フリースクールを作る際、大事なのはこれ!

 

フリースクール/通信制高校サポート校についての相談をよく承りますが・・・

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

 

最近、
よくフリースクールや
通信制高校サポート校について
質問をいただくことがあります。

 

「サポート校を作りたいんですが、
どうすればいいですか?」

「フリースクール、
作りたいんですけど・・・」

 

これまで私は
ある通信制高校で勤務していました。

 

そのため、
通信制高校の制度について
けっこう詳しいです。

 

その立場から
アドバイスを差し上げています。

 

 

ただ。

 

 

聞いていて、
たまに不安になることがあります。

 

「こういう理由で
通信制高校サポート校を
作りたいのって、
このあとの運営、大丈夫なのだろうか・・・」

 

プランを聞いてみると、
けっこう
人が集まらなさそうな
フリースクール/サポート校を
作りたがる人が多いです。

 

基本的にいって、
「生徒」が来る見込みのないような
サポート校なら
けっこう運営は厳しいです。

 

フリースクールもそうです。

 

 

よくいらっしゃるのが

「子どもたちのため、
フリースクールを作りたい!」

という方です。

 

実際にフリースクールを
開設すると、
人が集まらず
すぐ廃業してしまいます。

 

そういう方を、
何人も見てきました。

 

 

なぜ、すぐ廃業してしまうのでしょうか?

 

 

それは
お客の当てがないからです。

 

当然の話です。

 

フリースクールや
サポート校を作って
うまくいくのは

 

「すでに塾をやっているので、
生徒は5名ほどならあてがあります」

 

「うちの子は不登校なので、
うちの子の居場所として
フリースクールをやりたいです」

 

「不登校の親の会を土台に、
フリースクールを作ります」

・・・などという場合です。

 

はじめから
お客の当てがあるのです。

 

この場合、
とりあえずフリースクールなり
サポート校なりを作っても
毎月売上の上がるだけの
生徒数はいます。

 

とりあえず売上が立つのであれば、
生徒たちも安心して
フリースクール/サポート校に
通うことができます。

 

 

教育的情熱の高い人に限って、

「お金がなくても、なんとかなる!」

と思いがち。

(情熱が高いわけではありませんが、
私もそうです)

 

ですが
その場合、
仕事として成り立ちません。

 

途中で廃業してしまうと、
せっかく見つけた
通ってくれる生徒たちに
迷惑なのです。

 

「売上」がなければ、フリースクールは成り立たない!!!

ただ単に、
「フリースクールを作りたい!」
場合。
売上が立ちません。

 

 

誰かのために、
すごく社会的に意義のあることをしたい。

 

その思いは立派です。

 

 

ですが、
その思いを「形」にするには
「売上」が必要です。

 

 

さらに、
思いを「形」にするのを
継続していくには
「売上」を上げ続けるための
「経営」が必要なのです。

 

 

これ、
私が作文教室ゆうを開業した時
(ちょうど1年前)
を思い出します。

 

 

1年前。

 

 

生徒数ゼロ。

 

広告戦略もゼロ。

 

そんな状況でした。

 

 

それまで住んでいた帯広から
札幌に移ってきたので
地縁もありません。

 

 

開業3ヶ月しても
ほとんど売上が絶たない。

 

 

「やばいんじゃないか」

 

不安が広まります。

 

知り合いの塾仲間からも
厳しいアドバイスをもらったのも
その頃です。

 

「思いだけあれば、
人はきっと来てくれる」

 

その思いがいかに
浅はかだったかを思います。

 

 

そのため、
フリースクールなり
サポート校なりを作りたい方の話を聞く際、
自分のこの反省を思い出しています。

 

単に

「自分がやりたいから」
起業しても、うまくいくわけがありません。

 

そうではなく、

確実に
「藤本さんのところからサービスを買うよ」
という人をある程度作ってから
始めるべきだったのです。

 

実は私も、
この戦略がなかったわけではありません。

 

開業の4ヶ月前から、
毎月札幌まで車を飛ばし、
「作文講座」を
行っていたからです。

☆この記事は4月の実施ですが
同じ会場で2016年1〜3月も
作文講座を毎月やっていました↓

 

それでも。

 

 

塾の集客は大変でした。

 

 

だからこそ。

 

 

安易にフリースクールを
やりたいという人を見ると
不安になります。

 

安易に「塾をやりたい!」
という人を見てもそう思います。

 

 

自分が苦労したからこそ、
その問題点に気づくのです。

 

 

塾を開いても、
別に人は来ないのです。

 

折込チラシも
フリーペーパーへの
広告も、

一定のお金が必要です。

 

 

下校する小中学生たちに
チラシ配りもしました。

 

 

見知らぬマンションのポストへの
ポスティングもしました。

 

 

でも
集客は容易にできません。

 

 

だからこそ、
事前にお客なり生徒なりをみつけておく。

 

「あなたの塾に入るよ!」

 

と言ってもらえる人を
一人でも多く作っておく。

 

 

これ、鉄則です。

 

 

・・・まあ、こういうことに
気付くのも、
すべてあとになってしまうのが
困りますよね!

 

 

そんなわけで、
「売上」を上げて
持続可能性を保つことの大事さを
起業後の1年で学びました。

 

うちももっと
多くの方にご利用いただけるよう、
さらに努力していきますね!!!

 

ではまた!

 


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