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社会人が自分に合った大学院を選ぶポイント
「社会人としてさらにキャリアアップしたい…」
「リスキリングして、今後も必要とされる人材でいたい…」
そう考える方も多いのではないでしょうか?
社会人としてキャリアアップしたりリスキリングをしたりするには大学院進学が役立ちます。
大学院進学によって専門知識を身につけることは今後のあなたの成長に直結しているのです。
特に「キャリアを積みながら、大学院でさらなる専門知識を身につけたい」「今の仕事をステップアップさせるために、学び直しが必要だ」と感じる方にとって、大学院進学は大きな一歩となります。

ですが、いざ大学院に進学しようと思っても、どの大学院や専攻を選ぶべきか、どのように選ぶと良いのか悩むことも多いかもしれません。
この記事では「社会人が自分に合った大学院を選ぶポイント」について具体的にお伝えします。
1. 自分の仕事に関係するものにする
社会人が大学院を選ぶ際の第一のポイントは、自分の仕事に直接関係する専攻を選ぶことです。これにより、学びがすぐに実務に活かせるため、キャリアアップやスキル向上につながりやすくなります。
たとえば、ITエンジニアが「データサイエンス」や「AI・機械学習」に関する大学院を選ぶことで、最新技術を学びながら職場でも応用できます。
また、営業やマーケティング職の方が「MBAコース」に進むことで、戦略的思考やリーダーシップを強化できるでしょう。

逆に、今の仕事と直接関係がない専攻を選ぶと、学んだ知識やスキルを日常の業務に反映させるのが難しくなり、転職やキャリアチェンジを考える必要が出てくるかもしれません。
そのため、まずは「自分が今の仕事で不足しているスキルは何か」「将来どのようなポジションに就きたいか」を考え、それに合った専攻を選ぶことが重要です。
2. 研究系の大学院か、専門職大学院かを検討する
大学院には大きく分けて研究系大学院と専門職大学院の2種類があります。
それぞれの特徴と選び方を理解することで、自分に最適な選択ができます。
研究系大学院
- 研究者や大学教員を目指す方に適しています。
- 基礎的な研究に深く取り組むことが求められ、論文の執筆や研究成果の発表が主な活動です。
- 「この分野の専門家になりたい」「将来的に大学で教鞭を取りたい」「研究職としてキャリアを積みたい」という人は、研究系の大学院が向いています。

専門職大学院
- 実務に直結したスキルや知識を学びたい方に適しています。
- MBA(経営管理修士)や法科大学院、アカウンティングスクール(会計)などがあり、特定の職業スキルを高めるための実践的なカリキュラムが組まれています。
- 「現在の仕事で即戦力になる知識を学びたい」「マネジメントやリーダーシップを身につけたい」という方は専門職大学院がおすすめです。

自分の将来のキャリアプランを見据え、どちらのタイプの大学院がより目的に合っているのかを考えて選びましょう。
3. かかる費用・通学時間・通学方法を調べる
社会人として大学院に通うとなると、学費や通学時間も重要な選択基準となります。
仕事を続けながら通学する場合、いかにして学びの負担を軽減するかが鍵となります。
学費
大学院の学費は、専攻や大学によって異なります。
特に専門職大学院や海外の大学院は高額な場合もあるので、事前にどのくらいの費用がかかるかを確認しておきましょう。
また、奨学金や学費補助制度がある場合は、積極的に活用するのも良いでしょう。

通学時間
仕事終わりに通学する場合、あまりにも遠いと続けるのが難しくなります。
オンライン講義を提供している大学院も増えているので、仕事と学業を両立しやすいスタイルを選ぶことがポイントです。
なお、仕事をしながら大学院に通う場合、職場-家-大学院をつなぐ三角形の面積をいかに小さくするか考えるのがポイントです。
職住近接だけでなく、ここに大学院を加えた「職住学近接」を目指すのもいいですね!
通学方法
通学しやすい時間帯に授業が組まれているか、夜間や週末に授業があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
オンライン受講可能なら移動に時間を掛けることなく学習できるので時間の有効活用になります。
4. 学校説明会やオープンクラスに参加し実際の雰囲気を見てみる
実際に大学院の雰囲気を確認することも役立ちます。

学校説明会やオープンクラスに参加することで、教授や学生の雰囲気、授業のスタイル、施設の使いやすさなどを肌で感じることができます。
説明会に参加すると、自分が学びたい内容に沿ったカリキュラムがあるかどうか、サポート体制が整っているかなどを直接確認できます。
参加者を見ることでどういう人がその大学院に通っているかイメージできます。
それにより進学後のミスマッチを防ぐことができます。
また、説明会で教授に直接質問することで、入学後の研究内容についても具体的にイメージが湧くでしょう。
5. OB・OGが周りにいれば話を聞いてみる
進学を考えている大学院のOB・OGと知り合いの場合、直接話を聞いてみることもおすすめです。
彼らの実体験を通じて、カリキュラムの内容や学びの質、学業と仕事の両立の難易度、卒業後のキャリアなどについてリアルな意見を得ることができます。
SNSやネットワークイベントなどを通じて積極的にOB・OGにアプローチし、疑問点を解消しておくと安心です。
ネット上で感想や意見を聞いてみるのもアリですが、実際に話を聞いたほうがより具体的な情報が手に入れることができます。
結論。自分に合った大学院選びで、キャリアのステップアップを!
社会人が大学院進学を目指す際には、自分のキャリアに最も役立つ専攻を選ぶことが重要です。

自分の仕事に直結する内容を学べる専攻を選び、学費や通学の条件も考慮しながら、慎重に選びましょう。
また、進学前に学校説明会やOB・OGとの交流を通じて具体的な情報を得ることで失敗のリスクを減らすことができます。
これからのキャリアアップを目指している方は、ぜひこの記事のポイントをもとに自分に最適な大学院を見つけてください!

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社会人が自分に合った大学院を選ぶには、仕事に関係する専攻を選び、学費や通学時間、研究系か専門職大学院かも確認することが大切です。OB・OGや説明会の情報も参考に、最適な学びの場を見つけましょう!