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大学院のオンライン講義に救われた話。
北海道大学大学院
後期の授業が9/25からスタートしました。
大学院の授業なのですが、
コロナをあけたこともあり
当初は「対面授業ばっかりかな…」と思っていました。
ところが、意外とオンライン受講可能な授業・
リアルとオンライン併用の授業が
存在しています。
オンライン受講可能な授業があること、
とてもありがたいなあ、と思っています。
というのも、私の場合
けっこう出張での研修予定が入っているためです。
出張が入っていると、
当たり前ですがその時間に
大学院に行くことは困難です。
移動時間がけっこうかかってしまうからです。
オンラインなら出張中も受講可能!
でも、オンラインの授業ならば
話は別です。
出張中であっても、
仕事があるのはたいてい17:00まで。
私が依頼を受けている
企業研修・団体職員研修も
17:00までのものが多いです。
この場合、
18時15分スタートの授業ですと
受講ができるのです。
研修はたいてい17:00までなので
そこから移動してホテルやカフェに行けば
授業に参加できるのですね。
出張予定があっても
授業に出席できてしまうという事実。
このことに気づいたとき、
少し感動しました。
「出張だからこの日は
授業に出れない…」
という諦めを乗り越えられることに
気づいたからです。
そんなわけで、
いまオンライン授業に感謝しているところです。
オンラインが多いと、仕事しながら大学院に通える!
大学院の授業も、
オンライン比率が高いと
忙しい中でも意外と出席しやすくなります。
職場から大学院の距離が近かったとしても、
一瞬でワープすることは出来ません。
ですが、オンライン講義だと
これが可能になります。
さすがに職場から授業に出るのは
気が引けるとおもいますが、
職場近くのカフェやコワーキングスペースにいくことで
一瞬で大学院に行くことができるのです。
なので大学院を考える際
「オンライン受講がどれくらい可能か」を
相談会などの際に聞いてみるのをオススメします!
Ⅰ週間4コマ6時間。それで大学院は修了できる!
ちなみに、今年の後期に
私が取っている授業数は週4コマの8単位
(1コマは90分です)。
前期で9単位取れたので
順調にいけば今年で17単位修得、
ということになります。
北海道大学公共政策大学院では
42単位以上の単位修得で
修了要件を満たせることになります。
私は4年の長期履修計算なので
最後の4年目は修士論文執筆の8単位を
残しておくとした場合、
2年目と3年目の2年で17単位取れれば修了可能です。
1年あたり8~9単位を取れれば
良い計算になります。
(もちろん、42単位は最低条件ですので
それ以上履修してもなんにも問題ありません)
これ、かなりゆとりをもって
学習できている状態だと言えるでしょう。
何しろ私は前期も後期も
1週間あたり4〜5コマしか
授業を取っていなかったからです。
4〜5コマというと
1週間に6〜7.5時間。
これだけの時間を捻出できれば
(4年計画ならば)余裕をもって
大学院を終了できるのです。
なので、仕事しながら大学院に行くのって
不可能なことではないのではないか、
と思うのです。
(長期履修制度とは、
修士課程2年間の学費で
通常よりも長く3〜4年かけて
修了を目指す制度のこと。
だいたいの大学院で導入されている制度です)
2年修了を目指す際の単位履修セオリー
ちなみに通常どおり
修士課程を2年での修了を目指す場合、
大部分の単位を修士1年目で修得し
修士論文指導の単位数といくつかの授業を
修士2年生で修得するのが「セオリー」です。
たまに修士1年と2年を
同じ単位数で終えようとする人がいます。
北大公共政策大学院なら
42単位を2で割って
1年目で21単位、
2年目で21単位を取る、という計画です。
これ、あまりおすすめできません。
それは修士2年は
修士論文執筆の負担がかなり重いので
他の授業負担をおさえていたほうがいいからです。
(大学生からそのまま修士課程に進学する場合
修士2年の前期は就活でバタバタになるので
その意味合いでもあまり勧められません)
単位履修のコツを確認しよう!
こういった形で
単位修得の仕方は
けっこうコツがあります。
進学後 先輩に尋ねてみたり
教員に聞いてみたりするのがいいですね!
(もちろん、うちの塾でも相談に乗っていますよ!)
今回のポイント
仕事しながらでも大学院には意外と通いやすい。
オンライン講義と長期履修制度のフル活用を!
具体的にイメージできることは実現できる!
人間には「自分で想像できること・イメージできること」を
実現しやすくなるという特徴があります。
あこがれの職業も、
ただ憧れるだけだと就けるチャンスは少ないですが、
「この仕事をしている人は
ふだんどんな生活をしているのか」
を調べ、自分も体験してみると
実現しやすくなります。
大学受験においても、
試験当日に初めて東京大学に行く人は
おそらくプレッシャーで押しつぶされます。
東大がどういうところか、
東大生がどういう人かも知らないので
実力を発揮できないのです。
一方、東大のとなりに自宅がある人は
プレッシャーに負けることなく
平常心で受験が出来ます。
東大や東大生を日常的に目にしているので
あまり緊張もしないのです。
大学院に行っている人の話を聞いてみる!
大学院を目指す際も、
実際に大学院に行っている人・
行ったことがある人の話を聞いてみると
自分でイメージしやすくなります。
また、実際に自分が
大学院のオープンキャンパスに参加したり
ふらっとキャンパスを歩いたりしてみるのも
自分でイメージがしやすくなります。
ブログや本などで
実際の大学院生活の様子を
目にしてみるのも
イメージがしやすくなります。
私のブログでは
いままさに働きながら大学院に進学している
社会人の立場からの
情報発信を行っています。
この記事をお読みいただくことで
大学院生活のイメージをもっていただけましたら
幸いです。
ではまた!
Digest!
仕事をしながら大学院に通う。
一見大変そうですが、
オンライン講義や長期履修制度を使うなら
それほど困難ではありません。
私の場合、週に4コマ6時間の通学時間で
卒業要件を満たすことができるからです。
なので社会人の大学院進学、
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?