1対1の指導が変えた日本の歴史。個別指導によって幕末の志士が育っていった事実。

藤本研一

Digest!
幕末に活躍した吉田松陰。
彼は個別指導により、高杉晋作や伊藤博文などを育て、明治維新に貢献しました。
そんな吉田松陰の教育法は1対1の個別指導。
個別指導でなければ教えられないことが多くあるわけですね!

改めて個別指導の重要性を実感します(うちの塾も個別指導です)

英雄を育てた英雄・吉田松陰

幕末の歴史を語る時、
外せない人物がいます。


それが吉田松陰です。

(銅像の真ん中が吉田松陰です)

明治維新の原動力となった人材を
多数育成した教育者です。

吉田松陰の門下生から
高杉晋作や伊藤博文など
多くの人材が活躍していきました。

(先の写真の左が高杉晋作です)

吉田松陰が教えた松下村塾は
山口県・萩にあります。

私も現地に行きましたが、
たった2部屋(建てまして3部屋になりました)の
小さな塾です。

(松下村塾 実物)

普通に10人ほどしか入れない空間だったのが
印象的でした。

多くの人材が育っていった事実、
私も塾経営者や講師の端くれとして
学んでいきたいと思っています。

吉田松陰はどうやって教育を行っていったのか?

さて、吉田松陰は実際には
どのように教育を行っていったか
ご存知でしょうか?

イメージでは吉田松陰が
並み居る門下生に講義をしている様子が
思い浮かびます。

たしかに吉田松陰は
軍学・朱子学の専門家として
地元の殿様の前で講義もしていますし、
藩校・明倫館(めいりんかん)での教員もしていましたので
講義も上手であったと言われています。


松下村塾では確かに
四書五経など朱子学の講義もしていますが、
メインは【個別指導】だったといいます。


門下生全員になにかを伝えるという形ではなく、
例えば伊藤博文なら伊藤博文に対し
本人の長所と短所を観たうえで

「いかに長所を伸ばし、
 短所を見えなくさせるか」

を考えたうえでアドバイスをしていたと言います。

コーチングやカウンセリング同様1対1で。


この発想はコーチングやカウンセリングに近いです。

コーチングやカウンセリングって
その性質上
何十人にも一斉に行うことは不可能です。


必ず1対1で実施することが求められます。


松下村塾では「人としての生き方」や「社会のあり方」なども
伝えられていきました。


塾を出た門下生にも
手紙を送るなど個別の関わりを
続けていったと言います。


(結果的に、安政の大獄に巻き込まれ
 すぐ刑死することになるので
 期間はごくわずかなのですが)


教育における聖人・吉田松陰

なにかの本で、

〈我が国の歴史のなかで
 「教聖」といえるのは吉田松陰しかいない〉

と伝えています。

教聖とは「教育における聖人」ということです。


その教聖の教え方が
集団講義ではなく個別指導であった事実、
もっと注目されてもいいなと思うのです。

(そういえば「松下村塾」であって
 「松下村学校」でないのも
 重要なところかも知れません

☆吉田松陰の松下村塾について
 こちらの記事もご覧ください↓


 

今回のポイント


1対1の個別指導によって
幕末の志士が育っていった事実。

集団主義では伝えられないことがある!

集団で講義をするのって
一見、効率的です。

ですが、「みんな」に対して講義をしても
本当のところは伝わりません。

1対1の関わりの中だからこそ
細かなところまで伝えていったり
触発を与えたりができたことでしょう。


大学院での教育も基本は1対1


大学院での教育も
実は1対1の個別指導です。



研究の個別性が高いので
集団指導することができないのです。



だからこそ大学院では
指導教員との1対1の関係のなかで
修士論文を仕上げていくことになります。

(私の塾で「研究室訪問」の重要性をお伝えしているのも、
 大学院は基本的に指導教員との1対1関係が前提になるので
 教員との相性が問題となるからです)

うちの塾も1対1!

さて、私の塾も
塾名の通り「1対1」で行っています。

(塾名は「1対1大学院合格塾」です)

吉田松陰や大学院での修士論文指導に
採用されている1対1の個別指導をもとに、
受講生の方の合格を一緒に勝ち取っていきたいと思っています。


ぜひ今後ともよろしくお願いします。



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