大学4年生必見!卒業論文の意義と書き方

 




大学生の皆さん、卒論大丈夫???

 

寒くなると

「もう、今年もあと数ヶ月・・・」

 

そうなると、
大学生の方は

卒業論文

の提出締め切りが
見えてきます。

 

私のいた
早稲田大学の教育学部は

12月はじめ

が提出締め切りでした。

 

大学では
2月・3月が提出

というところも多いようです。

 

早稲田大学大学院の
修士論文提出締め切りは

1月はじめ。

 

お正月っぽくない
お正月を過ごしていた
記憶があります。

 

理系の方、
特に実験・研究がある方は
3月締め切り
だったりもします。

 

「あれ、
そういえば卒業論文って
いつが提出締め切りだっけ・・・?」

 

そういう人、
たまにいますが
ヤバイですよ!!!

 

卒業論文の何が
大変かというと、

他の大学のレポートと
違い

「よし、徹夜して書き上げるぞ!!」

出来ないんです。

 

何故か?

それは
第一に

字数が多い
というのがあります。

 

大体

1万2000字以上

 

という指定のある大学も
あります。

(早稲田は
3万2000字以上でした)

 

だいたい
A4サイズ1枚が1000~1200字なので
ざっと
A4サイズ10枚以上。

 

この量は
1日や2日で
書ける量ではありません。

 

それに、

提出にあたり
「指導教授」に
許可をもらっておく
必要もあります。

 

たまにいるのが、
全くゼミに来ないで

「卒業論文だけ出しにきました」

という人。

 

そういう人に限って
意外といい会社に内定を
得ていたりします。

 

ですが、
指導教授が全く見ないで
卒業論文を提出すると、

卒業を認めてくれないこともあります。

 

つまり、
内定が
無意味になるのです。

 

・・・怖いですが、
まあ当然の話です。
大学の
「演習」「ゼミ」内で発表した
レポートを整理して
卒業論文にするケースもありますね。

ゼミ・演習の先生によって
微妙に卒業論文に求める所は
違います。

 

気になる人は確認しておくといいですね!

 

卒業論文と普通のレポートの違いとは?

 

20110206soturon1

卒業論文は
普通のレポートと
ちょっと違います。

 

違いは3点あります。

 

 

(1)自分なりのテーマを立てることが必要

 

 

これが
通常のレポートよりも
大変なところです。

 

レポートは
大体
「〜〜について2000文字で述べよ」

という形が多いですね。

 

 

ところが、
卒業論文は

自分なりのテーマ

が必要です。

 

 

大学の授業の中で
いろんなことを
これまで学んできたはず。

 

教育学部なら

「学校教育」
「フリースクール」
「部活」
「アクティブ・ラーニング」

など、多くのことがらを
学んできたはずです。

 

 

学んできたことのうち、
自分が

「ちょっとこれを調べてみたい」
テーマを決めましょう。

 

「楽しそう」
でも
「内定を得た会社の
やってることに近そう」
でも、
なんでも構いません。

 

例えば、
すでに塾に内定を得ている人でしたら
こうなるでしょう。

 

 

授業でやった、
アクティブ・ラーニング、
面白かったな〜。

ちょうど塾に内定を
得ているから、
塾でアクティブ・ラーニングに
取り組んでいるところを
見学に行きたい。

そうして、
「どんな感じで実践しているか」
をまとめてみよう。

そこに、
アクティブ・ラーニングに関する
本の引用を混ぜて整理しよう。

 

これだけで
立派に卒業論文になります。

 

大事なことは、
自分なりのテーマです。

 

大学に4年もいれば、
一つくらい
「面白い!」
と思う話があったはず。

 

そこをより詳しく
自分で調べてみる。

 

これが卒業論文のスタートです。

 

この
「面白い!」
と思うところがあるから、

大学の教授は未だに
研究を続けているのです。

「面白い!」
こそ、研究の始まりです。

 

 

(2)先行研究のまとめが必要!

 

 

大学のレポートと違うのは
この点です。

 

(1)で自分が
「面白い!」という
テーマを立てよう、

と言いました。

 

その
「面白い!」という
テーマについて
まず本で調べてみましょう。

 

家から一歩も出ずに、先行研究を手に入れる方法

 

さて、
先行研究を探す時
大学の図書館をウロウロするのは
ちょっと大変ですね。

 

意外と休館日も多いですし、
そもそも夜はやっていない所もあります。

 

そんなときは
このサイト!

CiNii

「さいにー」と読みますが、
このサイト、使えます!

 

大学の研究者でも活用するサイト。

テーマを打ち込み、
検索すると・・・

 

全国の研究者の
論文がだいたい全て見つかります。

 

しかも
いくつかはPDFデータ付き。

 

パソコンやスマホで、
そのまま読めてしまいます!

 

すごく簡単な
「先行研究のまとめ」には

CiNiiで調べる
→出てきた論文一覧をコピペする
→読めるものを読み切る
→書いてあった内容を卒論に書く

 

これだけで
大体まとまります。

 

そこに
授業で扱った本などを
書き込めば
もう先行研究のまとめも
OKです!!!

 

 

(3)自分なりの考えを書くのが必要!

 

これ、
卒業論文の核にあたるところです。

 

先行研究などを読み、
自分で調べたあと、

今一度
自分が「面白い!」と思った
テーマについて
考えてみましょう。

 

調べたあと、
自分なりに
そのテーマについて
どう思うのか。

 

自由に書いてみます。

その上で、
「何を学べたのか」
も書いてみましょう。

 

卒業論文で大事なのは
この(3)です。

 

自分なりの「考え」を
立てるいい練習になるのです。

 

卒業論文で学べる力とは?(卒論の意義)

この(1)〜(3)の
どの力も、

社会でそのまま役立つ力
です。

 

会社で上司から

「ちょっと、〜〜について
調べておいて」

と言われます。

 

本当に「使えない」人は
ただネットで調べたことだけを
報告します。

 

「使える」人は
調べたことに、
上司が欲しそうな
データを追加したあと、

「自分なりの視点」を
交えて報告します。

 

 

「自分なりの視点」を立てることは
企画立案にも、
プレゼンにも、
とうぜん起業にも
必要な力。

 

卒業論文で
せっかく学べる機会があるのですから、
挑戦してみるのが
大事ですね!!!

 

ほかに必要なことって何?

卒業論文の作成。

あとは
「章立て」
などが必要になります。

 

この部分は
こちらのサイトを見ると
参考になるので
見てみてください。

卒業論文の書き方

 

卒論を書くことはあなたを成長させてくれる!

 

さあ、
いかがでしたでしょうか。

 

卒業論文を書くのは
確かに大変です。

 

ですが、
あなたの力を
底上げしてくれます。

 

間違っても、

「適当に書いておこう」

というのは間違いです!!!

 

 

大学って、
究極で言うと

「4年で自分なりの卒業論文を書き上げる場所」

以外の何物でもありません。

 

 

それだけ、
卒業論文の作成は
あなたを人間的に
成長させてくれます。

 

書く前のあなたと
書いたあとのあなたとでは
別人になっています。

 

それくらい、
成長のチャンスのあるのが
卒業論文なのです。

 

応援しています!

 

ではまた!

 

 


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