目次
「大学院受験の準備って、どのレベルが求められるの?」
「大学院に行こう」と決意したとき、あなたはどのような準備が必要だと思いますか?
小論文を書けばいい?
研究計画書を用意すればいい?
それとも面接対策だけで十分?
実は、大学院によって受験時に求められる水準は全く違います。
私は最近この事実を強く実感するようになりました。
特に社会人が目指す大学院では、その違いがとても顕著に表れます。
言ってしまえば、大学院受験生に「極端に高い水準」を求める大学院もあれば、「そんなに高い水準が求められない」レベルの大学院もあります。
同じ大学院と言っても、どの程度の準備が必要かがまさにピンキリの状態なのです。

今回は大学院受験の「求められる水準」の違いについて説明していきます。
看護系大学院の例にみる「求める水準」の違い
ここでは例として1対1大学院合格塾からの受験者も多い看護の大学院を見ていきます。
看護分野の大学院にはCNS(専門看護師)取得や看護の専門性をより深めるために進学する方が多いです。
こちら、同じ「看護系大学院」といっても入試で求められる水準は全く違います。
例えばある大学院では「看護実践のレポートがしっかり書ければOK」という場所もあります。
研究というよりは、現場での経験をまとめることが求められています。
ほかにも「研究したいテーマ」についてをごく軽くまとめるだけで合格を出している大学院もあります。

一方で、同じ看護大学院でも研究志向が強いところになると、「これまでの研究実績」「論文発表の経験」「学会発表の有無」などが問われるケースもあります。
提出する研究計画書も、かなり精緻なものが求められるケースもあります。
さらには専門的に英語を学習する必要があるケースも存在しています。
つまり、同じ「大学院」といっても、どこも同じような水準が求められるわけではないのです。

「あの人も大学院に行っているんだから自分も大丈夫だろう」
時折こういう思いを持って受験する方もいらっしゃいますが、大学院によって求められる水準がマチマチである事実を知っておく必要があるでしょう。
1年制修士課程では、さらに高い準備が必要?
受験する際の水準で言いますと、特に気をつけたいのが1年制の修士課程への受験です。
通常2年間の修士課程を1年に圧縮して行うこの1年制修士課程。
1年間と期間が短いので職場の「自己啓発休暇」を使い、1年まるまる仕事を休んで通学することができるコースとなっています。
1年制なので「多少大変でもなんとか乗り切れる」側面があるコースではあるのですが、1年間で修士号を取るというのは時間的に非常にタイトです。
そのため、入学前からすでに研究テーマが定まっていて、ある程度データ収集も進んでいる状態が望ましいとされるケースが多いです。

北大公共政策大学院の事例
例えば私がいま通っている北海道大学公共政策大学院(通称:HOPS ホップス)にも1年制修士課程のコースがあります。
1年制課程のコースを受験する場合、通常の出願書類に追加して【自身の研究計画を10,000文字でまとめた資料】の提出が求められています。
これは1年で研究を終えるためには出願時点である程度研究が進んでいないと間に合わないということでもあります。
なので1年制修士課程を選ぶ場合、「受験前からある程度研究を進めておく」ことが必須だとも言えるのです。

1年制修士の場合、「すでに研究を進めている」ことが必須なことも!
実際、私がサポートしている受講生の方の中にも、1年制修士課程受験にあたり「受験までにインタビューデータを用意しておいた方が良い」「アンケートも作成しておくと良い」といったアドバイスを受けている方がいらっしゃいます。
とはいえ、これはすべての大学院で求められるわけではありません。
「概要だけ決まっていれば良い」とする教員もいれば、「すでに研究の半分は終わっていないとダメ」とする教員もいます。
ここが難しいところです。
つまり、大学院受験において「結局は、受ける大学院や担当教員によって求めれる水準が全く違う」という事実を押さえておく必要があるのです。
そのために研究室訪問を!
そのために重要なのが大学院の指導教員候補に会いに行くということです。
一般的には「研究室訪問」と呼ばれています。
受験の前から大学院で教えてほしい先生と個人的にメールや電話でアポを取り、対面やZoomで挨拶をするのです。
そのときに出願書類を見てもらいアドバイスを貰うといいでしょう。

