入試の出願書類、出す前にはダブルチェックで!
ヌケ・モレ確認を厳重に!
目次
大学院出願シーズン突入です!
「あ、この書類、
用意するのを忘れていた…!」
そろそろ大学院出願シーズンに
入っています。
7−9月に試験がある大学院の場合
まさに今のタイミングが書類出願の時期に
入っているのです。
紙1枚で泣くことも・・・。
…実は大学院の出願って、
意外と書類用意のミスが相次ぎます。
最悪の場合、
「あ、この書類、
用意するのを忘れていた…!」
と、書類1枚の不備のために
出願できなくなるケースが存在するのです。
「ほかから取り寄せるべき書類」、準備は早急に!
大学院進学の際には
「自分ひとりで用意できる書類」と
「ほかから取り寄せるべき書類」の2つが存在します。
志望理由書や研究計画書などは
「自分ひとりで用意できる書類」ですので
究極の場合
「出願直前に徹夜して作り切る!」
ことは不可能ではありません。
(品質はともかくとして…)
ですが、
「ほかから取り寄せるべき書類」に関しては
早めに用意しておかないと「手遅れ」になってしまいます。
「ほかから取り寄せるべき書類」には
「卒業証明書」(在学生は「卒業見込証明書」)や
大学の「成績証明書」などがあります。
卒業証明書や成績証明書などは
「その大学を出たという証明書類」のこと。
これを出身大学に作って貰う必要があるのです。
卒業証明書は「卒業証書」のコピーでは不可!
ただ、ここにもたまに「ミス」が発生するケースがあります。
「大学の卒業証明書」を出す際、
たまに大学の卒業証書をコピーして提出する人が
いらっしゃるのです。
大学院にもよると思いますが、
これって基本的には「卒業証明書」としては
扱うことはできません。
卒業証明書というのは
卒業証書とは違います。
卒業証書というのは
基本的に卒業式の際に
1回だけ渡されるものですが、
「卒業証明書」は必要となる度に
何度も発行してもらうことが可能です。
(むろん有料です)
しかも「発行から○ヶ月以内のみ有効」などと
期限の指定があることも多いです。
そのため出願する度に
出身大学に連絡し、
「卒業証明書」を発行してもらう必要があるのです。
(卒業証書の「コピー」は偽造可能性もあるため、
出身大学から「卒業証明書」を
毎回発行してもらう必要があるのです)
取り寄せる形ですと
日数がかかるので
人によっては「新幹線」を使い、
母校まで行ってその場で発行をお願いするケースもあります。
これってお金もかかりますし、
何より面倒です。
…こういうことをしなくていいように
出願書類は早めに用意するようにしたいですね!
「個別入学審査」を受ける際は要チェック!
ややこしいのは
四大卒ではない資格で「個別入学審査」を受け
大学院受験をするケースです。
短大・専門卒の場合はもちろん、
「防衛大学校」など文科省管轄の「大学」以外を
卒業しているケースや
海外の大学を卒業しているケース、
学位授与機構で「大卒」の学位認定を受けているケースなどの場合、
必要となる書類が若干変わってくるのです。
(詳しくは各大学院の規定を確認してください)
だからこそ、
「ほかから取り寄せるべき書類」の準備は
早急に行う必要があるのですね。
今回のポイント
今回のポイントです。
ヌケ・モレ確認を厳重に!
ヌケ・モレを防ぐため出願書類はダブルチェックを!
先日も受講生の方と一緒に
大学院の出願書類の確認を行ないました。
書類がきちんと揃っているか、
不備がないかを一緒に確認していったのです。
簡単なことのように見えますが、
大学院の出願の際には
自分ひとりで行うのではなく
「別の誰かにお願いしてのダブルチェック」の実施が
有効です。
なぜかと言うと
大学院出願の際の書類って
けっこう「特殊」なものが必要だからです。
うちの塾では
お一人で確認するのが不安な際、
講義のなかで出願書類の確認を
一緒に行っています。
なのでお気軽にお申し付けくださいね!
どうしても期限内に用意できない場合も、諦めないこと!
ちなみに。
どうしても書類が期限までに用意できない場合、
カンタンに諦めてしまわないほうがいいです。
たとえば大学の卒業証明書や
成績証明書などを期限までに用意できない場合、
大学院の入試事務局に一度電話で相談してみることを
オススメします!
「ダメ」と言われることもあるかも知れませんが、
「先方から届き次第 送ってください」
と言われるケースも存在するからです。
大事なのは
「ああ、期限までに用意できないから
今回の出願はダメだ…」
と一方的に諦めないことです。
人間である以上、
ミスはつきものです。
だからこそ、
「あ、これは期限内に用意できないな…」と
分かった「瞬間」に入試事務局に
連絡してみるのをオススメします!!!
連絡してみる際は
「ダメでもともと、
もしOKならラッキー」
くらいの思いで連絡してみるといいですね!
ではまた!
☆こちらの記事も参考にしてみてください。
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