社会人大学院に行ってワークライフバランスを保てるか?職場との勤務調整と長期履修制度を使って進学可能性を高める方法!

Summary

「社会人が大学院に進学すると、ワークライフバランスはどうなるの?」と、仕事・家庭・大学院の両立が不安な方も多いはず。ですが、夜間やオンライン授業、長期履修制度を活用すればバランスを保ちながらの進学も不可能ではありません。今後のキャリアアップのために、自分に合った進学方法を見つけましょう!

ワークライフバランスを保ちつつ大学院に通うことは可能?

「社会人が大学院に行くと、ワークライフバランスはどうなるのだろう…?」

社会人で大学院進学を検討する際、多くの方が心配するのが「ワークライフバランス」との兼ね合いです。

通常は仕事と日常生活のバランスを「ワークライフバランス」といいますが、そこに大学院進学が入ってくると、ワーク(仕事)とライフ(日常生活)だけでなくスタディ(大学院)も入ってきます。

この3つをいかに成り立たせられるか。
不安を感じる方もいらっしゃることでしょう。

いうならば「ワーク・ライフ・スタディ・バランス」。

これをどう成立させるかはなかなか課題が大きいです。

特に、日々の仕事が忙しく、家庭や育児などの責任もある場合、その心配はさらに大きくなるでしょう。

しかし、大学院の選び方や工夫次第で、ワークライフバランスを保ちながら進学することも可能となります。

この記事では大学院進学とワークライフバランスの保ち方をテーマに見ていきます。

夜間に授業が行われる大学院なら仕事と両立しやすい

社会人向けの大学院では夜間や週末に授業を行っているところもあります。

このようなプログラムは、日中にフルタイムで働いている人でも無理なく通えるように設計されています

夜間の授業を利用することで、仕事を続けながら学びを深めることができ、転職を考えずともキャリアアップを目指すことが可能です

もし「時間が足りない!」と感じる場合は、後述するように仕事の調整や時間管理の工夫をすることで、両立がしやすくなります。

オンライン授業がメインの大学院なら家事や育児との両立も可能

近年、多くの大学院がオンライン授業を取り入れています。

(残念ながらコロナ禍以降、オンラインメインでなくなったところもあるのでそのあたりが残念です…)

オンライン授業は、家にいながら学べるため、家事や育児など家庭内の責任を持つ方にとっては大変便利です

特に、オンライン授業がメインとなる大学院を選べば、自分のペースで学びを進めることができるでしょう。

そもそも通信制の大学院を選択する場合、こういったメリットを活かすことができます。

☆通信制のMBAスクールをまとめています↓

オンラインを活用できるのであれば通学の時間が不要なため時間を有効に使い効率的にワークライフバランスを整えることが可能です。

長期履修で3〜4年かけて卒業するプランも

通常の大学院課程は2年ですが、社会人に特化した「長期履修制度」を利用することで2年分の学費で3〜4年かけて大学院を卒業することも可能です

長期履修制度とは修士課程2年分の学費で3〜4年間在学して学習できる制度です。

長期履修を選べば学業を進める余裕をつくりやすくなります。

仕事や家庭の負担を大きくせずに大学院を修了することができます。

この制度を利用すれば、無理に学業をこなす必要がなく、自分のペースで進めやすくなるため、より安定したワークライフバランスを維持できるでしょう。

実際、私は2023年4月から北海道大学大学院に通学しています。

仕事しながらも通学できているのは長期履修制度を利用できている点が大きいです。

修士課程では通常週に7〜8コマ(大学院の授業は1コマ90分です)の授業履修が必要ですが、長期履修を使い4年で通う場合は負担が半分(週3〜4コマ)に減らすこともできます。

結果的に仕事や家事があっても通学しやすくなるのです。

いま猛烈に忙しいならキャリア形成をしやすい環境に移動するのも一つの手段

「いまの仕事が忙しくて大学院に行くなんて夢のまた夢…」

もし今の仕事が非常に忙しく、どうしても学業との両立が難しいと感じる場合は、思い切ってキャリア形成がしやすい職場への移動や転職を考えるのも一つの手段です。

企業によっては学業を応援する体制や柔軟な働き方を提供しているところもあります。

転職をしなくとも、残業の少ない部署に移動することで大学院進学の時間を捻出しやすくなるケースもあります。

将来のキャリアアップのためには転職や部署異動も視野に入れてみてください

少しずつ働き方を調整して、大学院進学する余裕を作る!

現在、忙しくて学業どころではないと感じている方も、少しずつ働き方を見直すことで、進学のための余裕を作れるかもしれません。

例えばフレックスタイム制を活用したり、プロジェクトや業務内容を調整したりすることで、少しずつ学びに充てられる時間を確保していくことが可能です。

突然大きな変化を求めるのではなく、少しずつ自分の働き方を最適化していくことで、無理なく大学院進学へのステップを踏み出せるでしょう。

実際、1対1大学院合格塾の受講生の方にも、大学院進学にあたり職場と就労時間について相談・調整をして就労時間の変更をした方がいらっしゃいます。

また、会社の社内規定を見てみるとキャリアアップ休暇(大学院進学などのための休職制度)などの制度が設置されていることも意外とあります。

(誰も使っていなけれど制度だけある、というケースもあります)

「うちの会社では無理」と決めつけず、可能な方法がないか検討してみるのをオススメします!

将来のために、今から大学院進学を検討しよう!

仕事、家庭、そして学び。

この3つのバランスを取ることは決して簡単ではありません。

ですが、適切な大学院選択や職場・家庭との調整をすることでバランスを取りやすくなっていきます。

もちろん、大学院の学期末や仕事の繁忙期は大変かもしれませんが、そこも事前の対応をすることで克服することもできます。

大変なところも多い反面、挑戦することで多くの学びを得ることができますし、成長すること・より社会に貢献することもできるようになります。

ぜひ、未来のキャリアアップのために、大学院進学の道をいまから検討してみてはいかがでしょうか?

将来に向けた自己投資として、学びを続けることは必ず大きなリターンをもたらします。

ワークライフバランスを考えながら、あなたに合った進学の方法を見つけてください!

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なお、私ども1対1大学院合格塾は東京大学大学院・早稲田大学大学院・明治大学大学院・北海道大学大学院など有名大学院・難関大学院への合格実績を豊富に持っています。



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(出願書類の書き方や面接対策のやり方のほか、どの大学院を選べばいいのかというご相談にも対応しています!)

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