長く書いて削りまくる!それが大学院 志望理由書/研究計画書のポイント

 

今回のポイント
志望理由書・研究計画書は
1.5〜2倍の分量を書いて削りまくる!
それがいいものを作るテーゼである!

 

来年1〜2月に試験があるなら今から対策をスタートすべき理由!

 

さあ、10月になりました!

 

(なんてベタな始め方…)

 

来年1〜2月に大学院を目指す方にとって
いまの時期は試験まで
4〜5ヶ月というタイミングです。

 

来年1〜2月に大学院を目指す場合、
いまの時期から試験対策のため
専門分野の学習や英語の学習を進めていくと
余裕をもって学習しやすいです。

 

「ちょっと早いのでは…?」

と思う人もいらっしゃいますが、
大学院対策に「早すぎる」ことはありません。

 

 

実際、うちの塾にも
来年1〜2月の試験に向けての
体験授業のご相談をいまあれこれ頂いています。

 

 

一緒に合格、目指していきましょう!

 

 

早期スタートで志望理由書/研究計画書を練り上げる!

 

さて、大学院受験に向けての対策を
いまからはじめたほうがいい理由は

「志望理由書や研究計画書を
 練り上げることが出来るから」

というのが大きいです。

 

大学院進学の際提出が必要な
志望理由書や研究計画書。

 

人によっては
「何を書いたらいいか、わからない・・・」
方もいらっしゃると思います。

 

☆書き方の基本、こちらにまとめています↓

実は入りやすい!社会人こそ大学院に行き、キャリアアップしよう!

 

 

しかも文字数や枚数が
それなりに多いこともありえます。

 

北大大学院/小樽商科大学大学院のケース

 

たとえば北海道大学のある大学院では
A4用紙5枚以内
という規定がありますし、

小樽商科大学大学院アントレプレナーシップ専攻(MBA)は
4,800字以内
(出願の仕方では6,000字以内のことも)
で書くという規定があります。

 

「え、そんなに書かないといけないの…?」

と思われる人も多いかもしれません。

 

人によっては

「なんとか字数を増やして
A4用紙5枚を埋めないと…」

と思う人もいます。

 

でも、これだとダメなんです。

 

 

「なんとか埋める」のは論外!

 

本来であれば
規定の「1.5〜2倍」くらいを書き、
それを「断腸の思いで」削ったりまとめたりすることで
よりよい資料が作れるのです。

 

 

削りまくるフジモト

 

 

…ですので、実際私の塾では
受講生の方に書いてもらった原稿を
私が「削りまくる」ことがよくあります。

 

若干の申し訳無さもありますが、
こうやって「長く書いて削る」からこそ
よりよいもの・
より本質的なものが残っていくのですね。

 

 

逆に「なんとか字数を埋めた」ような原稿だと
実は中身がスカスカで、
採点者にもいい評価がされないのです。

 

なので、

原稿は長く書いて削りまくる!

 

これを意識してみてくださいね!

 

 

修士論文も、長く書いて削りまくる!

これは小論文だけではなく
大学院で書く論文、
特に修士論文にもつながる発想です。

 

 

たとえば私は修士論文を
A4用紙73枚分くらい書きましたが、
もとは100枚以上ありました。

 

 

それを削りに削って
(先輩・教授に削りに削られて…)
この枚数にした記憶があります。

論文の中で冗長なところや
余計なところを削りまくり、

不要な引用文献を省いていった結果
3割近く内容が減るということになりました。

 

個人的にはちょっと残念でしたが、
その結果少しは読みやすい論文になったと思います。

 

(自分ひとりだと文章に「思い」があるので
他人から冷静な視点で削ってもらうほうが
適切に文章をまとめることができます)

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

志望理由書・研究計画書は
1.5〜2倍の分量を書いて削りまくる!
それがいいものを作るテーゼである! 

 

 

志望理由書/研究計画書の文字数は大学院によって全く違う。

 

提出が求められる
志望理由書と研究計画書の長さって、
実は大学院によって全く違います。

 

以前、ある受講生の方と一緒に
看護大学院の書類を準備していきましたが、
そこは

〈志望理由書がA4表、
 研究計画書がA4裏〉

という構成でした。

 

実質はA4用紙2枚です。

 

しかも手書き提出が求められるので
文字の大きさをどんなに小さくしても
多く書けて合計1,000文字程度。

 

「たったこれだけの文字数で
大学院に行きたい理由と
 研究テーマを書かせるというのは
 無茶ではないか・・・」

 

見ていてそう思いました。

 

 

この大学院のケースは極端ですが、
「合計1,000文字」となると
引用文献を使うこともちょっと難しそうですね・・・。

 

もちろん、がんばって削りに削り
規定の枚数に抑えることに成功しました。

 

 

試験も無事合格でしたので
私もホッとしています。

 

(余談ですが研究計画書には
文献の引用をお忘れなく!
そうでないと、
先行研究を踏まえていないと思われてしまいます)

 

このケースでは余計のこと
長く書いた後削っていかないと
自分の志望理由も研究計画も伝わらないものと
なってしまいます。

 

 

 

提出するべき志望理由書・研究計画書の
文字数が少ないときはもちろん、
多いときであっても

「1.5〜2倍 文章を書いて
 削りまくる」

のを大事にしてみてくださいね!

 

☆こちらも参考にしてみてください↓

 

ではまた!

 

 


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