どんな状況でも勉強はできる!萩で吉田松陰の生き様を学んできた件。

今回のポイント

どこにいても・どんな状況でも
思いがあれば勉強はできる!

吉田松陰ゆかりの山口県・萩に行ってきました!

先日、
山口県・萩(はぎ)市に
大学時代の友人と行ってきました!

真ん中が吉田松陰。左が高杉晋作、右が久坂玄瑞


ここ、以前から行ってみたかったんです。



目的は
吉田松陰が幕末の志士たちを育成した
【松下村塾】に行くため。


昨日のブログでも
山口出張のことを書きましたが、
実際に松下村塾や
松陰記念館などを見てみると
感慨深いですね!


  ☆昨日のブログ↓




松下村塾の授業は
基本的に「孟子」などの
の講義。


それを絡めながら
天下国家を論じていったわけです。



ただ全体に講義をするだけではなく
一人ひとり個別に
指導もしていったといいます。


松下村塾で育成した
92人の塾生が
幕末や明治の歴史を
築いていったことを考えると、
感慨深い思い出いっぱいです。





歴史の足跡が残る場所を回ることができ、
たいへん楽しい記憶になりました。



松陰神社に
吉田松陰のお墓、
松下村塾や
明倫館跡などを回っていると、

松陰先生が
いかに愛されているかを実感します。

吉田松陰のお墓


ただ、
萩の展示は
どこにいっても吉田松陰など
幕末の志士に関係するものばかりで
若干 食傷気味になるほど(笑)

司馬遼太郎作品での予習が役立った件。

以前から私は
吉田松陰や高杉晋作については
司馬遼太郎の作品などで
学ぶ機会が多くありました。


  ☆吉田松陰と高杉晋作の師弟ドラマ
   『世に棲む日々』、おすすめですよ!



   

展示品を観ていて
「あ、この展示、
 作品の中にも出ていた…!」
と発見することも多かったです。

ある程度 予習をしてから行くと
萩がより楽しめることを
実感した次第です。


今回のポイント


どこにいても・どんな状況でも
思いがあれば勉強はできる!

吉田松陰の本当の凄さ。


ここからは展示で学んだネタを1つ。



吉田松陰がすごいのは
ただ松下村塾で
後の人材に教育をしていっただけでは
ありません。

「どこにいても勉強はできる」
「どんな状況でも人は学べる」ことを
身を
って示したところです。



牢獄を学校に変えた!

江戸時代末期。



当時の日本では
勝手に海外に行くことは犯罪でした。



吉田松陰は見識を広めるため
弟子の金子重之助(かねこ・しげのすけ)とともに
ペリーの艦隊に乗り込もうとします。


それが失敗に終わり、
国法を破ったということで
野山獄(のやまごく)に入れられます。


政治思想犯11名が集まる牢獄。


(吉田松陰をいれて12名)


そこに入れられた吉田松陰は
意気消沈するどころか
野山獄を「学校」に変えてしまうのです。


1年2ヶ月の牢獄生活の中で
吉田松陰はなんと
492冊】の書物を読破しています。


1日1冊以上のハイペース。

しかも、
囚人同士で教え合う関係まで
構築しました。



具体的には
吉田松陰が儒学の講義をするだけではなく、
俳句が得意な囚人が俳句を教え、
書道が得意な囚人が書道を教えるなど

相互に教え合う場に
牢獄を変えていったのです。


この学び合いの成果が
松下村塾で教える際に大いに役立った、
といいます。


また、
人生に絶望して
自暴自棄となっていた囚人が
教えあいにより蘇生する、

というドラマも生まれました。

(結果、出獄することができた、
 というオチまでついています)



まさに、思いがあれば
どこでも勉強はできることを
吉田松陰は教えてくれるのです。

思いがあれば、どんな状況でも勉強はできる!

いまの日本では
YouTubeの中でも
多くの優良教材が見つかります。

本屋を歩くだけで
たくさんの教材を手に入れられます。

(吉田松陰の時代は
 重要な書物がある場合
 それを見せてもらうために
 何日間も歩いて移動する必要がありました)



また、うちの塾のように
オンラインで授業を行うスクールも
たくさんあります。

忙しくても、
どこに住んでいても、
どんな状況であっても、
思いさえあれば勉強は
どこでもできるのです。


松下村塾で教える「以前」から
吉田松陰は
「思いさえあればどこでも勉強はできる」
ことを教えてくれています。


私自身、
萩で学んだこの思いを
これから自分の塾でも
お伝えしていきたいと思います。




ではまた!


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