学術上の言い回しの習得には専門文献・論文の定期的な読書を。

今回のポイント

専門書・論文は定期的に読んで
言い回しを「内面化」しよう!

毛里和子『現代中国 内政と外交』を読み終えました。

さいきん、中国研究の
専門書を読み終えました。

毛里和子先生の
『現代中国 内政と外交』です。

受講生の方に
中国関係の研究をしたい方がいらっしゃる関係で、
私も勉強として拝読した次第です。

中国研究を
実に60年にわたり行ってきた毛里先生が
これまでの中国研究史の整理と
近年における中国研究の成果をコンパクトにまとめた本となっています。

読んでいて
たいへん勉強になりました。

早稲田の学生時代を思い出す。

実は私、この本の著者
毛里和子先生の講演を直接聞いたことがあります。

早稲田の学生時代、
なにかの特別講座で毛里先生が
講演をしているのを直接拝聴したのです。

たいへん知的な講演であった印象が残っています。

客観的かつ学術的な視点からの研究。

こういう専門書を読むと
現代中国に対する客観的かつ学術的な研究となっていて
自分の視野が深まる感じがします。

特に中国については
ネット上では「反中」的な言説が多く、
学術的な内容を読む機会があまりないように感じています。

だからこそ
この読書は私にとって貴重な機会となりました。

久しぶりに
ちゃんとした専門書を「紙」で読み終えた感じがします。

(さいきんは電子書籍で読むことも多いので…)

さて、いまSNSやYouTubeなどで
ちょっと探してみるだけでも
外交関係の意見を述べる投稿が多数あります。

で、こういうのって
内容がけっこう「偏っている」ことも
多いですよね。

だからこそ、一度きちんと専門書を読んでみることが
自分の勉強に役立つように思うのです。

今回のポイント


専門書・論文は定期的に読んで
言い回しを「内面化」しよう!

学術上の言い回し、身につけるには専門文献の通読を!

学術上の言い回しや表現って
日常生活ではほぼ使わないことも多いです。

たとえば「近代思想」や「主体」など、
論文や議論でしか使わない言葉も
多数あります。

こういう言い回しを
自然にできるようになることが
大学院進学では求められています。

ただ、こういう特殊な言い回しって
なかなかできないですよね…。

この手の学術上の言い回しを使えるようになるには
専門書や論文を定期的に読むのが
いちばんはやいです。

学問上の言い回しや発想は
専門書を読んでいないとなかなか
できるようにはならないのです。

なので大学院進学をめざすなら
定期的に専門書や論文を読んでいくことが
必要不可欠と言えます。

…かくいう私も、
専門書や論文を定期的に読み込んでいないと
論文的な言い回しが出てこなくなってしまいがちです。

まず私自身が
定期的に専門書を読み込むのが必要ですね…。

そんなわけで
今回の『現代中国 内政と外交』のような専門書や論文、
定期的に読んでいきたいですね!

ではまた!


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