ポイントは研究室訪問をできるだけ早めに行うこと。
出願書類がある程度仕上がった段階でアポを取り、会いに行ったほうが良いのです。
その時の反応を基に、「この大学院ではどの水準が求められているか」「この先生はどの水準を求めているか」が分かるようになります。
入学前に研究を進めるべきか?
ただ、ここまで書いておいてなんなんですけど、「入学前から過度に研究を進めておくべきだ」という考えには私は懐疑的です。
なぜなら、大学院は研究の仕方を学ぶ場所でもあるからです。
たしかに、大学や独学で基本的な知識を身につけておくことは大切ですが、「ある程度研究ができないと受験できない」「リサーチの方法を知らないと受験すらできない」という状況になってしまうと、大学院の本来の教育の意義が失われてしまうのではないかとも感じるからです。
大学院受験で絶対受かるのは「一人でも研究ができる」という水準まで研究計画書を練り上げ、実際に研究を進めている人です。
ただ、こういうふうに一人で研究できるなら、そもそも大学院に行く必要がないという見方もできるわけです。
だからこそ、あまりに高い入学水準を求める大学院については、「それはちょっと違うのでは?」という問題意識を持ってしまいます。

倍率が上がると、求められるものも増えていく
とはいえ、現実には倍率が高くなればなるほど、合格者の水準も上がってきます。
当初は「社会人であればイチから丁寧に教えていきますよ」という方針だった大学院でも、
いつの間にか希望者が多く集まる中で「すでに研究を進めている人しか受からない」「論文や学会発表の実績がある人しか受からない」ような状況に変わってしまうこともあるからです。
また、すでに高い水準が求められているのであれば、それに対応しないと合格は勝ち取れません。
でれば、受験生側が早め早めに対策をするしかないのです。
研究計画の精度を高め、資料を集め、必要であれば仮調査やプレ研究まで進めておく。
「そこまでしないと合格できないのか…」と思うかもしれませんが、難関大学院の場合そのレベルまで求められるケースがある事実を知っておく方が良いでしょう。
(もちろん、そこまで高い水準を求められない大学院の場合はそこまでしなくても大丈夫ですので、念の為)
対策のポイント!とにかく「早く動く」!
だからこそ、1対1大学院合格塾では「大学院に行きたいなら、すぐに動く!」ことをお伝えしています。
可能であれば、
- 志望大学院の説明会に参加
- 指導教員候補との面談(研究室訪問)
- 志望先の研究論文を事前にチェック
などを通じて、その大学院が何を重視しているのかをリサーチしておきましょう。
そうすれば、無駄な努力をせず、必要な準備を適切に行うことができます。

まとめ!大学院は「誰を相手にするか」が合否を分ける
大学院入試の難しさは、「大学名」よりも「担当教員のスタンス」に大きく左右される点にあります。
- 実践重視の大学院
- 研究志向の強い大学院
- 1年制で高水準の準備が求められる大学院
…と、大学院ごとに求めるものが異なるのです。
だからこそ、自分が目指す先の情報を着実に集め、「何を準備すれば合格できるか」を明確にすることが重要です。
また、すでにある程度研究を進める必要があるなら取り組んでいたほうが良いです。
1対1大学院合格塾では大学院受験全般のアドバイスだけでなく「出願前から研究を進めるにはどうしたら良いか」という内容についてもアドバイスを差し上げています。
そうやってトータルな受験対策を1対1で実施しているわけです。
ぜひ、大学院受験の出願書類の作り方や事前の研究について不安がある方は、ぜひ1対1大学院合格塾までご相談ください。
あなたに合った準備の仕方を、イチから丁寧にサポートしていきます!
(オンラインでも実施しています)

「大学院受験の対策方法をもっと詳しく知りたい…」
そういうあなたのために、
「本当に知りたかった!社会人が大学院進学をめざす際、知っておくべき25の原則」という小冊子を無料プレゼントしています!
こちらからメルマガをご登録いただけますともれなく無料でプレゼントが届きます。
データ入手後、メルマガを解除いただいても構いませんのでお気軽にお申し込みください。
なお、私ども1対1大学院合格塾は東京大学大学院・早稲田大学大学院・明治大学大学院・北海道大学大学院など有名大学院・難関大学院への合格実績を豊富に持っています。
体験授業を随時実施していますのでまずはお気軽にご相談ください。
(出願書類の書き方や面接対策のやり方のほか、どの大学院を選べばいいのかというご相談にも対応しています!)
お問い合わせはこちらからどうぞ!

























大学院受験では、大学院ごとに求められる水準が大きく異なります。相当高い水準が必要なケースもあればそうでもないケースもあり、ピンキリです。1年制修士課程は高い準備が必要な場合もあるため、早めの情報収集と研究室訪問が重要です!1対1大学院合格塾では受験前から高度な研究が求められる大学院の対策も実施可能です!