大学院に行くなら読書会をやろう!フジモトの院生時代から言える読書会の重要性

今回のポイント
せっかく大学院に行くなら
自主的な勉強会・読書会に参加しよう!
自分でも主催してみよう!

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

フジモトの大学院生時代

 

 

今から10年近く前、
私は大学院生として
日々を過ごしていました。

 

修士課程で大学院を出たので
大学院生時代は丸2年間。

 

 

この期間が私の「原点」でもありますし、
私が一番「辛かった」時期もであります。

 

 

「原点」だと思うのは
めちゃくちゃ学問にひたりきり、
真剣にやりきった日々であるということ、です。

 

それこそ朝から晩まで大学にいて、
図書館の「個室」にカギをかけて
資料を読み漁ったものです。

 

 

「辛かった」時期でもあるのは
研究や自分の進路に行き詰まり
先行きが不安になってしまった時期でもある、
ということです。

 

 

何もする気がなくなり、
一人ボーッと自室に引きこもっていた期間も
長くありました。

 

 

完全にうつ状態でした。

 

 

そんな時、
私自身を支えてくれた場がありました。

それが
勉強会です。

 

当時、大学院の授業とは別に
知り合いの院生同士が集まった「読書会」や
自主的な「研究発表」の場が
たくさん行われていました。

 

 

 

私も主催していたものがいくつもありますし、
参加していたものもたくさんあります。

 

 

 

特に、同じようなテーマを研究している仲間との
「読書会」が非常に有意義でした。

 

 

 

毎回集まって
何時間となく議論をしていたのが懐かしいです。

 

 

大学院の授業において
「基本的すぎること」や
「専門的すぎること」って
意外と話すことはできません。

 

ですが、
自主的な読書会の中では
気軽に聞いていくことができます。

 

 

聞くことで
自分も知見を高めることができます。

 

 

また、他の人からの
質問に答えることで

「なるほど、そういうことだったんだ」

説明しつつ気付くことも多くありました。

 

なにより、自分同様
大学院生として日々を送る仲間と過ごしていると、

「ああ、悩んでいるのは自分だけじゃないんだな」

というのが分かってきました。

 

 

それがうつを乗り越える
一つのきっかけともなったのです。

 

 

 

思えば私自身、
大学院時代に正式な授業で学んだこと以上に、

自主的な読書会の場で
勉強したことのほうが多くあるように感じています。

 

 

一緒に勉強会を行った方々の中には
いま研究の第一線で
華々しく活躍している方も多いです。

 

 

私は「研究バリバリ」の道には行きませんでしたが、
ご活躍をみていて

「ホント、貴重なひと時を
勉強会で過ごすことができたなあ…」

という感謝の思いが湧いてきています。

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

せっかく大学院に行くなら
自主的な勉強会・読書会に参加しよう!
自分でも主催してみよう! 

 

 

実は私、大学院に入る前から
こういう読書会・勉強会を
自主的に行っていました。

 

 

大学4年生のころ、
イヴァン・イリイチという研究者の
『脱学校の社会』という本で
毎週読書会をしていました。

 

 

友人と2人で行う読書会。

 

 

毎回、片方が
決められた範囲の内容をパソコンにまとめ、
資料を作ってきます。

 

 

そして当日は喫茶店でランチを食べつつ
その内容を議論していきました。

 

 

2人で行う以上、
2回に1回は自分が発表する番になります。

 

だからこそ、
油断ができません。

 

 

ちなみに
この読書会用に資料を作っていたものが、
そのまま「卒業論文」の一部になりました。

 

卒業論文に使う本を読み終えた後も、
本を変えながら卒業時まで読書会を続けていました。

 

ある意味私は
本来1人で書く卒業論文を
「読書会」の参加者と一緒に
書きあげたことになります。

 

 

しかも、大学4年の夏には
あらかた卒業論文ができていました。

 

 

…いまから思うと読むに耐えない
論文になってしまいましたが、

あの読書会のなかで話し合ったことが
いまの自分の仕事にも生きているように感じます。

(特に、他人の作った資料に
「ダメ出し」するところなんて、
いまと全く同じです 笑)

 

 

また、大学生時代の読書会のおかげで
大学院進学後の学習もスムーズに
進んだように感じます。

 

 

思えば私は大学院生時代
研究への挫折や
進路の見えなさで「うつ」になりました。

そこから出るきっかけになったのも
読書会でのつながった方からの声掛けでした。

 

 

まとめ 大学に行くなら読書会を!

 

この経験からわかることが3つあります。

 

(1)大学院に入る前から
読書会を行っておくと
大学院に行く準備が出来るということ

(2)大学院時代に
読書会を行っておくと、
研究が進みやすくなるということ

(3)読書会でのつながりが、
大学院進学後の「うつ」を軽減させてくれたこと 

 

 

こういう意味でも
「読書会」(勉強会)って
ホント貴重な場だったなあ、と実感しているのです。

 

 

私の講義は読書会スタイル

 

 

…実は、「社会人のための大学院合格請負人」を
名乗っている私の講義も、
院生時代の「読書会」形式に近いです。

 

 

人によっては毎回本の範囲を指定し、
その内容を受講生・私がともに読んできます。

 

 

その内容をまとめた資料を作ってもらい、
その内容にコメントしていく。

 

 

そんな流れの授業を行っています。

 

 

こうする場合、
受講生の方は
毎回資料を作る必要があります。

 

まとめる中で
その学問に対する知識が深まります。

 

 

それだけでなく、
私の質問に答えることで
大学院の入試面接や
入ってからの授業の練習にもなります。

 

 

その上、
私も本を読む必要があるため
私の勉強にもなります。

 

 

正直、教える側である私の負担も
ハンパないです。

 

 

…私の塾は受講生だけでなく
教える「私」自身が勉強を余儀なくされるという
「変わった」場所となっています。

 

 

今週も、

言語聴覚士に関する本・
三島由紀夫の小説・
心理学に関する書籍・
看護論文の書き方資料などを
受講生の講義用に読破しました。

 

地味に大変です。

 

そのため担当できる受講生数に限りがありますが、
だからこそ
その方に寄り添った講義を
提供していきたいと思っています!

 

 

ではまた!


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