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論文執筆の大きな誤解!コツコツやっても論文は完成しない!
「毎日ちょっとずつ書いていけば、いつか論文は完成するはず…」
大学院で研究に取り組む多くの方が、一度はこうした発想を抱いたことがあるのではないでしょうか。
確かに「継続は力なり」とも言いますし、毎日少しずつ参考文献を読み、メモを取り、それを原稿にまとめていけば、いずれ立派な修士論文が完成しそうな気がします。
コツコツ継続していたらそのうち書き溜めた原稿が形になり、論文に結実しそうな気もします。
ですが――残念ながら、この方法だけでは論文は完成しません。
それは論文は決してコツコツ積み上げるものではなく、設計図をまず作り全体像を意識しながら書かなければ完成しない性質を持っているからです。

今回は論文執筆における「全体像」把握と「設計図」づくりの意義をお伝えします!
「積み上げ型」の限界
コツコツと最初のページから順番に書いていく。
論文を書くときこういうイメージを持つ人がいらっしゃいますが、これは実際とは全く違います。
実際に論文を書くとき、最初に作るのは「目次」です。
目次はいわば家を作る際の設計図にあたります。
家を建てる際は設計図づくりを通し、家全体のイメージや各部屋の配置を決めることになります。

論文を書く際も設計図にあたる目次づくりを通し、論文全体のイメージや各章の配置や内容を決めることになります。
目次を作る中で「この論文では何を論じるか」「この論文のオリジナリティはどこにあるか」が明確になります。
ところが、目次を作ることなくイキナリ1ページ目の最初から文章を作る場合、「この論文では何を論じるか」「この論文のオリジナリティはどこにあるか」がわからないまま闇雲に論文を書くことになります。
すると、いつまで経っても論文を完成させられないのです。
論文と小説は似ている。
論文執筆と対極の存在だと思われているのが小説執筆です。
論文は論理性を重視するのに対し、小説は感性を重視する傾向があるからです。

「論文は設計図を下に書いていくのはわかったけど、小説はやはり最初から文章を書いていって完成させているのでは?」
なかにはこう考える人もいるかも知れません。
実際、「筆が走るのにまかせて一気に小説を書く」イメージを持っている人も多いでしょう。
ところが実際は小説執筆も論文執筆同様 最初に設計図を書いていることがほとんどです。
実際には多くの作家がまず「構成」を考えています。
全体の設計図を作ったうえで、場面や登場人物を緻密に配置しながら執筆していきます。

論文も小説も、書き方は非常に近いのです。
頭からコツコツと順番に原稿を書いていれば、いつか完成する。
こういう幻想を持ったままでは、論文はいつまで経っても形にならないのです。。
論文は「設計図」から始めるべき
論文執筆において最も重要なのは、目次づくりを通して「全体像=設計図」を描くことです。
たとえば、研究テーマを決めたら、次にやるべきは「どのような問いを立てて」「どのような流れで」「どのような資料を使って」論証していくかという、論文全体の流れを作ることです。
実際、修士論文でもレポートでも、まず最初に求められるのは「目次案」や「章立ての構成」です。
これがないまま執筆を始めると、論点がぶれてしまい、説得力のある論文にはなりません。

これは論文だけでなく、ビジネスでも同じです。
たとえば新しい事業を始めるときも、「事務所代がいくら」「スタッフの人件費がいくら」などの細部を積み上げるだけでは、事業の全体像は見えてきません。
まずは「どのようなサービスを誰に提供するのか」「どうやって収益を生むのか」といったビジネスの骨組みを設計する必要があるのです。
参考文献のまとめだけでは論文にならない
もちろん、日々論文などの文献を読み、内容をメモしたり引用できる箇所を打ち込んだりするのはとても重要な作業です。
ですがそれだけを続けていても、論文は完成しません。
いくら知識が増えても、それを「どう使うか」「どのような主張を展開するか」という設計がなければ、論文としての形を成さないのです。
だからこそ、自分の研究の全体構想をいかに早い段階で立てるかが、論文執筆の成否を大きく左右します。
難しいのは「全体像を描く力」
とはいえ、この「全体像を描く」という作業が、実は一番難しい部分でもあります。
どうしても私たちは「読んだ順番に」「思いついた順に」文章を書いてしまいがちです。
結果として、論理の飛躍があったり、主張がブレていたりして、指導教員から「構成を見直してください」と言われてしまうことも少なくありません。
しかも、大学院の指導教員も忙しく、細かく一つひとつ見てくれるとは限りません。
そんなとき、研究の方向性や構成に不安を感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、専門的な支援を
大学院受験の際に求められる「研究計画書づくり」もいわばこの設計図づくりと同じです。
自分はどういう研究をしたいのか、どういう流れで論証していくのか。
研究計画書にはこういう内容を書くのが必要ですが、これも闇雲に書いていてもうまくいきません。
私ども1対1大学院合格塾では研究計画書づくりや論文執筆のサポートを行っています。
特に好評なのが「体験授業」です。
この体験授業では、受講者の方と対話を重ねつつ、何を研究するか・どのように研究するかを形にしていくことができます。
実際、わずか1時間の体験授業で「研究計画書の骨格ができた!」という声も多くいただいています。
数ヶ月間悩んでいたテーマが、たった1時間でクリアになる――。
これは「全体像から考える」手法を取り入れているからこそ可能なのです。

まとめ:まずは「地図」を描こう
論文執筆において研究計画書づくりにおいても、重要なのは最初から順番に書くことではなく、まず「全体の設計図を描くこと」です。
日々の積み重ねももちろん大事ですが、その前にどこに向かうのかという“地図”がなければ、どれだけ歩いてもゴールにはたどり着けません。
もし論文や研究計画書の作成でお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ一度、体験授業をご検討ください。
あなたの「地図づくり」を、全力でお手伝いいたします!

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論文って、毎日コツコツ積み上げるだけでは完成しません。大切なのは、まず全体像を描き、設計図=目次を作ることです。これは論文づくりだけでなく大学院出願の際の研究計画書づくりにも通じる発想です。体験授業でその地図づくりを応援していますのでお気軽にお問い合わせくださいね!