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アンラーニングで新しい自分に生まれ変わる!
「アンラーニング(Unlearning)」という言葉をご存じでしょうか?
直訳すれば「学んだことを手放すこと」「いったん覚えたことを忘れること」を意味するアンラーニング。
こういうと「ただ手放したり忘れたりするだけなら意味がないのでは?」と感じる人もいらっしゃるかもしれません。
そうではなくアンラーニングは新たな自分に生まれ変わるチャンスでもあります。
いままでのやり方をいったん捨てるからこそ、新しいやり方を身に付けるチャンスが手に入るのです。
今回は社会人にとってアンラーニングが重要である意義をお伝えします!

アンラーニング=忘れること、ではない!
「アンラーニングって要するに忘れるってことでしょ?」
たまにこういう誤解をしている方がいらっしゃいます。
確かにアンラーニングにはいままでの知識・手法を「捨てる」という側面がありますが、これは単に「忘れれば良い」ということではありません。
そうではなく、新たなやり方・知識を学び、これまでのやり方・知識を上書きするというほうがアンラーニングの本質です。

つまり、自分が知っている「つもり」・わかっている「つもり」になっていることについて新たに学ぶことでより深い理解につなげていくのがアンラーニングということなのです。
そもそも人間って「何かを忘れよう」としても意識して忘れることができません。
新しいことを学ぶからこそ、古いやり方・知識を捨てることができるのです。
なのでアンラーニングは「忘れる」ことでなく「新しい知識で上書きする」ことなのだと意識してみてください。
同じ成功パターンがいつまでも通用しない事実。
社会人として仕事をしていると、上手くいくこともあれば上手くいかないこともあります。
上手くいかないとき、人間は嫌でも「反省」できますが、上手く行ったときはそうはいきません。
「今回もうまく行ったんだから、次もうまくいくんだろう」
そういう成功体験を胸に同じやり方を繰り返すことになります。
これ、社会が変化していないときなら同じ成功パターンで何度も成功体験を掴むことができます。
ですが、社会が変化している場合 同じ成功パターンが何度も通用するわけではありません。
でも、人間はかつて上手く行った方法にとらわれてしまいがちです。
「前は上手く行ったんだから、今回うまくいかなくても次はうまくいくだろう…!」
そういう予断を持って取り組み続け、何度も失敗を繰り返してしまう。
こういうことも多いのです。
ベテラン社会人こそアンラーニングを!
実はベテラン社会人にこそアンラーニングが必要なのはこの点なのです。
かつて上手く行ったやり方・知識にこだわってしまい、新しいことが試せなくなってしまう。
こういうことがあまりに多いのです。
だからこそ大事なのはアンラーニングを行うこと。
新しく知識・スキルを身につけることで、いままでの自分の知識・スキルを上書きするのが必要です。
そうやって新たな自分に成長していくことで、過去の成功体験に縛られず成長し続けていくことができます。

イチローも、振り子足打法を捨てた。
いまも伝説が多く残っているイチロー選手。
イチロー選手は子ども時代の私の「ヒーロー」です。
見たことがない「振り子足打法」でどんどんヒットを連発するのを子ども時代に見ていました。
「イチロー=振り子足打法」というくらい、イチローならではの成功パターンでした。
…ですがイチローがすごいところは、日本のプロ野球からメジャーリーグに挑戦する際に振り子足打法を捨ててしまったこと。
自分が作り出した成功パターンがメジャーリーグで通用しないと判断し、潔く振り子足打法を捨てることにしたのです。
その結果、日米通算4,367安打という快挙を達成するに至るのです。
成功パターンである振り子足打法を捨てたという点で、イチローの成功は「アンラーニング」実践の成功であるということができるでしょう。

社会人がアンラーニングする際、オススメなのは大学院進学などなんらかのスクールに通うことです。
特に、自分の専門分野に近い内容を再度大学院で学んでみることをおすすめします!
例えばうちの塾には長く社会人として勤務したのちMBAスクール進学を志している方もいらっしゃいます。
長く社会人として勤務していると、「知っているつもり」「わかっているつもり」の事が増えていきます。
MBAスクールで学ぶことで、「知っているつもり」だった内容を深く理解できるようになります。
「いままで自分がやってきたことはこういうことだったんだ」と改めて理解することができます。
そうすることでこれまでの社会人経験を振り返り、今後に役立つ知見を身に着けていく事ができるのです。

専門分野こそ、学び直しが必要
私自身、現在仕事をしながら2回目の大学院に通っています。

もともと私は高校教員を4年しており、そのあとで塾経営を続けてきました。
こういった教育実践の場をしていた教育・研修の現場で長年仕事をしてきましたが、いま北大の公共政策大学院で改めて「理論」を学ぶようにしています。
理論を知ってから自分の実践を見直すと、多くの気づきがあるものです。
先日も労働法の授業で裁判判例を整理して発表をしました。
その時も「今まで知らなかった視点」「見落としていた点」に気づくことができました。
「こういう事も知らなかったのか…」と感じるとツラく感じることもありますが、同時に「自分はまだまだ学べる」「ここから成長できる」という前向きな感覚も湧いてきます。
知っていると思い込むことが最大の敵
アンラーニングを妨げる最大の障壁は「自分はもう知っている」「これが正解だ」という思い込みです。
この“思い込み”が学びの最大の敵となります。
どれほど経験を積んでいても、世の中は日々変化しています。
特に技術や制度、価値観の変化が激しい現代においては きょう正解だったことがあす非常識になることもあるのです。
だからこそ、自分の知識を常に「更新」し、必要に応じて手放していく意識が重要になります。

大人こそ、アンラーニングを
社会人として年齢を重ねるほど、「知らない」と言いにくくなっていきます。
「今さらこんなことも知らなかったの?」と思われることを恐れて、自分の知らなさを隠してしまいがちです。
ですが、「知らない自分を認めること」こそが、本当の成長のスタートラインです。
「知らなかった」ことを恥じるのではなく、それを起点に「もっと深く学んでみよう」と思える心を持ち続けること。
それが大人の学び直し、すなわちアンラーニングの第一歩となるのです。

アンラーニングは勇気の証!
できない自分、知らない自分を認めるのは、簡単なことではありません。
プライドを捨て、素直な気持ちで「学び直す」には、大きな勇気が必要です。
ですが、その勇気こそが、あなたを次のステージへ導く大きな鍵になります。

アンラーニングすることで、新たな自分に向き合っていく。
ぜひそのアンラーニングの機会として大学院進学を考えてみてくださいね!

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アンラーニングとは「忘れる」のではなく「学び直して上書きする」ことです。社会人が過去の成功体験にとらわれず成長するのに不可欠なアンラーニング。その第一歩として、大学院進学などの学び直しも有効です!