人前で話す時、
「〜〜と思います」と話してませんか?
「今日から日本語検定3級についての
勉強を一緒に行なっていこうと思います」
5/15(火)、
この一言から講座が始まりました。
【日本語検定3級合格講座】です。
こちら↓の記事にも書いたように
おかげさまで好評です。
この講義、
札幌公務員受験学院さんの教室で
行なっています。
☆札幌公務員受験学院
http://www.koumuin.co.jp/
同じ教室で行う関係上、
札幌公務員受験学院の学生さんも
多数受講なさっています。
受講生の中に公務員を目指している人もいらっしゃるので、
公務員試験の内容も踏まえて講義を行なっています。
ちょうど作文教室ゆうには
公務員志望の方も多いので
その方々のために私が学んできたことが
活かされています。
ありがたいことです。
ちなみに、この
札幌公務員予備校の講義は
すべて「録画」されています。
欠席した方の分もあとで
フォローできるようにしているのです。
なかなか面倒見のいい予備校なのです。
当然、私の授業も
「録画」されています。
せっかくなので、
自分の講座を
自分で聞いてみました。
自分の授業動画を観ることって
それほど多くないので
発見が多いです。
「この説明、なかなかうまくいった!」
「う〜ん、もう少しいい例があったな…」
考えながら見ています。
こちら↓の記事にもある通り、
自分が話している動画を観ると
勉強になるものです。
観ていて、特に1つ、
重要なことに気づきました。
それは文末です。
講義をしていて、
私はこんなセリフを多く言っていました。
「それでは今日は敬語について
学んでいきたいと思います」「問題3を問いていこうと思います」
文末に注意を向けると、
みごとに「思います」を連発していました。
自分がこれだけ「思います」を連発していたことに
非常に驚きました。
人前で話す際、
「思います」というのは
「自信のなさ」の現れに見えてしまいます。
聞いている方も
ちょっと「頼りない」感じを思ってしまいがちです。
だからこそ、
「今日は●●を勉強したいと思います」
ではなく、
「今日は●●を勉強します」
と言い切ってしまったほうがいいんです。
「思います」だと、
なんだか責任があいまいになるからです。
それに、「思います」が続くと、
聞いていて違和感が大きいのです。
あなたも話す時、
「〜〜と思います」
と言っていないでしょうか?
録画してみると、
結構な回数「〜〜と思います」と
言っていることに気付けるはずです。
ちなみに、
「〜〜と思います」
ということの問題点は
上岡龍太郎(かみおか・りゅうたろう)さんも
指摘していることです。
上岡龍太郎さんは
2000年に芸能界を引退なさいます。
90年代は司会番組がいくつもあり、
名司会者としてのバリバリ活躍していました。
知的かつ鋭い発言で定評があった人です。
あの島田紳助さんが
「師匠」と尊敬していた人物であり、
私もいまだに学んでいる人でもあります。
上岡龍太郎さんも、テレビのなかで
「〜〜と思います」
という司会者が増えたことを嘆いていました。
「今日は〜〜したいと思います」
でなく
「今日は〜〜します」
とバシッと言い切るのが必要だ、とも指摘しています。
こちら↓の動画の「4:00」のあたりから
「〜〜と思います」
についての話題になります。
さっそく私も次回の講義から
改めていきます。
( 「と思います」を使わないようにしてみました)
あなたも
「〜〜と思います」と
言っていないか、改めて確認してみてくださいね!
バシッと言い切る中で、
聞き手に自信あふれるあなたをみてもらうことが
できますよ!
ではまた!
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