やることの多さに押しつぶされそうな時に確認すべこと!ShouldとMustを検討せよ!

藤本研一
Digest!
やるべきことが多い時、
まずやるべきはShould(やったほうがよいこと)と
Must(やらないといけないこと)を区別することです。

意外とMustって少ないものです。

そこに集中していくのがポイントとなります。

その上でMustを日々の行動で実践できるよう
行動管理していきましょう!


合格はしたけれど、入ってからが不安…。

「これから先行文献の読了も英語も
 全部やらないといけないので
 正直自信がないです…」



先日、無事大学院に合格なさった
受講生の方と面談を行いました。

うちの塾では大学院合格者の方を対象に
「フォローアップ講義」を無料で実施しています。



この講義の中では
合格したからこそできる
入学までの取り組みのほか
今後の計画立てなどを行っています。


合格したあとスムーズに
大学院入学につなげられるよう
サポートを行っているわけです。


その中で先日お会いした方は
次のように話していました。

「大学院に合格して嬉しい反面、
 ついていけるかどうか、
 勉強が追いつけるか不安です…」

この方が言うには
先行文献の読了や専門分野の学習、
英語学習に研究方の修得と
あれもこれもやらないといけないという思いで
焦っていらっしゃるようでした。



合格なさった直後から
「入学までに学習に取り組まねば…」
と思っていらっしゃる気持ち、
たいへんに素晴らしいことだと思います。


ただ、ヘタに焦ってしまうと
冷静な判断ができなくなります。

最悪の場合
「あれもこれもやろうとしたけど
 すべて中途半端に終ってしまう…」
ということもあるのです。

特に、大量にやることがある場合
手当たり次第に取り組んでいると
途中で気持ちが折れてしまうことがあります。


大量にやるべきことがある場合の対処法


大学院に限らず、
大量にやるべきことがある場合
次の2つを自覚することが必要です。


(1)ShouldのタスクとMustのタスクを明確にする



大学院に入るまでには
大量にタスクが存在します。


このタスクを見ていると
山のようにあり
押しつぶされてしまう人もいるかも知れません。

そんな時に考えるべきは
タスクの分類です。


取り組むべき内容には
Should(やったほうがよい)のタスク
Must(やらないといけない)のタスクの2種類があります。

このうちShouldは大量にありますが、
意外とMustは少ないのです。



Mustのタスクは意外と少ない。

大学院入学後の学習を考えるなら、
Mustにあたるのは次の3つだけです。

①入学に関する準備(職場・家族との調整/入学手続き)
②専門分野に関する基礎的な学習
③研究手法の習得



①は最も重要なタスクです。



これが終わっていないことには
そもそも大学院生活をはじめられないからです。

受かったら職場との勤務調整が必要になる
ケースもありますし、
場合によっては休職申請も必要かもしれません。



また家庭においても家族の理解を勝ち取れるよう
相談・調整が必要でしょう。

その上で入学金の納入や
入学手続書類の提出なども
期限内に行う必要があります。

(うっかり期限を忘れていると
 手遅れになることもあります)

①をやりつつ、②と③を取り組むと
落ち着いて大学院生活を始めることができます。

この②と③を進める際のオススメは
大学院の授業シラバスを調べ、
大学院の授業で教科書として指定されている本を
1冊でいいから読んでおくことです。

大学院の授業で行う内容は
シラバスの形でまとめられています。

ネットを探すと公開されているケースもありますし、
大学院の窓口に行ったらシラバスを
見せてくれるケースもあります。

もし、シラバスを見れない場合は
Amazonなどで評価の高い専門分野の本を
最後まで読んでみるといいでしょう。

可能ならばレジュメを作るように
パソコンで内容をまとめながら読めると
頭の中に知識を入れていくことができます。

英語は必ずしもMustではない

以上がMustの内容になります。



「英語学習」が入っていなかったのは
英語を使う講義を履修しない場合は
別に新たに学習し直す必要がないためです。

(修士論文を英語で書く場合や
 英語文献の講読を行う場合はもちろん学習が必要です)


確かに英語の学習もしたほうがいいですし、
中国語など別の語学も学んだほうがいいかも知れません。


他にも教養を高めるため
あれこれ文学書を読んだほうがいいかも知れませんし、
哲学や思想の本も読んだほうがいいかも知れません。


ですが、こういうShouldに関するタスクは
やらないでもなんとかなるものです。

(論文を書くだけなら日本語で書いた後
 全部をGoogle翻訳にかける、
 ということもできます)


大量のShouldと小数のMustを分類し、
Mustの内容だけに集中する。


それが限られた時間の中で
最大限に効果を発揮するためのヒントとなるのです。

(2)計画を立てて、日々の行動に落とし込む



(1)においてMustを見極めた後は
その内容を日々の行動に落とし込むことが必要です。


つまり、たとえば「入学までに専門分野の知識をつける」と
大雑把に考えるのではなく、

「入学までに毎月1冊ずつ専門分野の本を読むため、
 毎日30ページずつ専門書を読む」

などと日々の具体的な行動目標を
立てていくことです。

「がんばって本を読む!」と目標を立てても
どこまでやれば目標を達成したかが
よくわかりません。

ですが
「毎日30ページずつ専門書を読む」という
目標でしたらどこまで取り組めばいいか
明確になります。


進捗管理は確実に。

可能ならばカレンダーや手帳を用意し、
日々の進捗管理をするといいですね。

この場合ですと
30ページ分本を読んだら
カレンダーや手帳に
大きく◯を付けたりシールを貼ったりするのです。

徐々にカレンダーや手帳に◯なりシールなりが増えてくると
それは自分が成長している証になります。

続いていくと
やる気も出てくるのです。


今回のポイント


やることの多さに押しつぶされそうな時、
ShouldとMustのタスク分けと
日々の行動目標づくりで道が開ける!


仕事にも、キャリアップにも有効!

さあ、今回は大学院合格後
入学までに大量のタスクがある際
どのように取り組めばいいかをご説明いたしました。

(1)ShouldのタスクとMustのタスクを明確にする

(2)計画を立てて、日々の行動に落とし込む


この2つは大学院入学後も役立ちますし、
仕事を進めていく際にも
キャリアアップを考える際にも極めて有効です。

週報コンサル、オススメです!

大事なのはMustを明確にした後、
その行動を日々の行動計画に落とし込むこと、です。

これ、1人でもできなくはないですが
なかなか難しいです。



ついつい挫折をしてしまうことも
あるかも知れません。


そのために私の塾では「週報コンサル」という
サービスをご提供しています。

これは一緒に目標設定を行った後、
「大学院合格」や
「起業」「大学院修了」などの目標を達成するための
日々の行動計画を立て、

毎週その取組ができているか進捗確認し、
アドバイスを受けて取り組んでいくというサービスです。

毎週アドバイスを受けながら取り組むので
無理なく目標達成に向かっていくことができます。

せっかくの自分の人生、
充実して過ごしていくためにも
週報コンサル、ご活用くださいね!

週報コンサルは
 初月税込20,000円・
 2ヶ月目以降税込6,000円で実施しています。
 (詳細はお問い合わせください)



ではまた!


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