「名称」と「実態」、ズレてませんか?ドラッカーに習い、一度ゼロベースで考えてみよう!

今日のポイント
「名称」と「実態」、ズレてませんか?
ゼロベースで考えてみよう!

 

ブログを書いていて、
さいきん違和感を感じています。

それは
自分の活動と
「作文教室ゆう」という名称とに
ズレが起きてきていることです。

 

2016年4月に作文教室ゆうを開業したとき、
【小学生から高校生の作文指導】を
メインに考えていました。

お客さんも、
おかげさまで来ていただけるようになりましたが、
人数は少なかったです。

 

ところが。

2016年末あたりから
【社会人】の方の相談が来るようになります。

 

現職のお医者さんや看護師さんの他、
大学勤務の方など多様です。

社会人として仕事を続けながら
大学院進学に向けて勉強している方もいらっしゃいました。

また、仕事を続けつつ
看護学校合格に向け努力している方もいらっしゃいました。

 

どの方も、
目標に向けて応援していきました。

 

その結果、
看護学校の合格も、
また北大を始めとする大学院試験合格も
勝ち取ることができました!

☆合格実績はこちら!

 

私を信じて努力してくださった
受講生の方に感謝したいと思っています。

 

そのため、
2017年4月頃から
「社会人向け文章アドバイス」を
全面に出すようになりました。

 

作文教室ゆうのロゴも、
「子ども向け」から
「社会人向け」に変えたのもこの頃です。

ちょうどそのタイミングで、
【慶應義塾大学の小論文入試対策をして欲しい】
との依頼も来るようになりました。

そのため
「社会人向け文章アドバイス
+慶應義塾大学 小論文入試対策」
という、二大看板を掲げるようになりました。

 

おかげさまで
ここ最近は毎日のように
「体験授業のお申込み」を
頂くようになりました。

 

 

ありがたい限りです。

 

 

…こうなってくると、
実は「作文教室ゆう」という名称自体に
ズレを感じるようになってきました。

 

 

当初は
小中学生が通うことを想定し、
「作文教室ゆう」という
【やわらかい名前】【あたたかい名前】を
考えたのです。

 

「作文教室」としたのも、
小中学生が通うことを想定したためです。

 

でも。

いま小中学生向けの講座は
毎月土曜開催の
「作文講座」のみ開催しています。

 

そもそも社会人は
「作文」を学びません。

「履歴書の書き方」
「研究計画書の書き方」
「小論文の書き方」
「報告書・企画書のまとめ方」
「ロジカルシンキング」など、
文章全般の技術を学ぶため、
作文教室ゆうにいらしているのです。

 

つまり、結果的に
「作文教室ゆう」という「名称」と、
業務の「内実」にズレが起きてきているのです。

 

だからこそ、
この3〜4月で
「作文教室ゆう」という名称自体から
考え直そうと思っています。

 

ブログのタイトルも、
検討材料です。

 

ブログの構成や写真の使い方も、
再考したいと思っています。

 

なぜなら、
「作文教室ゆう」という名前のせいで
【社会人が学んでも、本当にいいんだろうか】
【問い合わせしても、場違いじゃないだろうか】
という悩みを、お客様が持っているかもしれないからです。

 

そろそろ、名称やサイトデザインも含め
考え直す時期に来たのだと思います。

 

この思いに至ったのも、
昨日3/15(金)のドラッカー読書会がきっかけです。

『プロフェッショナルの条件』Part3読書会
https://www.facebook.com/events/192299678033174/

私主催で行っている読書会です。

 

毎回、長時間かけて【レジュメ】を作っています。

☆今回のレジュメはこちら!

