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看護大学院の小論文入試では何が出題されるのか?
「看護大学院に行きたい!」
「大学院に行って専門看護師(CNS)の資格を取りたい!」
そういった思いから進学を志す看護師の方が多くいらっしゃいます。

ですが、その時によく伺うのは
「小論文に何が出るかわからない」
「そもそも、何を対策すればいいのか分からない」
という点です。
特に、新設された看護学研究科や過去問が公開されていない大学院、
社会人入試の情報が少ない大学院の場合、
ネットを探しても情報がほとんどなく、
「小論文対策、何をしたら良いんだろう…」
と途方に暮れるケースがあります。

私は1対1大学院合格塾で
多くの看護師さんを看護大学院合格に
導いてきました
(のべ200名以上の社会人の方を合格に導いています)。
この経験から、多くの看護大学院入試の対策を
行ってきましたし、
実際に過去問の分析を行ってきました。
この立場からみて、
看護大学院の小論文入試は
大きく3つのパターンに分類できます。
この「3つの型」を理解するだけで、
☑何を勉強すべきか
☑どこまで対策すればいいか
☑どんな力が見られているのか
の3点が、一気にクリアになります。
今回は、看護大学院の過去問に頻出する
3つの問題パターンと、
その具体的な対策の考え方について詳しく解説していきます。
☆今回の内容、動画でも解説しています。
動画にしかない内容もございますのでよければ合わせてご覧ください。
看護大学院の過去問に共通する「3つの問題タイプ」
まず結論からお伝えします。
看護大学院の筆記試験・小論文で問われる内容は、次の3つに大別できます。
- 看護の専門性を問う問題
- 看護に関する文章を読ませ、自分の見立て・意見を書く問題
- 自分自身の実存を問う問題(看護実践や将来像など)
それぞれ、順番に見ていきましょう。
① 看護の専門性を問う問題:「看護師としてどう考えるか」を試される
1つ目は、看護の専門性そのものを問う問題です。

これは、自分の専門領域(精神看護、成人看護、老年看護など)や看護実践に関するデータや事例、臨床現場を想定した状況設定などをもとに、
「あなたなら、どのようにアセスメント(見立て)するか」
「どのような看護的判断ができるか」
を問うタイプの問題です。
例えば、精神看護を専門とする方であれば、
精神疾患に関する基礎データや患者の言動や行動の記述、
支援上の課題が示された文章などが提示され、
「どのようにアセスメントするか」
が質問される形です。
他にも、純粋に
「集中治療における看護の役割について
具体例を用いながら説明しなさい」(神戸大学大学院)
などと専門分野についてを説明する問題が
出題されることがあります。
ここで重要なのは、
「知識を暗記しているか」ではなく、
看護の視点で考え、言語化できるかという点です。
大学院は、臨床の延長線上にある「実践を言語化する場」でもあります。
そのため、
現場経験をどう理論につなげられるか、
専門領域の基礎的知識をどう活用できるかが
見られています。
まずは専門分野の知識を学ぶことからはじめていきましょう!

1対1大学院合格塾で対応した実績でいうと、
次の大学院がこの傾向に当てはまると言えます。
・東京大学大学院
・東京科学大学大学院(旧 東京医科歯科大学大学院)
・大阪公立大学大学院
・神戸大学大学院
・浜松医科大学大学院
・武庫川女子大学大学院
・愛媛県立医療技術大学大学院 など
② 看護に関する文章を読ませ意見を書かせる問題:小論文×読解力が問われる
2つ目は、文章読解を前提とした問題です。
これは一見すると「小論文」に見えますが、
実際には読解力の比重がかなり大きいのが特徴です。
例えば新聞記事や論文・書籍の一部が示され、
「この文章の内容を要約しなさい」
「下線部はどういうものか説明しなさい」
「あなたの意見を書きなさい」
と出題されることがあります。

実際、北海道医療大学大学院では、
新聞記事(北海道新聞や朝日新聞)に書かれた
医療に関する内容が出題されています。
また、
神奈川県立保健福祉大学大学院では、
看護哲学や看護倫理に関する
抽象度の高い理論的文章を読ませ、
その内容を踏まえて考えを書かせる問題が出題されています。
ここで問われているのは単に小論文を書く力だけではなく
「文章を正確に読み取れているか」
「看護倫理などの抽象思考ができているか」
も重視されているのです。
筆者が言おうとしていることを正確に理解するだけでなく、
前提となっている価値観や
看護における当てはめなども
書く必要があります。
こうした点を押さえたうえで、
自分なりの見立てを論理的に書けるかが問われます。

