小中学生の自由研究が大学院進学に直結する理由




今回のポイント

自由研究の発想は大学院の研究計画につながる!
小中学生向けの本から大学院進学の基本を学ぼう!

夏休み期間中、家事で忙しくなっていませんか?

「いま子どもが夏休みで家事が大変で…」

うちの塾にはいろんな方が
通ってくださっています。

子育てをしながら通塾なさっている社会人の方から、
夏休み期間中の家事・育児の大変さを
伺うことがあります。

こういう話を聞きながら、
日々家族のために動いていらっしゃる
受講生の方に頭が下がる思いでいっぱいになります。

「夏休み」から何をイメージしますか?

夏休み。

そういえば社会人になってからは
まったくイメージが無くなってしましたね…。

夏休みと聞くと、
あなたは何を思い出しますか?

私は夏休みと聞くと
小学生時代に課された
夏休みの自由研究を思い出します。

夏休み=おそろしく放任された宿題

テーマは何でもいいから
自由に研究して成果物を提出するという課題が
夏休みの自由研究です。

何でもいいから自由に研究する。

その研究方法も含めて
自分で考える。

…これ、よく考えると
おそろしく放任主義な宿題だなあ、
と思い返されます。

(これがいかに放任かということは職場で
 「何でもいいから自由に調べて
  レポートを出して」
 という雑な業務がほぼ出されないことからもよく分かります)

それを考えると
夏休みの自由研究の特殊性が
際立っているように思うのです。

(北海道だと夏休みが短いので
 冬休みに自由研究が課されるところも多いようですね)

「自由研究のやり方」の本を見ながら進めた思い出。

当時、自由研究の放任さに困ってしまった私は
図書館で「自由研究のやり」に関する本を借り、
その本の内容を元にしながら
実験や観測をした記憶があります。

(海水1リットルを煮詰めた結果、
 ほんのちょっとの塩が残ったことも
 今となっては印象深いです)

「自由研究のやり方」本は良書が多い!

「自由研究」を「自由研究のやり方」という本を
見ながら進めてしまう点については意見もあるかもしれませんが、

今から思ってみても
「自由研究のやり方」に関する本は
非常にいい内容が描かれていたように思います。

実は小学生対象の「自由研究の進め方」に関する本って、
大学院での研究を進める際に
参考になる点が多いです。

夏休みの自由研究って
大学院の研究の「基本」ともいえる性格があるからです。

自由研究では、
自分で研究テーマを決めるだけでなく、
研究方法を自分で定め、

なおかつ研究結果を自分で資料にまとめることが
求められます。

観測データを客観的に判断することも求められます。

(作文の宿題のように
 「感想」だけ書いていては
 自由研究にならないのです)


これは大学院での研究計画を考える際にも
極めて親和性が高い考え方なのです。

「自由研究のやり方」から章立ての大事さを学ぶ。

「自由研究の進め方」に関する本を読む上で
外すことが出来ないのは
研究計画や研究論文の「章立て」の発想を学べる点にあります。

私が小学生の頃読んでいた本には

〈研究した内容をまとめる際は
 タイトルをつけていこう〉

と書いてあった記憶があります。

大体は次のように章立てがされています。

「1,研究のきっかけ」
「2,研究内容」
「3,結果」
「4,考察」

いい自由研究を書くには
このような流れで書くのがいいと
言われています。

研究のきっかけ」では
なぜこの研究テーマを定めたかを書きます。

研究の内容」では
調査方法、

結果」では研究結果、

最後の「考察」では
「なぜそのような結果になったか」を
自分で書くことが求められます。

この要素って
大学院で必要とされる研究計画と
きわめて近いですね。

大学院入試の研究計画では一般的に、
次のような流れになります。

「1,はじめに」
「2,問題の所在」
「3,研究の方法」
「4,倫理規定」
「5,結果」
「6,考察」

1,はじめに」のあとに
2,問題の所在(先行研究の分析)」が来て、

その後「3,研究の方法」「4,倫理規定
5,結果」「6,考察」などと続きます。

こうしてみると、
小中学生向けの自由研究の進め方の本と
本質は変わらないことが見て取れます。

小中学生向けの「自由研究の進め方」の本を大人も読んでみる!

大学院入試用の研究計画の書き方を知るのは
大変なように思われることもありますが、
そういう場合、小中学生向けの自由研究の本を読むだけでも
研究のイメージが掴めるようになるのです。

なのでお子さんがいらっしゃる方は
一度 本屋さんや図書館などで
小学生向けの自由研究の本をお子さんと一緒に読んでみるのも
いいかもしれません。

意外と、
「あ、これは大学院の研究計画作成に近いかも…」
と気付ける点もあると思いますよ!

なお、実際の大学院入試で問われる
研究計画の書き方については
こちらに詳しく書いていますので
一度ご覧ください。

 

今回のポイント


自由研究の発想は大学院の研究計画につながる!
小中学生向けの本から大学院進学の基本を学ぶ!

中学生レベルを超えている…!自由研究の展示会に行ってみて。

小中学生の自由研究って、
「すごい」人の研究は
恐ろしくレベルが高いです。

以前、私の友人のお子さんが
自由研究で賞を取った際、
その研究の展示会に行ったことがあります。

たしか自分の自宅のそばの公園に来る野鳥の分布について
ほぼ毎日観察をして記録にまとめていた研究となっていました。

正直、大人でも毎日観測をして
野鳥の分類をするのは
至難の業です。

しかも単なる記録にとどまらず、
「なぜ途中から観察される鳥の種類が変わったのか」
などを分類なさっていました。

(これがスゴイのは中学1年のときから
 3年かけて研究を続けていた、という事実です。
 それだけ飽きずに観察できるのは
 一種の才能だと思います)

こういう「すごい」人の自由研究には
通常の学術論文同様に
章立てがきちんと行われているケースが多いです。

(実際、この人の研究もきちんと章立てされていました)

なので場合によってはお子さんと一緒に
「自由研究のやり方」に関する本を読んで

研究計画や研究論文の書き方を
学んでみるのもいいかもしれませんね!

ではまた!


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