の提出を求められるケースが
いくつもあります。

 

 

そこを「学生時代の取り組み」だけで書くと、
せっかくの社会人経験が
アピールできなくなるんです。

 

なので、
「学生時代に努力したこと」には

「学生時代の取り組み
 →それが社会人となってから
 このように役立った」

などという流れで書いてみてはいかがでしょうか?

 

するとあなたの強みが
もっと伝わるようになるはずです。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

 

「学生時代の取り組み」を社会人が聞かれたら、
「学生時代の取り組み→それがいかに仕事に役立ったか」を
セットで答える! 

 

 

自分のアピールしたいことに、ムリヤリでいいからつなげる!

大学院の志望理由書をはじめ
企業の転職/就職の履歴書って、
「みんな」に合うようにはできていません。

 

そのため、
たとえば社会人経験がある人に対して
「学生時代に努力したこと」だけが
聞かれることもあります。

 

そこを素直に
「学生時代の取り組み」だけを書くと、
社会人経験をアピールする場所が
なんにもなってしまいます。

 

なので聞かれていなくても
「自分のアピールできること」に
ムリヤリでもつなげる努力が必要なのです。

 

 

これは大学院神学に限らず
すべてに当てはまります。

 

 

今回のように、
項目の決まっているアンケートや
自己紹介文を書くときなど、

想定されている質問が
自分に合っていないこともしばしばあります。

 

だからこそ、
自分のアピールしたいことが書けるような流れに
多少強引でもつなげていくのをおすすめします!

 

参考にしてみてくださいね!

ではまた!


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