1対1大学院合格塾で対応した実績でいうと、
次の大学院がこの傾向に当てはまると言えます。
・北海道医療大学大学院
・神奈川県立保健福祉大学大学院 など
③ 自分自身の実存を問う問題:「あなたは何者か」を問われる
3つ目は、自分自身の実存を問う問題です。
「実存」というと難しい言い方ですが、
要は「自分自身のあり方・考え方」が問われる問題のことです。

自分のこれまでの看護実践や
自分の将来像(大学院修了後のキャリア展望)などが
問われる問題です。
これまでどんな看護実践をしてきたのか、
現状の看護に対しどんな問題意識を持っているのか、
大学院で何を学びたいのか、
修了後 何をしたいのか。
こういった内容を、
自分の言葉でまとめることが求められます。
このタイプの問題は
「正解」があるわけではありません。
その代わり、
どれだけ真剣に看護と向き合ってきたか
自分の経験をどう意味づけているかが
注目されるのです。
人によっては
「CNS資格を取得し、より高度な実践で貢献したい」
という内容を書くこともありますし、
「研究者・教育者として次世代の看護師育成に関わりたい」
と書く人もいらっしゃると思います。
こうした思い自体に、優劣はありません。
大切なのは自分の経験と結びつけたうえで
「なぜ、それを自分がやりたいのか」を
説明することです。
ここには自己分析も必要ですし、
志望理由書や研究計画書との
首尾一貫性も求められます。
1対1大学院合格塾で対応した実績でいうと、
次の大学院がこの傾向に当てはまると言えます。
・高知県立大学大学院(「自らの実践経験から、看護の専門性を継承する意義と方略について、あなたの考えを述べてください」) など
これまで見てきた①・②のタイプの出題と併用して③が聞かれることも多くあります。
新設大学院・過去問がない場合の考え方
大学院によっては来年新設される関係で
過去問が存在しないこともあります。
また、そもそも
「過去問が非公開で、入手できない」
というケースもあります。
この場合でも慌てる必要はありません。
なぜなら、
出題される本質はこの3つの型から大きく外れることはないからです。
過去問がなくても、
今回紹介した3パターンを対策しておけば
当日十分対応することが可能です。
なのでまずは上記3パターンどれが来ても書けるよう
練習しておくのがオススメです!

情報収集と対策の現実的な方法
もし、身近に大学院に行った先輩・友人が周囲にいる場合、
その人から過去問の傾向や体験談を聞くのが、非常に有効です。
一方で、
そうしたつながりがない場合も焦る必要はありません。
その場合は、1対1大学院合格塾のように
専門的に看護大学院受験を扱っている専門機関を活用するのが
有効だと言えます。
特にうちの1対1大学院の場合、
マンツーマン対応のため
お忙しい看護師の方でも時間の調整をつけやすいという
特徴があります。
平日・土曜9:00-21:00に授業対応しているため、
例えば「きょうは夜勤前に昼間に講義」
「次回は休日なので朝9:00から講義」
「その次は日勤後19:00から講義」などと
講義時間をフレキシブルに設定できます。
私自身 母と妹が看護師という「看護師一家」のため、
忙しい中キャリア形成に取り組む看護師の方の悩みを
身近に見てきました。
大学院進学したいというあなたの思い、
1対1でサポートしていきます!
まずは体験授業からお気軽にどうぞ!

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なお、私ども1対1大学院合格塾は東京大学大学院・早稲田大学大学院・明治大学大学院・北海道大学大学院など有名大学院・難関大学院への合格実績を豊富に持っています。
体験授業を随時実施していますのでまずはお気軽にご相談ください。
(出願書類の書き方や面接対策のやり方のほか、どの大学院を選べばいいのかというご相談にも対応しています!)
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看護大学院の小論文入試は「何が出るか分からない」と不安に感じる方が多いですが、実は出題は大きく3パターンに整理できます。①看護の専門性を問う問題、②文章を読ませて意見を書かせる問題、③自分の実践や将来像を問う問題です。この3パターンを理解すれば、何を勉強し、どこまで対策すべきかが明確になりますよ!