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経営者が成功するために必要なことは「勉強」!まずは読書から始めよう
経営を成功させるために必要なことは何でしょうか?
もちろん経験や人脈も重要ですが、私は「勉強」、特に「読書」が欠かせないと考えています。
経営者としての知識や視野を広げることは、日々の経営判断をより的確にし、新たなアイデアを生み出す原動力となるからです。

特に、私のようなサービス業の人間にとってはモノとしての製品を作っていないため、純粋に自分の思考や知識が経営資源となります。
先日私は『さっぽろ産業経済新聞』という札幌の中小企業を元気にする新聞に寄稿させていただきました。
この新聞は、帯広在住時代からお付き合いのある元新聞記者・伊藤寛さんが運営されています。
以前、うちの塾を取材いただきました!!
今回は『さっぽろ産業経済新聞』のコラム「経営に効く1冊」というコーナーにて、私が選んだ書籍を紹介する機会をいただきました!
経営に役立つ一冊を選ぶまでのプロセス〜3冊のうちどれを紹介する?
今回の寄稿でどの本を紹介しようか悩みました。
候補として考えたのは次の3冊です。
- (1)ピーター・ドラッカー『経営者の条件』
- (2)本田勝一『日本語の作文技術』
- (3)佐藤可士和『佐藤可士和の超整理術』
この3冊はどれも私にとって重要な本ですが、最終的には佐藤可士和さんの『佐藤可士和の超整理術』を選びました。
理由は、経営に必要な「シンプルさと本質を見極める力」がこの本に詰まっていたからです。
ピーター・ドラッカーの本もいいなと思ったのですが少しカッコつけすぎだなと思い、あえて選びませんでした。

また、本田勝一さんの『日本語の作文技術』は私の作文指導の原点(というか本書を読んだことがきっかけで起業しました)でもありますが、経営に直接役立つ本ではないと判断し、候補から外しました。

(いずれも名著なので機会があれば読んでみてください!)
シンプルさが生む経営の本質
佐藤可士和さんの『佐藤可士和の超整理術』では、「ものを片付ける」という行動が、単に空間をきれいにするだけでなく、思考や発想の整理にもつながると書かれています。

カバンや机の上、職場というモノを片付ける方法と、情報・思考を整理する方法は全く同一。
その視点が冴えわたる1冊です。
単なる整理術の本を超え、思考整理術・仕事術にまで及ぶ名著となっています。
経営において重要なのは、複雑な事柄の中から本質を見極める力。
何が一番大切かを考え、それ以外のものを切り捨てる。
この考え方は私自身の経営に大きな影響を与えました。
いらないモノを捨て、本質を見極める!
私は現在、社会人の大学院受験専門の塾を経営しています。
この分野に特化しようと決めたのも、「余計なことを省き、最も自分が力を発揮できる分野に集中する」という発想があったからです。

この気づきのきっかけが佐藤可士和さんの本でした。
経営者こそ読書を!
経営に関する知識は経験からだけでなく、良質な書籍からも得られます。
読書は、自分の考えを見直し、新たな視点を得るための最良の方法です。
特に経営者は多忙な中でも、1日30分でも読書の時間を作ることが重要です。
Kindleなどスマホの電子書籍アプリの「読み上げ機能」を使えば移動しながらでも本を読めます。

読書によって得られる知識が、いずれ経営の決断力も高めてくれるはずです!
年末年始こそ!読書で超インプット!
あまり知られていませんが、読書ってめちゃくちゃ「コスパ」がいいです。
セミナーや講義だと何万円もする内容をたった1,000円ほどで学ぶことができます。
ちょっとした時間に読むこともできますし、一流の人の思考を自分にインプットすることもできます。
年末年始というまとまった時間に本を読むことで、来年の飛躍にもつなげることができます。
ぜひ経営の勉強を読書で学んでみてはいかがでしょうか?

『さっぽろ産業経済新聞』のお求めは!
『さっぽろ産業経済新聞』は、札幌の中小企業に向けて役立つ情報を発信している新聞です。
こちらのサイトから購入可能なようです。
(私のコラム記事が載っている号はまだ出ていませんが…)
ご興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいね!
最後になりますが、これからも経営者として成長し続けるために、まずは読書から始めてはいかがでしょうか?

☆起業・経営につながるライティングスキル、こちらで高めませんか?↓

経営者が成功するためには「読書」が不可欠です。
特に佐藤可士和さんの『超整理術』は、思考を整理し経営判断力を高める一冊。
年末年始の時間を活用して読書に励み、知識を深めて新たな視点を得ることで、
来年の経営に役立てませんか?
(…こういう内容を『さっぽろ産業経済新聞』さんに書かせていただきました!)