論文の書き方 論文作成最大の難関は「先行研究の分析」である!これってどうやればいいの?

今日のポイント
論文作成で大変なのは
先行研究の分析だ。

「そうだ、
論文 書こう!」

 

そんな思いに急になりました。

ゴールデンウィーク中に
大学院時代の先輩にあったのが
きっかけです。

 

 

その先輩は函館の大学で講師をしています。

専任講師のポストを得るため、
毎年1〜2本ずつ
論文を書いてきたそうです。

 

 

コツコツ論文を出してきたことが
実績として評価され、
いまの仕事に就かれたのです。

 

先輩の輝いている様子を見て
「よし、自分ももう一回
論文を書き始めよう!」

と決意したのです。

 

 

こちらにも書いたとおり↓
私は大学院時代に
2本論文を書いています。

 

 

高校教員時代も、
忙しい中ではありましたが
2本論文を書きました。

 

作文教室ゆうを開業して独立後には
まだ論文を書けていないので、
今回挑戦してみることにしたのです。

 

 

現在、私が書いているのは
「自分史」をテーマにした論文です。

私が行ってきた
「自分史」(エッセイ)講座がテーマです。

 

自分がこれまで行ってきた
自分史(エッセイ)講座について、
整理していこうと思うのです。

 

 

すでに参加者の方の自分史(エッセイ)集を
2冊まとめていますので、
この内容を分析していけば論文になります。

そうなのです、論文って、
自分のこれまでの実践を
整理する形でも仕上がるのです。

 

特に「教育学」関係の学会ですと
実践報告のような論文でも
十分通ります。

 

実は、コツさえ知ってしまえば、
論文を書くのって
意外とカンタンなのです。

 

いちばん面倒なのは先行研究の分析である!

 

 

でも。

論文を書く時
大変なことが「1つ」だけあります。

 

それは「先行研究の分析」です。

論文を書く場合、
大変なのは「先行研究の分析」なのです。

 

 

自分が研究しようと思っているテーマに対し、
「これまでの研究者が何を調べてきたか」を
調査し、文章にまとめる必要があります。

 

 

テーマによっては
何十冊と資料を読まなければ
なりません。

資料探しも
手間がかかります。

 

もちろん、ネット上に上がっている論文ですと
あっという間に資料が手に入ります。

でも、
レアな雑誌にしか載っていない資料の場合、
遠方の図書館に資料請求をする必要があります。

 

 

資料を集めるのも大変ですが、
読むのも大変です。

 

読んでいるうちに、

「もうこんなに研究されているんだから、
自分が明らかにできることなんて、
なにもないんじゃないか…」

という不安に襲われます。

 

それでも頑張って資料を読んでいると、
だんだん自分なりの切り口に気付けるものです。

 

 

今回、ひさびさに論文を書き始めて、
先行研究を調べる際のこの不安と
数年ぶりに対面しました。

 

でも、何日間か資料を読みつつ考えているうちに、
方向性が見えてきました。

 

一安心です。

 

☆論文、特に「卒業論文の書き方」については
こちらの記事が役立ちますよ!

 

 

自分史を調べると、人生のかけがえのなさに気づいた

 

いま、自分史についての
先行研究を調べています。

 

自分史についての先行研究を
調べていて気づいたのは
【人生のかけがえのなさ】です。

 

『物語られる「人生」』(1997)という
本があります。

この本はそれまでに書かれた
日本の「自分史」を
整理し検討したものです。

 

80年代から90年代に自費出版などの形で
まとめられた「自分史」を分析しています。

 

筆者の小林多寿子さんは
これまで実に100を超える「自分史」を
読み解いてきています。

 

その中には
「戦争」経験や
事業の成功(失敗)、
家族の病気・死去といった
人生の断片がいきいきと描かれています。

 

 

人生の喜びも
人生の悲哀も、
すべてが「自分史」に描かれています。

 

こう考えると、
人生って本当に
「波乱万丈」なのだと実感します。

 

 

自分史を書く人が多様な以上、
決して同じ人生というものは
存在しません。

 

山のように書かれている自分史を通し、
私もそう感じます。

 

 

ましていまは
「ブログ」など
インターネット上にいくらでも
文章を発表できます。

 

物語られた自分史が
山のようにあるのです。

 

 

たとえつまらない自分史があったとしても、
それがそのまま「つまらない人生」であるとは
いい切れません。

 

表現の未熟さなどの点で
たまたまつまらなく見えるだけかもしれないからです。

 

 

人の人生は
再現不可能なドラマです。

人生の大変さ・
人生の切なさ・
人生の奥深さが
自分史の数だけ存在しています。

 

そう考えると、
自分史づくりって、
素敵だな〜と思うのです。

 

私が毎月行っている
自分史/エッセイ講座も、
この「人生のかけがえのなさ」について
お伝えし、
考えていける場になればいいなあ、
と思いました。

 

 

この実践の意義についても、
今書いている論文に綴っていく予定です。

 

ぜひ完成後、論文をお読みいただければ幸いです。

 

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その方法をまとめていますのでご覧ください↓

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