 

大変ですが、
参加者の方が
「読んでいなくても内容がわかる」よう、
毎回作っています。

 

おかげさまで、レジュメも会も好評です。

 

 

今回の読書会の範囲の中で、
こんな内容がありました。

 

ドラッカーは
「生産的でなくなった過去のものを捨てる」
ことを重視します。

単に惰性で続けていること、
昔からやり続けていることも
【ほんとうに必要なのか】考え直すよう
呼びかけるのです。

 

考えてみれば、
会社って
「惰性で続けていること」だらけです。

社内メーリングリストや
社内チャットツールができる前の
「定例会議」をいまだに続けています。

ペーパーレス時代に
「FAXのみで参加受付」を
行っています。

こういう「惰性で続けていること」や
「昔からやり続けていること」も、
一度ゼロから考えてみることが必要です。

 

ドラッカーは
〈いまゼロから始めるとしても、同じことをするか〉
を基準とするよう述べています。

 

いまゼロから社内連絡手段を考えるなら、
社内チャットツールのみで情報伝達し、
定例会議は廃止したほうがいいでしょう。

 

「FAXのみで参加受付」も時代にそぐわないはずです。

 

 

ゼロから考えてみる(ゼロベースで考える)。

「いまゼロから始めるとしても、同じことをするか」
考えてみる。

 

この基準で考えると、
仕事ってけっこう変化させるべき点が多いんです。

 

ゼロから考えてみた場合、
うちの「作文教室ゆう」という名称は
実態とそぐわないと言えるでしょう。

 

昔使っていた
「子ども向け」のロゴも、
作り直す必要が出てきます。

そうでないと、
会社の建物や
ブログ・Webサイトが出している
メッセージがぶれてくるのです。

 

実は「作文教室ゆう」という名称のせいで
誤解を受けていることも多いです。

「〜〜教室という名称だから、
何人かで一斉に講座を受けると思っていました」

…というご指摘を、
お問い合わせ者から頂くことがあるのです。

 

「作文教室ゆう」は
1対1の個別文章アドバイスを行なうので、
基本的に私と差し向かいで講座を行なうことになります。

 

だからこそ、細かいところまでアドバイスができます。
だからこそ、聞きたい内容をすぐ確認できるのです。

 

場合によっては文章指導だけでなく、
面接試験の対策もその場で行なうことも出来ます。

1対1指導だからこそ、融通無碍なのです。

 

でも、
「作文教室」という名称には
「みんなで一緒に学ぶ」印象があります。

「私の書いた文章、
みんなの前で見られるのは恥ずかしい…」

そんなあらぬ誤解を与えてしまっています。

 

私の文章アドバイスという仕事が、
文章で困っている多くの社会人・高校生の
力になるようにしたい。

文章力を上げることで、
人生が変わることを伝えていきたい。

その目的を達成するには、
「作文教室ゆう」という名称自体を
再考する必要があるのです。

 

でも、これって
何にでも当てはまりますよね。

 

会社のキャッチフレーズと
会社の実態がずれていたり、

ホームページに書いている主力商品が
いまの主力商品と違っていたり。

意外と、
メッセージがずれていることって
多いのです。

私のように
会社の「名称」自体が
実態とずれていることすらあります。

 

現に、化学メーカーの
「エステー化学」も、
「化学」を社名から外しました。

「化学」以外のことにも
取り組んでいることがその理由でした。

でも、「エステー化学」という名称では
業務内容とズレが大きくなってしまったのでしょう。

 

 

ズレが起きている最たる例は
富士フィルムです。

いま、富士フィルムの主力商品は
スキンケア化粧品になりつつあります。

☆参考http://biz-journal.jp/2014/07/post_5465.html

本業であった「フィルム」が、
デジカメ普及でボロボロになりました。

そのため、フィルム製造の技術を転用し、
スキンケア事業にも参入したのです。

個人的には
「富士フィルム」という名称の会社が作った
化粧品って違和感があります。

正直言って、
「本当に大丈夫なの?」
と思ってしまいます。

 

イメージで言うと、
フィルム現像液を肌に塗り込むイメージです
(関係者さん、ごめんなさい)

これも、「名称」と「実態」のズレが
違和感の正体でしょう。

 

作文教室ゆうも、
こんな違和感をお客さんに与えているとしたら
問題だと思います。

 

そのため、
現在ブログデザインやメルマガの名称含め、
新たな名称・新たなデザインを検討中です!

 

変化する作文教室ゆうの様子を
応援していただければ幸いです!

☆「こんな名称ならいいんじゃないですか?」
というアイデアがありましたら
ご連絡いただければうれしいです!

ではまた!


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