エントリーシートを書いたら【ツッコミ】を入れつつ読み直す!札幌駅前のラーメン屋で愕然としたこと。

今日のポイント
エントリーシートを書いたら、
【ツッコミ】を入れつつ読み直す!

 

「やっぱり、北海道なら
サッポロクラシック飲んだ後
焼きそば弁当でしょ!」

妻とともに札幌駅前の
ラーメン屋で遅い夕食を取っていました。

 

そこに聞こえてきたのが
サラリーマン3人組のセリフです。

 

キャリーを手にしながら
並んで順番を待っています。

わりと大きな声なので、
ラーメンをすする私にも
会話の内容が伝わってきます。

 

聞くとはなしに聞いていると、
どうも1泊2日の出張のようです。

 

「北海道って、美味いもの
多いよね〜。
明日で会議が終わりだから、
終わったらジンギスカンでもいきましょうよ!」

「北海道来ると、
ホント、北海道の旨い店ばっかり行ってるよね〜」

 

話す声が笑顔です。

北海道の良さを褒められて
イヤな思いはしません。

 

 

うれしい気持ちになります。

でも。

聞くに連れて、
私の胸にふつふつと
【あるセリフ】が湧いてきました。

 

「じゃあ、
いま博多とんこつラーメンなんて食うなよ!」

札幌駅前・博多とんこつラーメンで有名な
「ばりきや」での会話だったのです。

「そんなに北海道の食べ物が好きなら、
普通は味噌ラーメンや塩ラーメンだろ!」

ついつい、ツッコみたくなります。

 

私は兵庫出身です。
どうもこういうときに
【ツッコミ】たくなる傾向が残っています。

 

この【ツッコミ】って、
実は就職活動のエントリーシート作成に
すごく必要な力なのです。

 

いま、就職活動中の
大学3年生(4月からは4年生)の
エントリーシート添削を行っています。

 

エントリーシートを書く場合、
大事なのは【ツッコミを意識すること】です。

 

自分が書いたエントリーシートの内容について、
「面接担当者ならどんなツッコミを入れるか」
考えながら読み直していくのです。

 

例えば、先日私がアドバイスをした
マスコミやメーカー志望の学生さんはこんな文章を書いていました。

「あなたの趣味について書いて下さい」という
項目への回答です。

私の趣味はライブハウスに行くことだ。
見ると、金髪の外国人が一人で立っている。
僕は思い切って話しかけた。
相手は笑顔で会話を続けてくれた。
英語を使えるとと楽しいと思った。
そう思い、一生懸命英語を勉強した。
その結果TOEICの点数を200点
高めることができた

内容を大幅に変えていますが、
ざっとこんな内容だったとしましょう。

 

この文章、
書いている「本人」は
【一生懸命書いた!】という思いになります。

 

そのため、いったん書いた後
【ツッコミを入れる】思いで
読み直してみるのです。

 

▼「私の趣味はライブハウスに行くことだ」

→どこのライブハウス?
どんな雰囲気?
誰が演奏している?
そもそも いきなり「私の趣味は〜」から書くのって
芸がないんじゃないか?

▼「見ると、金髪の外国人が一人で立っている。
僕は思い切って話しかけた」

→なぜ?
いままで外国人と話したことって無かったの?

▼「相手は笑顔で会話を続けてくれた。
英語を使えるとと楽しいと思った」

→どんな会話をしたのか?
なんで「英語が使えると楽しい」と思ったのか?

▼ 「そう思い、一生懸命英語を勉強した」

→具体的に、どんな勉強をした?
なにかエピソードは?

▼ 「その結果TOEICの点数を200点
高めることができた」

→元は何点で、勉強して何点になったのか?
その経験から何を学んだのか?

▼ 全体に対して

→これ、「ライブハウスに行くこと」が趣味なのでなく、
英語の勉強が趣味、ということじゃないの?

 

 

 

見てみると、
すべての言葉に
【ツッコミ】を入れることが出来ます。

 

【ツッコミ】を自分で入れた後、
再度 書き直していくのです。

 

ポイントは「具体的に」です。

 

面接担当者が
状況をありありとイメージできるよう、
具体的に書いていくのです。

 

では、具体的に書いてみましょう。

学校に通う2時間の電車。
スーツのビジネスマンたちに押されながらも、
私はイヤホンで毎日英語のヒアリングを行っている。
理系の大学のため、徹夜で実験に取り組んだ際も
フラフラする頭でヒアリングをしていた。

もはや趣味ともなった英語のヒアリングだが、
始めたのは2年前のある夜がきっかけだ。

札幌の狸小路商店街にあるライブハウス。
扉を開けると、ギターのけたたましい音で耳が痛くなる。
場違いな場所に来てしまった…。

後悔しはじめてふと前を見ると、
金髪を伸ばしたアメリカ人が
立っていた。

ライブハウスの雰囲気に飲まれたためか、
僕としては生まれて初めて、
見知らぬ外国人に思わず話しかけていた。

「Hello」

たどたどしく言った英語だったが、
彼はにっこり笑い、猛烈なスピードで
話しかけてきた。

何を言っているか、さっぱり分からない。

「Yes, yes…」を繰り返しつつ
つくづく自分の英語力のなさに思い至った。

その翌日から、
私の通学にイヤホンがつきものとなった。

ポケットには単語集も突っ込み、
暇さえあれば開いていた。
あまりにボロボロになったので、
同じ単語集をもう3回買い変えた。

TOEIC500点から、
1年半で700点にまで伸びた。

あの夜出会ったアメリカ人と
偶然会う時があれば、
「Hello」と「Yes」以外も
会話ができるだろう。

いまから楽しみだ。

 

 

いかがでしょうか?

先程より、
【どんな人か分かりやすい】
エントリーシートになったのではないでしょうか?

 

この文章も、
エントリーシートに
【ツッコミを入れる】ことから
生まれたものです。

 

ぜひあなたのエントリーシート、
【ツッコミを入れる】のを忘れずに!

 

ご相談はお気軽にこちらまで!
http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/asc

 

☆今日のワザ、
エントリーシート以外にも
使えるテクニックです。
書いた後【ツッコミを入れる】を
習慣にしましょう!

ではまた!


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